ブログ スパーズ ロケッツ 第6戦

Published on 5月 13th, 2017 | by Tunaパスタ

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スパーズがウェスタンカンファレンスファイナル進出

サンアントニオ・スパーズが現地11日、トヨタセンターで行われたヒューストン・ロケッツとの第6戦に114-75の大差で勝利。2014年のチャンピオンシップラン以来3年ぶりとなるウェスト決勝進出を果たした。

トニー・パーカーに加え、エースのカワイ・レナードが足首の負傷で欠場と、不安要素だらけで第6戦に臨んだスパーズは、ここまでやや存在感の薄かったラマーカス・オルドリッジがついに大爆発し、今季自己ベストのスコアリング・パフォーマンスでチームを引っ張った。

さらにスパーズは、レナードの代わりに先発出場したジョナサン・シモンズやパティ・ミルズ、パウ・ガソルらも序盤からステップアップし、最初のピリオドを31-24で上回ると、第2Q序盤にジェイムス・ハーデンがベンチに下がった隙に13-2のランを仕掛けて、一気に主導権を掌握。デイビッド・リーが5番、カイル・アンダーソンが4番のセカンドユニット・ラインアップでは、2014年スパーズを彷彿させる見事なドライブ&キックのボールムーブメントを披露した。

後半に入ってからも、ロケッツに反撃のチャンスを一切与えることなくペースを支配し、第4Qにはリードを最大で42点にまで拡大。攻守の要であるレナード不在の中、敵地で予想外の大圧勝を収めてシリーズを終わらせた。

スパーズは、オルドリッジがシーズンハイの34得点、12リバウンド(5オフェンスリバウンド)、FG成功率61.5%を記録。第5戦まではややアグレッシブさに欠け、なかなかショットのリズムを掴めないでいたが、ロケッツに自分をガードできる選手がいないということをようやく思い出したようで、この日はポストでボールを受けてから躊躇することなくミスマッチを攻める力強いプレイでロケッツのインサイドを圧倒した。

他には、シモンズがプレーオフ自己ベストの18得点/4アシスト、ミルズが14得点/7アシスト、グリーンとガソルがそれぞれ10得点をマーク。ルーキーのデジョンテ・マレーも24分の出場でオールラウンドな活躍を見せ、11得点、10リバウンド、5アシストをあげている。

チーム全体では、スリーがあまり決まらなかったものの、ボールを動かしながらミドルレンジとインサイドを高確率で沈め、FG成功率53.1%、32アシストを記録。守備では、スリーポイントラインを上手く守りつつ、ガソルとオルドリッジがインサイドを固め、ロケッツのペイントエリア得点をわずか18点に抑えた。

▼シモンズ

▼アンダーソン×マレー

https://twitter.com/spurs/status/862846409824813057

グレッグ・ポポビッチHC指揮下のスパーズがプレーオフシリーズでロケッツを破ったのは今回が初。またオルドリッジにとっては、11年のキャリアで初のカンファレンスファイナル進出だ。

レナード不在のチャンスをものにできなかったロケッツは、トレバー・アリーザが20得点、クリント・カペラが9本のフリースローを沈めて15得点、12リバウンドのダブルダブルを獲得。その一方で、ジェイムス・ハーデンは36分の出場でFG11本中2本成功の10得点、7アシスト、6ターンオーバーに終わっている。とにかく序盤からプレイにいつものキレがなく、トランジションではガソルやリーに走り負けするようなシーンさえあった。

なおロケッツにとって、この日のスコア75点は、ハーデン移籍以降の5シーズンで球団ワースト2位の記録となる(レギュラーシーズンの試合も含む)。

スパーズはカンファレンスファイナルでポストシーズン無敗のウォリアーズと対戦。シリーズ第1戦は現地14日にオラクルアリーナで行われる。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • ケンタブー

    ポストシーズンに入ると、やはり勝負強さが違ってきますね。
    エースと司令塔を欠いた中でロケッツに競り勝ったのは大きな意味を持つと思います。
    Tunaさんもおっしゃっている通り、ラマーがオールスタークラスであることを思い出したような活躍ぶり。嬉しい!
    インサイドを攻め立てるラマーが出てくると、相手はなかなか止められないですよね。
    驚くようなショットやアシストを魅せるプレイヤーではありませんが、ラマーや先日のホーフォードのように、やはり現代バスケットにおいてもインサイドの大切さは変わらないと思います。

    CFはどんなバスケットをするのか…、

    • レナード欠場が決まって、第7戦を覚悟していましたが、まさかの大勝利でした!
      オルドリッジはポートランド時代のような支配力でしたね。決断力が素晴らしかったと思います。これまではポストでボールを受けてからのアクションが遅く、中途半端にダブルチームを引きつけてターンアラウンド・フェイダウェイをミスするか、時間を無駄にしてガードにボールを戻すみたいな場面が多かったですが、この日はインサイド・ピボットからすぐにジャンプショットを打ったり、ミスマッチがあれば躊躇なく力で攻めたりと、アグレッシブでした。このリズムをキープできれば、ウォリアーズとのシリーズも面白くなりそうですね。

      • ケンタブー

        少し前の記事でも仰っていましたが、チームや仲間のピンチになるとインサイド勝負が増える傾向のようですね。
        ウォリアーズのトータルしたディフェンス力は言わずもがな、歴代屈指だと感じますが、
        全開のラマーや、敗退していますがペリカンズのツインタワーのような支配力のあるインサイドに対抗しうる選手がいるのか。そういう対決になってくれると楽しみが増えます。

        ロケッツは敗れてしまいましたが、今期はハーデン頑張りましたね。流石にガス欠気味だったんでしょうか…。
        ロケッツのバックコートは現役の中では秀逸なクレバーさを持っていると思うので、来期も期待したいです。ただロスターに手を加える必要はありそうです。

  • SW

    ハーデンが酷すぎでしたね。これでMVP受賞の茶番がみたいです〜(^_−)−☆←ってしつこいですね(笑)
    ラスもそうですが、結局チームとしての完成度がプレイオフではもろにでますね。
    あと、レナード大丈夫ですかね???どうせウォリアーズとやるなら万全な状態でプレーして粉砕されてほしいです!(^_−)−☆

    • ハーデンはどうしちゃったんでしょうね?あれほどの選手が、シーズンのかかった試合で何もできなかったのは本当に驚きです。ボール運びや守備への戻りもスローで、第5戦OTで出ていた悪い部分がそのまま第6戦まで引き継がれてしまったような感じでした。

  • YusukeIndia

    スパーズ勝利おめでとうございます!
    tunaさんも一先ずは胸を撫で下ろされてるでしょうか(^ ^)

    しかしあの2日前の大接戦がウソだったかのようなしょっぱいワンサイドゲームでしたね…(>_<)
    確かにオルドリッジ無双はとんでもなかったですが、それ以上にハーデン始めロケッツ選手に覇気がなかったです。
    ホームでのシーズン最終戦にも関わらず、試合途中で帰った観客にユタとの違いを感じつつも、まぁ確かにこの試合の出来ではそうなるのも理解出来るかな、とも思いました。
    やはり第5戦の大接戦を落としたことが燃え尽き症候群的な感じになったのかもしれないですね…

    さてウォリアーズ戦ですね! 胸が熱くなるようなシリーズを期待したいです!

    • 3年ぶりのWCFです!!ダンカンがいなくなり、正直なところ開幕前はここまで来れると思っていなかったので嬉しいですね。ロケッツとのシリーズも第1戦の大惨敗でどうなることかと思いましたが、そこからのゲームプランの修正が見事でした。

  • PANTA

    5年ぶりのGSWvsSASがついに実現しますね。
    なかなかPOで見れなかったこのカードですけど、今年は東西ともにシードに順当な結果になってますね。
    どちらかが一つ誤ればコロッと負けてしまうような緊張感のあるシリーズになりそうな予感です。

    真のほこたて対決楽しみです(どっちが矛、盾なのかは置いておいて)

    • 前の直接対決からもう5年ですか…。あの時はまさかウォリアーズが歴代屈指のチームに成長するとは想像できませんでした。
      タレントの差は歴然なので、スパーズにとって厳しい戦いになりますが、面白いシリーズが見たいですね!スウィープだけは勘弁してほしい…

  • Ma Yo Kawakami

    ロケッツの来季はどうなるのでしょうか?主力選手は複数契約で動くこともなさそうですし、ドラフト上位指名権もないので、恐らく現状維持になるような気がします。今季より高きを目指すのであればハーデンのリーダシップが一段階UPしないと難しい気がしますが。。

    • ロケッツは現状維持になりそうですね。とりあえずオフシーズンの最初の課題はFAになるネネをどうするかでしょうか。再契約するのであれば、キャップスペースを削ってそれなりのオファーをする必要がありそうですが、安値で代わりを見つけるのも可能かもしれません。
      もしくは来季に本気で優勝を狙いにいくのであれば、アンダーソンあたりの契約をどうにか動かして、ヘイワードやミルサップなどビッグネームの獲得を検討するのも選択肢の一つだと思います。

      • Ma Yo Kawakami

        ネネは残留したいと言ってますが、それなりのオファーを提示出来るかですね。高齢ではありますが、欲しいチームは出てきそうですね。 一点気になっていたのがダントーニです。いいコーチですが、CF手前までが高い壁だと思ってます。サンズ時代もそうでしたから。

  • しょー

    いよいよGSWですねー!ポポビッチはどんな秘策を隠しているのか…マッチアップで相当苦労するのは間違いないですね。オルドリッジはドレイモンドのディフェンスに苦手意識あるし、相手スタメンを考えると、シモンズ、ダニグリ、レナードがオンコートの時間が長くなる。だからシモンズとダニグリがオフェンスで安定感を失うとどんどん点差が離される。だからとにかくボールムーブメントでイージーショットを増やさないとですね!

  • 第1戦での大敗からの修正が素晴らしかったです。ポポビッチHCの真価が発揮されたシリーズでした。
    少し悲観的かもしれませんが、スパーズファンとしてWCFは2勝できれば上出来かなと思っています…

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