ブログ ウェイド ブルズ

Published on 7月 8th, 2016 | by Tunaパスタ

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D.ウェイド、マイアミを離れシカゴへ

2016年のFAは、サプライズだらけだ。

The Verticleによると、ドウェイン・ウェイドがマイアミ・ヒートから移籍する決断をし、現地6日に出身地のチームであるシカゴ・ブルズと2年/4750万ドルの契約で合意(2年目がオプション)。ケビン・デュラントに続いて、まさかウェイドまで長年プレーしたチームを離れることになることになるとは…。

「簡単な決断ではなかったが、僕自身と家族にとって正しい選択をしたと思っている」、ウェイドはAP通信にあてた声明文でそう綴った。

「ブルズを見ながら育ったことは、バスケットボール選手になる夢を追うためのインスピレーションを、幼かった僕に与えてくれた。僕の最も大切な思い出は、フェルミ・ハイスクールのコートで父親がプレーするのを眺めていたこと、そしてブルー・アイランド・レクリエーション・センターで練習に打ち込んだことだ。自分のルーツを忘れたことは一度もない。そして、僕のバスケットボール愛に最初に火を灯してくれたチームでプレーするチャンスを手にできて、ありがたく思っている」

2003年のドラフト全体5位指名でヒートに入団したウェイドは、ルーキーシーズンからチームをプレーオフに導くなど、デビューすぐから頭角を現し、13シーズンで23.7得点、5.8アシスト、4.8リバウンドを平均。12年連続のオールスター選出を果たしたほか、2006年にはシャキール・オニールと共にヒートを初優勝に導いてファイナルMVPを受賞、ビッグスリー時代の2010~2014年では4年連続ファイナル進出、NBA2連覇を達成するなど、チームのスーパースターとして輝かしいキャリアを送ってきた。

現時点でウェイドは、通算得点、アシスト、スティールの3項目でヒートのフランチャイズ最多記録を保持している。

▼ウェイドの通算スタッツと球団2位との差

▼D.ウェイド、2006ファイナル第5戦

ずっと球団の顔であり続けたウェイドだが、これまでに年棒がチーム最多だったことは1度もない。キャリア前半はシャキール・オニールやジャーメイン・オニール、2010年以降はレブロン・ジェイムスやクリス・ボッシュと、常に他の誰かがウェイドのサラリーを上回っており、フランチャイズ史上最もチームに貢献したプレーヤーでありながら、契約に関してはいつも2番手だった。

2014年には、ビッグスリー存続のため、2年/4200万ドルの高額契約をオプトアウトしたウェイドだったが、レブロンを引き留めることができず、その年は最終的に2年/3110万ドルの約25%ペイカットで残留合意。その一方で、ヒートはボッシュに5年/1億1800万ドルのマックスオファーを与えた。

今年のFAでも、チームはハッサン・ホワイトサイドとのマックス契約、さらにケビン・デュラントとの交渉を最優先し、ウェイドを後回しにした。報道によると、ヒートは最初、1年/1000万ドルでの再契約を提示したという。その後、2年/4000万ドルにまで額を引き上げたが、ウェイドは最初の低額オファーで愛想を尽かしてしまったのかもしれない。

とにかくこれで、ウェイドはロンド&バトラーとトリオを組むことになったわけだが、ブルズは一体どこに向かっているのか…?それぞれトップクラスの選手だが、3人ともボールを持たせてこそ活きるタイプなので、あまり上手くフィットするとは思えない。ホイバーグHCのペース&スペース・システムや、デリック・ローズ放出後に「チームを若返らせたい」としたガー・フォアマンGMの計画と、かなりズレが生じてきた気がする。

なおブルズは、ウェイド用のキャップスペース確保のため、フォワードのマイク・ダンリービーをキャブスに、ポイントガードのホセ・カルデロンをレイカーズにそれぞれトレード放出した。

Image by Keith Allison

参考記事:「Yahoo Sports

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About the Author

いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • PANTA

    ローズ、KDに続いての電撃移籍。
    多くのチームが大きく形を変えて、早くも来季が楽しみで仕方がありません。
    ヒートはスター級の出入りが激しかったとはいえ大きなミスでしたね。なんだかウェイドが可哀想に感じました。
    シカゴは流行に反してスリーの少ないチームになりそうな予感がします。

  • MJ32

    何処の誰のコメントを見ても今オフのブルズの動きに賛同する人はほぼ皆無ですね。シカゴの人間として私は優勝なんてこれぽっちも期待してませんし、出来るだけ多くの好プレイ好ゲームを見れればいいです。大好きなウェイドが少なくとも1年間ブルズのユニフォームを着て、願わくば往年のモチベーションを取り戻してチームを引っ張ってってくれればなーと思っています。
    ジミーのスティールからロンドにボールが渡り、ウィングをウェイドとジミーが走っている、3Pラインにはダグが、と想像するとちょっとワクワクします。

  • DW

    NBAを見始めた6〜7年前、ウェイドが一番好きな選手になり、ヒートを応援するようになりました。
    今回の移籍は非常に残念です。
    シカゴの今夏の動きはあまり好きではないですし、来季からどこを応援するか悩んでしまいます。

  • 36s

    本当にかわいそうですよね。
    大きな離脱もなくFMVPもとって間違いなくヒートの顔だったのに。
    チームから足元みられてキレるのも仕方ないと思います。
    POでの活躍をみると数少ないフランチャイズプレイヤーになれたんですけどね。
    マイアミは野球も契約にはシビアなんでもともとそういった地域なんでしょう。

  • fum

    NCAAからずっとWadeを応援しつづけておりました。HEAT、何してくれちゃったの?という感想です。WadeがChicagoでも活躍するよう、祈ります。

  • ケンタブー

    Oh…

    正直デュラントよりは移籍はわかりやすかったように思えます。
    本人も口にしている通りシカゴ出身ですし、
    逆に1年前に動いていてもおかしくはないとも思っていました。
    ウェイドほどのフランチャイズプレイヤーがよく減給を飲むな…、と。
    ノヴィツキーの歳で減給を飲むのとは訳が違いますからね。
    キャップが理由でシカゴには行けないから一年待ったとも思えます。
    ヒートはボッシュも復帰が悲観的ですし、新たな形を模索する一年になりそうですね。

    ウェイド本人は地元のチームでキャリアを終えられることに喜びをもってもらえれば…、
    でなければあまりに報われない!

    今年も赤いチームは波乱だらけだ(_ _)

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