サンダーがポール・ジョージの古巣初凱旋で勝利
オールスターのポール・ジョージが移籍後初めて古巣インディアナのフロアに立った現地13日のサンダー対ペイサーズ戦は、オフェンスリバウンドと守備で主導権を握ったサンダーが100-95で勝利。
ジョージはFG14本中3本成功の12得点とオフェンスで精彩を欠いたものの、その一方でビクター・オラディポをシャットダウンする見事な守備を見せ、勝利に大貢献した。
▼第4Q残り10秒には勝利を決めるスティール
Watch the clutch D in the final seconds from Steven, PG. pic.twitter.com/3jNL0dWKG7
— OKC THUNDER (@okcthunder) December 14, 2017
▼試合前はブーイングの嵐
A bevy of boos for Paul George pic.twitter.com/6DeZnJo1rK
— Chris Hagan (@ChrisHaganIndy) December 14, 2017
▼カーメロもとばっちりでFTの際には「ハニー・ナッツ・チェリオス」コール
Pacers fans have no filter as Melo was at the line they were chanting “Honey Nut Cheerios” and Melo just smiled after making the first before he missed the second pic.twitter.com/I6MMZIW7xb
— Travis Singleton (@SneakerReporter) December 14, 2017
※(「ハニー・ナッツ・チェリオス」は朝食シリアル。その昔ケビン・ガーネットが試合中にカーメロに向って『お前の嫁はハニー・ナッツ・チェリオスの味がする』と言ったとか言わなかったとか…)
恐らくレジー・ミラー以降で最もペイサーズファンから愛されていたポール・ジョージだが、自らの意思でチームを後にした他のスーパースターたちと同じく、初凱旋ではボールを触るたびに盛大なブーイング。ジョージは試合後、古巣からの容赦ないリアクションについて、「サーカスが終わって嬉しい。これでようやくみんなが前に進める」と語っている。
「試合がどんな雰囲気になるのかはわかっていた。驚きはなかったよ。この場所で300試合以上プレイしてきたんだ。リラックスして試合に臨めた。(オフェンスが不調だったのは)ブーイングとは全く関係ない。ただショットをミスしただけだ」
– ポール・ジョージ
この日のサンダー(13勝14敗)は、ジョージの他にも、ラッセル・ウェストブルックがFG17本中3本の10得点、カーメロ・アンソニーがFG14本中4本の12得点と、ビッグスリーのシューティングが絶不調だったが、その代わりにスティーブン・アダムス(23得点、13リバウンド)とアレックス・アブリネス(14得点)がステップアップ。特にアダムスは、9オフェンスリバウンドを獲得して、チームのセカンドチャンス得点につなげつつ、ペイサーズのオフェンスリズムを狂わせた。
▼アダムス
連勝が4で止まったペイサーズは、オラディポが19得点、ボーヤン・ボグダノビッチが15得点をマーク。二桁点差で迎えた第4Q終盤には、ピック&ロールからカーメロを徹底的に攻めて猛反撃し、残り40秒で1点差にまで迫ったが、続く守備ポゼッションではディフェンスリバウンドを確保できず、アブリネスにプットバックを許し、さらに同点を狙ったタイムアウト明けのプレイではターンオーバーを出してしまった。
ボックススコア:「NBA」