ブログ トニー・パーカー

Published on 3月 1st, 2013 | by Tunaパスタ

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トニー・パーカーはなぜか過小評価されてる?今シーズンはMVPにふさわしい

2013年レギュラーシーズンもいよいよ大詰めとなってきた。今年のMVPは誰が手にするやら?

最も有力視されているのは、やはりレブロン・ジェームズ。もはや彼は名実ともにNBAナンバーワン・プレイヤーだ。得点王のケビン・デュラントも捨てがたい。絶好調のカーメロ・アンソニーにも可能性はある。

トニー・パーカーはどうだろう…?パーカーは、常勝チームのサンアントニオ・スパーズを引っぱってきたポイント・ガード。MVPの資格は十分すぎるほどある。しかし、「パーカーはスーパースターか?」と聞かれると、首をかしげる人が多いのではないだろうか。

これはMVPレースだけに限ったことではない。NBAのベスト・ポイントガードを議論するときでも、パーカーの名を最初にあげる人は少ないような気がする。メディアからの扱いも似たようなもので、クリス・ポールやデリック・ローズ、ラッセル・ウェストブルック、デロン・ウィリアムスといった選手ほどスポットライトが当たっていない。パーカーがこれらのポイントガードより劣っているからだろうか?

 

実際は、今のリーグでパーカーほどの実績をもつポイントガードは存在しない。5度のオールスター選抜に3度のNBA制覇、2007年のファイナルMVP…。この輝かしい経歴がすべてを物語っている。しかしこれまでに、トニー・パーカーがMVPの有力候補に挙がったことは一度もなかった。それは、彼がチームのベストプレイヤーではなかったから、歴代最高のパワーフォワードのティム・ダンカンが常に同じチームにいたからだ(ダンカンは2度MVPを受賞)。

しかし今シーズンは違う。パーカーこそがスパーズのベストプレイヤーだ。まず彼の今シーズンのスタッツが凄まじい。平均21.1得点に7.6アシスト、フィールドゴール成功率は53.6%でフリースローの成功率も80%を越えている。シーズンを通して20得点、7アシスト、フィールドゴール率50%、フリースロー80%を平均している選手は他にいない。歴代でみても、これほどのスタッツを記録したのは、1987年シーズンのラリー・バードだけだという。

トニー・パーカー フリースロー 邪魔

別れた奥さんの等身大写真でフリースローの邪魔をされるパーカー:9gag.com

何よりも、現在スパーズは45勝13敗で単独の首位。NBAトップチームのエースがMVPにふさわしくない理由はこれっぽっちもない。どうしてこれほどの選手が過小評価されているのか…。比較的マーケット規模の小さいサンアントニオにいるから?それともプレイスタイルが“退屈な”(硬い)スパーズだからか?

パーカー本人も自分の注目度の低さを心得ているようだが、そんなことは気に留めていない様子。彼が最も気にかけるのは試合に勝つことだ。パーカーはインタビューで次のように語った。

「(今年MVPの候補に挙がっていることに対して)実現しないよりは、遅くても実現する方がいい。でも僕を動かすのはそんなことじゃない。僕の原動力はチャンピョンになることだ。MVPになるかどうかは僕が決めることじゃない」

さらに、「レブロンがベストプレイヤーなのは確かだ。でも気分転換で他の人にMVPをあげるんだったら、僕はどうかな?」、と冗談を交えながら語った。

パーカーの言う通り、レブロン・ジェームズは現NBAの最高のプレイヤーだ。ポテンシャルだけでいえば、マイケル・ジョーダンを超えているかもしれない。もし「パーカーとレブロンのどちらをチームに欲しい?」と100人に聞けば、おそらく100人全員がレブロンと答えるだろう。

だがMVPは、そのシーズンで最も優秀なチームの最も優秀な選手に与えられるべき称号。今年はトニー・パーカーこそがそれにふさわしいと思う。そうでなければ、ジョーダンの時代にチャールズ・バークレーがMVPを受賞することはなかっただろうし、コービー・ブライアント全盛期にスティーブ・ナッシュが2度も受賞することはなかっただろう(なんとコービーは1度しかMVPをもらっていない)。

去年スパーズは、レギュラーシーズンからプレイオフにかけて20連勝という凄まじい記録を打ち立てながらも、ウェスト地区決勝戦でまさかの4連敗を喫し、オクラホマ・サンダーにシリーズを奪われた。そのときの挫折がパーカーにモチベーションを与えている。

「ティム(ダンカン)のためにもう一度勝ちたい」とパーカーは語る。今年のスパーズがどこまでいけるのか非常に楽しみだ。

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



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