ブログ ウォリアーズ 72勝

Published on 4月 11th, 2016 | by Tunaパスタ

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ウォリアーズが歴代記録タイの72勝、スパーズは今季初のホーム敗戦

ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地10日、AT&Aセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦に92-86で勝利。スパーズに今季初のホーム黒星を与えると同時に、1995-96シカゴ・ブルズと並んでNBA記録タイとなるシーズン72勝を達成した。ウォリアーズがレギュラーシーズンにスパーズ本拠地で勝利を収めたのは1997年以来初となる。

前半のスコアを35-35とスローペースなゲームに持ち込み、後半開始2分で8点リードを奪ったこの日のスパーズだが、対するウォリアーズはステファン・カリーの2連続スリーをきっかけに12-0のランを展開して逆転。その後スパーズはラマーカス・オルドリッジやセカンドユニットの奮闘により僅差で食い下がるも、62-61で迎えた第4Qは中盤からウォリアーズが完全に主導権を握ってリードをじわじわと広げ、そのまま最後まで逃げ切り、スパーズのホーム連勝記録を48で終わらせた。

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 14 21 27 30 92
SAS 19 16 26 25 86
カリーがテイクオーバー

前半はFG成功数8本中4本の11得点とやや控えめだったカリーだが、第3Qに入ってから一気に爆発。トランジションのクイックスリーやミドルレンジからのフローターなど難しいショットを高確率で沈め、後半だけで26得点、最終的にゲームハイの37得点を獲得した。

これでカリーは151試合連続でスリーポイントシュートに成功。今シーズンの3P成功数で392本に到達した。

ウォリアーズは他に、クレイ・トンプソンが14得点、ドレイモンド・グリーンが11得点をあげている。

GSWから点が取れない

カリーに37得点を与えてしまったものの、スパーズのディフェンス自体は決して悪くなかった。グレッグ・ポポビッチHCも、試合後に選手たちの健闘を称えている。

「彼ら(チーム)のことをこれ以上なく誇りに思う。素晴らしいチームとの対決で、我々のアグレッシブさや細部への注意力は第3戦(4月7日の試合)に比べてはるかに良かった。いいプレーがたくさん出来ていたよ。だから今日のパフォーマンスにはとても満足している」
– グレッグ・ポポビッチ

ただ、他の3試合の直接対決にも共通することだが、とにかく点が取れない。今季のスパーズは1試合平均103.7点、FG成功率48.5%を記録しているが、ウォリアーズとの4試合では平均91.0得点、FG成功率42.2%とパフォーマンスが低迷。オフェンシブレーティング(100ポゼッションあたりの得点)をみても、リーグ3位を誇る108.5点から94.8点へと大幅に下落している。10日の対戦でも、FG成功率37.8%、3P成功率17.6%に抑えられてしまった。

20分の出場で8得点に終わったマヌ・ジノビリは、ウォリアーズ相手に点を取れない理由についてこう語っている:

「彼らはフィジカルでサイズがあり、ピック&ロールに対してスイッチを多用するんだ。だから切り崩して優位に立つのが難しい。ウォリアーズには、高い運動能力と強さを持った同じサイズの選手がたくさんいて、常にスイッチすることができる。つまり彼らはディフェンス面でもとてもユニークなんだ。これができるチームはあまりいないよ」
– マヌ・ジノビリ

この日のスパーズで唯一好調だったのがラマーカス・オルドリッジで、FG成功率61%から24得点、10リバウンドをマーク。カワイ・レナードは20得点、13リバウンド、5アシスト、3ブロック、2スティールとオールラウンドに活躍したものの、フィールドゴール成功22本中7本(スリー3本中0本)とシューティングに苦戦した。

▼オルドリッジ

シュート不調は他のガード陣も同様で、ダニー・グリーンがスリー6本中0本の2得点、パティ・ミルズがスリー4本中1本の7得点。ケビン・マーティン(9得点)とボバン・マリヤノヴィッチ(4得点)は後半のチームオフェンスに貢献したが、ディフェンス面でやや重荷となった印象だ。

▼スパーズ、4月10日GSW戦ショットチャート

スパーズ ショットチャート 4月10日GSW戦

これでウォリアーズはブルズの記録に並んだことに加え、1シーズンにおけるロードゲーム勝利数で歴代記録を更新(34勝)。次はレギュラーシーズン最終日の現地13日に、73勝目をかけて本拠地オラクルアリーナでメンフィス・グリズリーズと対戦する。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • ぴよ

    さあ!73を見ましょう!!(笑)
    ウォリアーズvsスパーズは、AT&Tセンターとなると急激にロースコアになる…
    どちらのチームも、ピックからのショットや合わせが上手なので、そこをお互いに警戒し合い、防ぎあうんでしょうね。
    ウォリアーズをディフェンスで打ち崩せなければ、間違いなくスパーズは敗北しますからね。特に点の取り合いとなると。
    カリーを10+得点に抑えることができれば、スパーズの勝利はぐっと近づくんですが…
    シリーズ7戦通してそんなことができるプレイヤーは、まずいないでしょう。

    • 後半開始直後は「スパーズ、勝ったな」と思いましたが、カリーにやられました笑 ウォリアーズの反撃のきっかけになったカリーの2連続スリーですが、スパーズは紙一重のミスをしただけなんですよね…。1本目のスリーはパーカーがスクリーンをアンダーしてしまい、2本目のスリーはトランジションでパーカーがハーフコートからボールプレッシャーをかけるべきところを3Pラインまで下がってしまったため、プルアップショットを決められてしまいました。

      カリー相手の場合はこういった些細なミスが命取りになってしまいます。本当に凄い選手ですね。今シーズンでスパーズから35得点以上をスコアしたのはカリーだけです。

  • SW

    個人的に、ダニーグリーンのGSW戦の透明人間ぶりがツボです(笑)最後の3Pをブロックされたシーンでは、まるで素人のようなシュートでしたね(笑)
    新記録73勝はもちろんですが。
    カリーには、得点アベレージ30、3P400越えでフィニッシュして欲しいです〜。彼ならやるでしょう!

    • 今季のダニー・グリーンはシュート力をすべてレナードに吸われてしまったようですね…。せめて1試合に2本は決めてもらわないと、絶対にウォリアーズに勝てません。
      ちなみにカリーがシーズン平均30得点とスリー400本を記録するには、最後の試合で37得点以上とスリー成功8本が必要です。それから歴代NBAで6選手しかいない「50-40-90」クラブのメンバーになるには、次の試合でFG成功率5割のラインから6本以上のショットをミスしないこと、そして4本以上のフリースローを失敗しないことですね。そうすればシーズンFG50%、スリー40%、フリースロー90%を維持できます。ここまできたらぜひとも達成してほしいですね!

  • MKT

    前回AT&Tで負けた時はイグダーラ、ボーガット(あとエジーリも?)いない中の接戦で、もしフルメンバー揃った今回で勝てなければプレーオフでもAT&Tで勝てないだろうと思っていました。ですが今季のGSならきっと勝てると思っていました。
    (しっかしNBAはスケジュールを組むのが絶妙ですね。異常な強さの2強がシーズン終盤でこうも短期間で顔をあわせるなんて、誰が予想できたでしょう)
    残るはあと1戦、ホームのオラクル。歴史が塗り替えられる瞬間を見たいです。

    • 今回の対戦ではカリーはもちろん、バーンズも攻守でいい仕事をしていた印象です。スパーズも内容は悪くなかったのですが、とにかくシュートが入りませんでした。それもウォリアーズのディフェンス力あってのことですが…。

      とりあえずウォリアーズが73勝で新記録樹立してくれることを信じています。ただコービーのラストゲームと時間がもろに被るので、どっちをライブで見ようかな…。1つの伝説が終わる日と、新たな伝説が誕生する(はずの)日ですね。

  • 36s

    SAS応援してましたがこうなった以上、なにがなんでも73勝してもらわないと。

    そして、POちょっと厳しそうですね。
    ディアウいるとまた違うのかもしれませんが
    グリーンが安定しないと4勝は無理なんですよねぇ。。。

    • ですね笑 スパーズのホーム記録を潰しておきながら、ウォリアーズが熊に負けたらさすがにやりきれないです。

      たしかに7ゲームシリーズでスパーズが勝つのは難しいかもですね。問題はどうやってカリーを止めるかだと思っていましたが、それ以上にどうやってウォリアーズのデイフェンスを切り崩してスコアするか。スモールラインアップに対しては、ディアウの存在は欠かせませんね。あとはグリーン…。

      それにしてもこの試合でのポポビッチHCの采配は何だったのか?1点差で迎えた第4Q開始のラインアップが、ミルズ/ジノビリ/マーティン/アンダーソン/ボバンだったので驚きました。カリー、ドレイモンドがいない時間帯で、スパーズにとっては最大のチャンス時なのですが、さすがにこのラインアップは…。すぐにサブするかなと思いきや、ボバンは第4Q中盤まで、マーティンは第4Qフル出場でした。実験的なつもりだったんでしょうかね?
      反対にカーHCは、ボバンがチェックインしてから30秒でエジーリとスペイツを交代するなど的確なアジャストメントをみせていたので、少し不安になりました笑 コーチ力では勝っているはずなのに…。

  • ぐりん

    ダニーグリーーーーン。。。。

    ファイナル3P成功数でレイアレンを超えたときのあなたはどこへ行ってしまったのか・・・

    シューターには波があるといいますが、グリーンは今シーズンまるっと不調でしたね~

    それとも、プレーオフまで不調に見せかけるポポビッチの策略か・・・いや、むしろ今となってはそう願いたいですww

    • SW

      (笑)今までが偶然だったんじゃあないですか???

    • グリーンは本当にどうしちゃったんでしょうかね?ディフェンスは変わらず素晴らしいのですが…。気のせいかもしれませんが、今季はシュートの際に以前よりも胸が反りすぎているような気もします。

      この試合で、ウォリアーズ相手にマーティンやアンダーソンを長時間使うのは厳しいとわかったので、グリーンが復調してくれないとどうにもならなさそうです。個人的には身体能力の高いシモンズをもっと使ってほしかったのですが。

  • MKT

    最後スパーズはタイムアウト3つ残っていたように見えたんですが、なぜポポビッチはタイムアウトを使わなかったんでしょうね?(勘違いだったらすみません)
    「プレーオフでタイムアウトを使い切ってる中逆転しなくてはいけない場面もでてくるだろうから、その練習」だとか「ホーム無敗には本当に興味がないので、GSを浮かれさせておくためにも負けておくのもいいか」とか考えてるんでしょうかね? 推測でしかありませんが、ポポビッチならやりかねないと思ってしまったので・・・。

    • 確かにスパーズは第4Q残り9分以降で一度もタイムアウトを取らなかったですね。ラスト1分で2ゴール差まで詰め寄った時も使わなかったですかね。
      それからケビン・マーティンを第4Qにフル出場させたのも少し謎でした。ダニー・グリーンが絶不調だったというのもあったと思いますが、さすがにやりすぎかと…。もしかするとマーティンがGSW相手にどこまでやれるか見極めたかったのかもしれません。
      いずれにせよ何か思惑があったはずなので、ポポビッチの采配を信じたいです。

  • masayan

    初コメントさせて頂きますウォリアーズ応援していますがこの試合は負けると思っていたのでビックリしましたwここまできたら73勝してほしいです

    • はじめまして!
      ウォリアーズ、やりましたね。まさかシーズン73勝を見れる日がこんなに早く来るとは…。これまでブルズ以外に70勝に届いたチームがいなかったので、実現不可能な記録の一つとされていましたからね。

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