ブログ ファイナル 第5戦 2017

Published on 6月 14th, 2017 | by Tunaパスタ

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ゴールデンステイト・ウォリアーズが2017NBA王者

ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地12日、本拠地オラクルアリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズとの2017NBAファイナル第5戦に129-120で勝利。シリーズを4-1で制して昨年のリベンジを果たし、3シーズンで2度目の優勝を決めた。

この日の試合は、キャブスがファーストブレイクやオフェンスリバウンドでインサイドを攻めて先手を取り、第2Q残り10分で8点リードを獲得。対するウォリアーズは、ステフィン・カリーとケビン・デュラントの連続スリーをきっかけにオフェンスが大爆発すると、28-4のランで一気に試合をひっくり返し、前半残り3分で16点差を奪う。

▼カリーとKDの3連続スリー

▼レブロンは前半21得点で大奮闘

ウォリアーズが完全にペースを握ったかに見えたが、キャブスはJ.R.スミスが前半終了直前にロングスリーを沈めて、ハーフタイムで11点差に詰め寄ると、第3Qを33-27でアウトスコアして猛反撃。さらに第4Q序盤には、レブロン・ジェイムスがドライブでデュラントを抜いてリバースレイアプをねじ込み、1ゴール差にまで迫った。

▼ドリブルハンドでのロブパスからTTのダンク

▼ナイスキャッチ!

流れがキャブスに傾きそうになる中、スティーブ・カーHCは普段と違うサブスティテューションのパターンを用い、第4Q開始からデュラントを投入。ウォリアーズはキャブスがスコアする度に、デュラントが自らのショットやプレイメーキングで得点に繋げて応戦すると、ピリオド中盤にはキャブスの守備ローテーションのミスをついて連続でダンクを決め、再び点差を二桁に拡大。その後は、レブロンの孤軍奮闘で反撃を図るキャブスに対して、ウォリアーズはカリーとデュラントのダブルエースの連続得点でリードを維持して最後まで逃げ切り、ホームでの優勝を決めた。

Q1 Q2 Q3 Q4
CLE 37 23 33 27 120
GSW 33 38 27 31 129

ESPNのRachel Nichols記者によると、デュラントは試合残り50秒あたりでチームメイトに「これは本当に現実なのか?」と尋ねたらしく、それに対してドレイモンド・グリーンとアンドレ・イグダーラは「最後までプレイしろよ!」と怒鳴りつけたそうだ。

▼ママ・デュラントも歓喜

ウォリアーズは、デュラントが39得点、カリーが34得点/10アシストでチームを牽引。ドレイモンド・グリーンが10得点/12リバウンド/5アシストを獲得した他、アンドレ・イグダーラが38分の出場で今季プレーオフ自己ベストの20得点をマークしている。この日のウォリアーズは、ザザ・パチュリアとデビッド・ウェストの出場時間がそれぞれ10分、ジャベール・マギーが0分と、これまで以上にスモールラインアップを多用した。

▼KD&ステフ

なお今年のファイナルMVPはデュラントが受賞。その一方でカリーは、レギュラーシーズンMVPとチャンピオンシップをそれぞれ2回以上獲得した史上9人目の選手となった。

▼カリーの他は歴代Top10に数えられるレジェンドばかり

16勝0敗での完全優勝は惜しくも逃したものの、歴代最高勝率(94.1%)でのリーグ制覇を成し遂げた今季のウォリアーズ。優勝パレードは現地15日に行われる予定だ。

レブロンはシリーズトリプルダブル

最後まで善戦したキャブスは、レブロンが41得点、13リバウンド、8アシストで大奮闘。シリーズ5試合では33.6得点、12リバウンド、10アシストを平均し、ファイナル史上初めてトリプルダブルを平均した選手となった。

▼レブロン第5戦

キャブスはレブロンの他に、カイリー・アービングが26得点、タフスリーを沈めまくったJ.R.スミスがFG成功率81.8%で25得点(スリー8本中7本)を記録。トリスタン・トンプソンも15得点、8リバウンドで健闘したが、序盤にファウルトラブルに陥ったケビン・ラブは最後までリズムを掴めず、FG8本中2本成功の6得点と精彩を欠き、さらにベンチ得点では35-7でウォリアーズに大きく差を付けられた。

昨年のようなドラマはなく、5試合で終わってしまった今年のファイナルだが、特に第2戦以降は、過去に類を見ないほどの超ハイレベルなオフェンスバトルが見れた気がする。来季はウォリアーズ/キャブスにチャレンジできるチームが現れるかどうか…。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • 星人歌スキ

    おめでとうウォーリアーズ!!
    やはり強かった!!

    第1QTは、カリーのTO連発で心配したけど、要所でドライブインは脅威だったし、KDのシュート力は無敵な力を放ってました!

    クレイのDもカイリーにかなり効いていて素晴らしかった。

    KDや、マギー、ウエスト、バーンズ等、リングを持ってない名プレイヤーも、優勝が出来て嬉しいです。

    • ウォリアーズは強かったですね。序盤は、もしかすると第6戦あるかなと思いましたが、一気にひっくり返しましたね。第2QでのレブロンのダンクでKDが3つ目のファウルを取られなかったのがすごく大きかったと思います。

      そう言えば、スティーブ・ナッシュもついにリング獲得ですね。

      • 星人歌スキ

        確かにw スローで観ると明らかにダンクの手にかかってましたね!
        第1QTの入りはクリーブランドかな?と思いしたけど、自慢のベンチ陣の奮起が素晴らしかったです。
        ウエスト、リビングストン、イグドラ等!

        tuna様にもし可能ならリクエストさせてください!

        今までファイナルに縁遠かったベテラン陣が勝った、負けたで、どう感じたのか等のコメントや現地での報道等、お分かりになれば、記事にして貰えないでしょうか?

        負けたコーバーや、Dウィル、
        勝ったDウエストやマギー等、
        ビック3以外がどんな気持ちだったのか知りたいです。

        自分で探したんですがビック3のインタビューしか見つけられませんでした(^^;;

  • 龍 辰巳

    ウォリアーズは圧倒的な強さでしたね。ただ過去2年と比べると、勝って当然のロスターでもあったので、感服度はむしろ減りました。

    惜しむらくは、やはりKDを伝説的とは思えなかったこと。圧巻の数字でファイナルMVPも納得ですが、一方で彼にとっては元々できることをやっただけの感も否めません。それは歴代のリーグの顔たちと違うところ。背負うものは小さく、チームのレベルも元から歴代屈指ときては、どんな数字を残そうとも差し引いて考えてしまいます。そういう意味では、やはり今後歴代トップのレジェンドと並び立つのは難しいように思えます。

    来季以降は、セルティックスや再建中のチームの伸びを期待したいですね!スパーズも、フルメンバー健康体でどこまでやれるか見てみたいものです。

    • 確かにKDの優勝は、2011年のノビツキーなどと比べると感動が薄いかもしれませんね。ただ個人的には、想像以上の大活躍だったと思います。

      第3戦残り40秒での逆転スリーなどオフェンス面ではもちろんですが、ディフェンスが本当に素晴らしかったです。大部分でレブロンをガードしながら、ドレイモンドがファウルトラブルに陥ればセンターとしてリムを守り、かと思えばアービングにフルコートプレッシャーをかけたりもしていました。ツーウェイ・プレイヤーとしてさらに成長した印象です。

      今オフはセルティックスがどう動くのか楽しみですね!グリフィンやヘイワードなどビッグネームを獲得できれば面白くなりそうです。

  • YusukeIndia

    Upありがとうございます

    ああ…シーズン終了しちゃいましたね… やっぱり悲しいです…(>_<)

    優勝はやはりというか当然というかウォリアーズでしたね。
    KDの移籍決定以降、万人が優勝はウォリアーズの一択だ、という評価をしていましたが、その通りになりましたね。
    個人的な感想ですが、実際にそんな順当に結果が出たのって凄く珍しいような気がします。
    優勝して当然みたいに言われたりしましたが、ちゃんと優勝してファイナルMVPまで取ったKDはやはりとんでもないです。あのKDの喜びようは見ていて胸が熱くなりました。当然プレッシャーはあったんでしょうね。

    ですが、今年ファイナル自体も本当に盛り上がりました!
    結果だけ見ればウォリアーズの圧勝でしたが、第3戦以降は本当に僅差でしたし、レブロンは正真正銘のスーパースターなんだな、と改めて思わされました。さすが世界最高峰のバスケットだな、と

    そしてtunaさん、シーズン1年間色々と記事をupしてもらってありがとうございました! 本当に楽しかったです(^^)
    記事の最後に書いてましたが、今の二強を脅かす存在が出て来るのか? また来シーズンも注目したいと思います!

    • いつもコメントをいただき本当にありがとうございます!返信できない時も結構ありますが、必ず読ませていただいています。

      ウォリアーズはやはり強かったですね。スーパーチーム結成1年目からここまでうまく機能するとは…。特にプレーオフに入ってからは圧倒的でした。オフェンスが上手く回らなかった時の苦肉の策がKDのアイソレーションとか、恐ろしいチームです。

  • GEORGE

    やはりウォーリアーズの優勝でしたね。稀にみる圧倒的な強さを目撃した瞬間でもありました。ただあまりにも当然すぎ、ドラマチックな展開がなかったこともあり、あまり”感動”しなかったですね。NBAの醍醐味であるハラハラ感が欲しかったです。

    今後2~3年は引き続きウォーリアーズ時代が続くと思います。Klayがチーム出たがっているとの噂も聞きましたが暫くはないでしょう。Core 4が存続する限りウォーリアーズの時代が続くと思います。

    今シリーズを見てわかったことですが、レブロンが少し衰えましたね。4Qの終盤で息切れする場面が何度かありました。世代交代を少し感じさせました。

    • ドラマとサプライズはスポーツの醍醐味ですもんね。ラウンドが進むほど競争が低くなっていったのは少し残念でした。
      確かに今後2~3年はウォリアーズの天下が続きそうです。クレイの契約があと2年、グリーンの契約があと3年残っていますし、サポーティングキャストの補強もミニマムでいいからGSWでプレイしたいというベテランがたくさんいそうなので問題なさそうですね。失速するとすれば、クレイとドレイモンドがFAになり、イグダーラが衰える頃でしょうか。

      レブロンは今でもリーグNO.1の選手だと思いますが、体力や身体能力的に少し衰えてきたかもですね。今季ファイナルでも、ヒート時代なら確実にダンクを決めていたようなプレイでレイアップを外したり、第4Qでは守備の足が止まってしまうような場面もありました。ただリーダーとしての指揮力は今がピークですね。凄すぎて言葉を失うようなパスを見せてくれます。

  • PANTA

    Tunaさん!今シーズンも面白い記事をありがとうございました!今度も楽しみにしています!

    ウォリアーズファンとしては雪辱を果たし、この上ない大団円でした。
    選手たちの喜ぶ姿に泣いてしまいましたよ。

    結果4-1でしたが、好調なGSWに応えるようにパフォーマンスを上げてくるCLEには戦々恐々としておりました。
    KDを加えたとはいえとても容易な優勝だったとは思えません。

    KDを始めとしてチームとしての練度を高めてきたシーズンの集大成でした。

    早くも来シーズンが楽しみです。

    • いつもありがとうございます!

      おっしゃる通りウォリアーズの16勝1敗という圧倒的な結果に終わった今季ですが、ファイナルは数字が示す以上に接戦だったと思います。特に第3戦でキャブスがあと1本オープンスリーを決めていれば、第6~7戦まで行ってもおかしくないシリーズでした。

      ただ第5戦のウォリアーズは奥の手を隠していたような印象も受けました。特にステフとKDのピック&ロールの多用や、クレイ/KD/ドレイモンド/イグダーラ/ウェストのラインアップとかレギュラーシーズンでほとんど見なかったものです。さすがはカーHCというか…。

  • ケンタブー

    プレイオフも終わりましたね。
    レブロンがファイナルで一勝も上げられない、とは思わなかったですが、
    とてもじゃないけど今のウォリアーズは強すぎでした。おわ
    キャブスとの差はやはりベンチの貢献度でしょうか…。
    デュラントは念願のリングを手に入れました。が、これから先チームがどう移り行くかわかりませんが、今年の一つで終わることはなさそうですね。
    スパーズとセルティックスがフルメンバーでCFを迎えていたらどうなっていたのか。
    たらればですが、タフな試合になったであろうし、両チーム離脱者が出ていたかもしれないですね。
    フルラインナップでファイナルを迎えて真っ向勝負出来たのは、今のNBAにとって良かったと思います。

    プレイオフ後半は結果でしか試合を追えませんでしたが、Tunaさんの記事を読んでとても楽しませていただきました。
    ありがとうございました。

    今期のMVP、DPOYは誰ですかね。
    6月半ばでシーズンは幕を閉じましたが、
    ドラフトにFA参戦など来季への準備期間も楽しみにしています。

    • いつもありがとうございます!今季もついに終わっちゃいました…。カンファレンスファイナル以降の決着があっさりしすぎで、昨季と比べるとやや不完全燃焼です。グリフィンやゴベールにはじまり、トーマスやレナード、ラウリーら主力の怪我が続いてしまったのは本当に残念でした。

      ウォリアーズとキャブスの差はもちろんベンチの貢献度もありますが、結局のところはケビン・デュラントだと思います。もしウォリアーズが昨季のままのロスターなら、どちらが勝っていたかわからないです。

      MVPはラス、DPOYはドレイモンドで決まりでしょうかね?今夏FAではクリッパーズがどうなるのか注目したいです。

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