ブログ ハック戦術 コービー

Published on 2月 19th, 2016 | by Tunaパスタ

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コービー、ハック戦術に関するルール変更について「フリースローが苦手な選手を保護すべきではない」

シュートの苦手な選手にオフボールで故意にファウルして、繰り返しフリースローを打たせる「ハック・ア・○○」。この戦術に関しては、「試合がつまらなくなる」「バスケットボールのプレーじゃない」といった批判がメディアやファンたちの間でたくさん上がっており、NBAコミッショナーのアダム・シルバーも最近の会見で「何らかの変更が必要だと感じ始めている」とルールチェンジに前向きな姿勢を示した。

その一方で、「フリースローを決められない数名の選手のためにわざわざルールを変える必要はない」という意見もある。ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントもその考え方を持つ1人だ。

「フリースローが苦手だからといって、その選手たちを保護するべきじゃない。僕たちはフリースローを決めるために大金を貰っているんだ。(ルール変更は)悪い慣例を残してしまうと思う。僕ならば変更しない」
– コービー・ブライアント

コービーは、ルールを改正してしまうことで「子供たちに悪い手本を示すことになるだろう」と語った。

USA Todayによると、ハック戦術の使用回数は大幅な増加傾向にあり、今季は12月中盤の時点ですでに昨季の合計164回を超え、オールスターブレイク前で300回に届きそうだったとのこと。そのうちの約69%が、クリッパーズのデアンドレ・ジョーダン、ロケッツのドワイト・ハワード、ピストンズのアンドレ・ドラモンドに対するインテンショナルファウルだという(デアンドレが全体の34%)。

プレーヤー FT/FTA FT成功率
アンドレ・ドラモンド 145/413 35.1%
デアンドレ・ジョーダン 173/409 42.3%
ドワイト・ハワード 167/314 53.2%

▼11月30日POR戦、デアンドレ・ジョーダンのFTミス22本

ハックを多用するスパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、同戦術について「好きではない」としながらも、やめるつもりはないとコメントしている。

「美しいものではないが、私は使っていくつもりだ。もしこれ以上やらないでほしいのであれば、フリースリーの打ち方を学んでくれ」
– グレッグ・ポポビッチ

またハック戦術の主なターゲットとなっているクリッパーズのドック・リバースHCも、ポポビッチHCとほぼ同じ見方だ。

「ハック戦術がリーグにとって良いことかと言われればわからない。しかしルール上で問題がないのであればやるべきだ。私もハックは好きじゃない。だが禁止だと言われるまで使っていくつもりだ」
– ドック・リバース

参考記事:「Chicago Tribune

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • Tora

    ハイスコア化がハック増を招いてるんですかね。ポゼッションあたりの得点も伸びてるだろうし。。。
    時代に合わせてメジャースポーツであり続けるためにルール変更も必要で、リーグ運営の観点からしたら禁止したくなるんでしょうね。
    日本の1and1ルールよりはマシだと思います笑
    正解はない気がしますが

    • USA Todayの記事によると、チームがハックを使った時間帯のポゼッションあたりの失点は平均0.82点で、今季リーグ守備1位のスパーズの平均(0.96点)よりも良いみたいです。ただハックを使うとファーストブレイクチャンスがほぼゼロになり、点を取りにくくなるので、実際にどれほど効果的なのかはわかりませんが。とりあえず負けている状態のチームが仕掛ける例が圧倒的に多いみたいです。

      いずれにせよ、ファンやリーグの立場としてはあまり面白くないかもですね。

  • 綿

    私もルール変更には賛成出来ないですね。
    確かにハック戦略はゲームスピードを落としていますけど、ゲームバランスを崩壊させる程ではないので、現状では保留で良いと思います。

    • 私もルールを変える必要ないと思います。

  • しょー

    デアンドレを抱えるドック・リバースHCも改定を反対してるのは潔いですね!苦手な数名を守るためのルール改定はこれからプロを目指す子供達にもよくないです。コービーはホントに将来までみて、プロでお金をもらってることに責任を持ってますね。

    • 私もコービーの意見に賛成です。すべての選手がせめて6割の確率で決められるようになれば、自然にハックは無くなるはずですし。

  • アン

    あってもいいですけど、せめて回数とかで制限してほしいですね笑
    あまりに連続でずっーとやられると見るに耐えないのは事実ですし、NBAはあくまで興行ですからね、、
    プレイヤーと経営者の視点では相容れないところだとは思いますが。。

    • 回数を制限するのも1つの解決策かもしれませんね。特定の回数以降はスリースローかポゼッションを選ばせるようにするみたいな。
      個人的には変更しなくてもいいかなと思っていますが、おっしゃる通りNBAはあくまでエンターテイメントだということを考えれば、決定権はファン獲得を最重視するオーナーたちなので、近いうちに何らかのルール改正があるかもですね。

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