ブログ ピストンズ 7連勝

Published on 1月 8th, 2015 | by Tunaパスタ

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ピストンズが2008-09シーズン以来初の7連勝!!

現地7日、デトロイト・ピストンズがダラス・マーベリックスとの試合で1度もリードを奪われることなく勝利。6日のスパーズ戦に続いて、ウェストの強豪チームをバック・トゥ・バックで破り、年末からの連勝記録を7に伸ばした。

試合は残り時間8分でマブスが4点差まで詰め寄ったものの、その直後にピストンズは控えPGのDJ・オーガスティンが2連続でスリーポイントを沈め、リードを10点に拡大。そこからは基本的に二桁台の点差を保ったまま、108対95でホームチームのマブスに快勝した。

Q1 Q2 Q3 Q4
DET 31 23 20 34 108
DAL 26 23 19 27 95

▼オーガスティン&モンローのハイライト

第4Qだけで17得点の大活躍をみせたオーガスティンは、22分の出場時間で26得点を記録。グレッグ・モンローはゲームハイの27得点、18リバウンドのモンスターダブルダブルをマークしている。他には、センターのアンドレ・ドラモンドが19リバウンドを獲得。この日のピストンズは、60-43で圧倒的にマブスをアウトリバウンドした。

ピストンズが7連勝を達成したのは、テイショーン・プリンスやラシード・ウォレスがロスターにいた2009年1月以来となる。

新生ピストンズ

今シーズンを5勝23敗の超低空飛行でスタートさせたピストンズだが、12月22日にフォワードのジョシュ・スミスを解雇して以来、まるで見違えるほどのチームに生まれ変わった。誰も自分勝手なプレーをしようとせず、ボールがよく回り、なによりもチームに活気があふれている。

スミス解雇後の7試合だけをみると、ピストンズは「100ポゼッションあたりの得点(OffRtg)」でリーグ2位となる111.5を記録。さらに「100ポゼッションあたりの失点(DefRtg)」はリーグ1位の守備力となる94.3だ。スミス解雇前はどちらもリーグのワースト10に入っていたピストンズのオフェンス/ディフェンス効率は飛躍的に改善された。

▼スミス解雇前/後のオフェンス/ディフェンス比較

OffRtg DefRtg NetRtg
解雇前
28試合
97.6 105.8 -8.2
解雇後
7試合
111.5 94.3 +17.2

※NetRtg=100ポゼッションあたりの得失点差(OffRtg – DefRtg)

スミスの解雇で100ポゼッションあたりの得失点差が+25ポイント以上スイング…。タレントをプラスするのではなく、マイナスしたことでここまでの効果が現れるとは正直驚きだ。しかもその間にスパーズとマブスを敵地で下している。まだまだサンプルサイズが少ないとはいえ、これは無視できる数字じゃない。

以前のピストンズでシュート本数が最も多かったのは、FG成功率が39%のスミスだった(1試合平均14アテンプト)。スミスがいなくなったことで、ボールが本来あるべきプレーメーカー(ブランドン・ジェニングスとDJ・オーガスティン)の手に渡り、それに伴い2人のパフォーマンスも向上している。

▼スミスあり/なしのピストンズPGスタッツ

ジェニングス 得点 FG% FGA
スミスあり 12.6 36.8% 11.5
スミスなし 19.3 48.7% 16.1
オーガスティン 得点 FG% FGA
スミスあり 10.7 35.4% 7.4
スミスなし 11.6 47.8% 9.6

※FGA=平均フィールドゴール・アテンプト数

ただし、ピストンズ躍進の理由はスミスの解雇だけではない。最も大きいのは、ジョディー・ミークスの完全復帰でチームのアウトサイドシュートが改善したこと(スリー成功率33.1%→37.2%)。それによりオフェンスのスペーシングが拡大され、ガードのドライブやモンローのポストアップ、ドラモンドのピック&ロールなどを効果的に利用するためのスペースが生まれるようになった。

▼ジョディー・ミークス、マジック戦ハイライト

▼アンドレ・ドラモンド、スパーズ戦ハイライト

現在ピストンズは12勝23敗でイースト12位。8位のヒートとはわずか3ゲーム差で、プレイオフ進出を十分に狙えるポジションにつけている。今のペースがずっと続くとは思わないが、この先ピストンズが昨季ラプターズのような躍進を遂げられるか注目したい。

データ via NBA.com/stats

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • kitsu

    いつかの管理人さんの、返信でピストンズは持ち直すと思いますと仰っていたのが現実になりましたね。
    結果論になりますが、夏の時点でスミスを放出しておけばモンローとの契約もうまくいってチームもいい流れだったのかななんて考えてしまったりもします。

    あとは結構何でも自分でやりたいタイプのPGのジェニングスがボールをもっと回せるようになると、インサイドが強いだけにもっとよくなると思うんですが…ジェニングスからの無茶なアリウープパスが少し気になりますね笑
    スパーズ戦を見てて思ったのがDJオーガスティンという爆発力のあるフローターの上手な点取り屋がいて、ドラモンドとモンローのおかげでリバウンドが強いのでジェニングスが辛抱強くなって、バトラー、ミークスなどのシューターが外を固めてくれれば、ここから大逆転でプレーオフも、なんて考えてます笑

    さすがにスパーズ、マブスに連勝は出来すぎですが、この勢いを定着させてほしいです。

    別件ですが、今年はバックスも見てて面白いです。
    パーカーが今季絶望なのは残念ですが…去年のサンズみたいになってくれると盛り上がると思います。最優秀HC賞にキッド、MIPにナイト、新人王にパーカーみたいな。さすがに出来すぎですが。笑
    同じディヴィジョンだけに直に応援も微妙ですが頑張ってほしいと思ってます。

    • ピストンズが生まれ変わりましたね。正直驚きです(笑)続くATL、BKNも良かったですね。何より、見ていて楽しいチームになりました。

      スミスの解雇については、トレードするなり、もう少しやり方があったのではと思いました。どの道キャップスペースが締め付けられるわけですし。ただ、もしかするとこのタイミングだったからこそ、これほど効果があったのかもしれません。
      ショック療法というか、チームの中心選手がこんな感じでクビにされたことはほぼ前例がありませんからね…。見せしめじゃありませんが、特にジェニングスなんかは「次は我が身」と心が引き締まったのかななんて思ったりします。
      とにかくこれでイーストのプレイオフレースが一段と面白くなりました!

      バックスもいいですね。アデトクンボのプレーが大好きです。パーカーといい、サンダースといい、チームのフルポテンシャルが見れないのはやはり残念ですね。特にパーカーには1年目からプレイオフを経験してほしかったです…

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