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ブログ ポール・ジョージ フローター

Published on 2月 24th, 2019 | by Tunaパスタ

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ポール・ジョージが2OT残り0.8秒に逆転フローター

NBAでは現地22日、昨季ウェストプレイオフ1回戦のマッチアップだったオクラホマシティ・サンダーとユタ・ジャズがチェサピーク・エナジー・アリーナで対決。ダブル・オーバータイムに及ぶ大接戦の末、ホームチームのサンダーが148-147で劇的な勝利をものにした。

この日の試合は、第2OT残り1分10秒にルディ・ゴベアのフリースローでジャズがリードを奪取すると、そこから両チームとも得点がないまま60秒が経過。その時点でラッセル・ウェストブルックがすでにファウルアウトしていたサンダーは、残り時間10秒でディフェンスリバウンドを確保すると、残っていたタイムアウトを使用せず、絶好調だったポール・ジョージにラストショットを託す。

ジョージはこの試合で45得点、9リバウンド、7アシストをマーク。シーズン成績を38勝20敗としたサンダーは他に、ウェストブルックが43得点、15リバウンド、8アシストをあげた。

ESPNによると、チームメイトが同じ試合でそれぞれ40得点以上を記録するのは、マイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペン、ウェストブルックとケビン・デュラント、カール・アンソニー・タウンズとアンドリュー・ウィギンスに次いで、過去25年のNBAで4組目だという。

一方で敗れたジャズは、ドノバン・ミッチェルがチームハイ38得点、ゴベアが26得点/16リバウンドで奮闘。なお同日には、スパーズがラプターズに敗北し、クリッパーズがグリズリーズに勝利したことにより、ウェスト6位~8位の3チームが33勝27敗で並んだ。

▼OTの死闘

2018-19MVPレース

2018-19シーズンも残すところあと20数試合と佳境に入ったが、今年のMVPレースの行方が全く予想できない。

ジェイムス・ハーデンは1986-87シーズンのマイケル・ジョーダン以降で最多となる36.5得点を平均中。ヤニス・アデトクンボは27.2得点、12.7リバウンド、6アシストと圧巻のオールラウンドパフォーマンスで、バックスをリーグ首位の44勝14敗へと牽引している。

1月半ばあたりまではアデトクンボとハーデンの一騎打ちになるかと思われたが、そこからポール・ジョージが一気にペースを上げ、現時点で2人にほぼ並んでいる印象。

今季のジョージは57試合でリーグ2位の28.9得点、8.0リバウンド、4.2アシスト、2.3スティールを平均。得点/リバウンド/アシスト/スティールはいずれもキャリアハイで、さらに守備面でも今季DPOY候補の一人に数えられる大活躍だ。

特に今年に入ってからは、ハーデンにも引けを取らないパフォーマンスを見せており、1月からの22試合では平均33.0得点、スリー成功率43%を記録。毎試合で敵チームのベストウィングプレイヤーをガードしながら、オフェンスでこれだけの数字を残せるのは本当に凄い。

なお今季のサンダーは、ジョージがオンの時にネットレーティング(100ポゼッション当たりの得失点差)で+10.1点を記録しているが、ジョージがオフの時は-10.7点に大転落する。

つまり今季サンダーは、ジョージがフロアにいれば対戦相手を10点差以上で圧倒する超強豪チームだが、ジョージがベンチに下がるとキャブスやニックスレベルのチームになる。例えウェストブルックがフロアにいても、ジョージがいないラインアップは上手く機能していない。

フロアにいるかいないかで20点以上の影響を与えるスター選手は他にいない。完全なワンマンチームとされていた2年前のサンダーでも、ウェストブルックのオン/オフでここまでの差はなかった。

この数字だけを見れば、ジョージこそMost Valuable(チームにとって最も価値のある)な選手だと言えるかもしれない。ただ今季バックスは選手層があまりにも厚く、どのラインアップでも得失点差で+を維持する力を持っているので、ネットレーティングのオンオフでMVPを決めるのはアデトクンボに対してフェアではないが…。

今季のMVPレースは、ウェストブルック、ハーデン、カワイ・レナードの3選手が最後まで争っていた2年前に展開が似ている気がする。決着はもちろん今後のパフォーマンス次第だが、もしシーズンが今日終わったならば、誰がMVPに相応しいだろう?

従来の選考基準なら、リーグ首位チームのベストプレイヤーで、十分すぎるスタッツを記録しているアデトクンボが最有力か。その一方で、個人の成績を重要視するならば最もインパクト大なのはハーデンだろう。2年前のウェストブルックのように、下位シードチームの選手がMVPに輝いたケースも過去に何度かある。

現時点でジョージは、チーム成績と個人スタッツの面でちょうどアデトクンボとハーデンの中間といったところ。今後のパフォーマンス次第では、マイケル・ジョーダンとアキーム・オラジュワンに次いで、史上3人目となる同シーズンのMVP/DPOY2冠達成者が誕生するかもしれない。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



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