プレイオフ キャブス ウォリアーズ 第2戦

Published on 6月 8th, 2015 | by Tunaパスタ

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【ファイナル第2戦】レブロンのトリプルダブルでキャブスが延長戦勝利、シリーズタイに

2試合連続でのオーバータイム決着となった現地7日のNBAファイナル第2戦は、レブロン・ジェイムスが今季ポストシーズン2度目のトリプルダブルを獲得し、キャブスが95対93で勝利。シリーズを1-1のタイに戻した。

カイリー・アービングの離脱を受け、不安だらけの状況で第2戦に臨んだキャブスだったが、この日は序盤からスローペースな試合に持ち込むことに成功する。

特に後半からは、第1戦と同じく、レブロンのアイソレーションやピック&ロールを中心に、ショットクロックをたっぷりと使ったオフェンスを展開。同時にオフェンスリバウンドや相手のルーズボールファウルでセカンドチャンスをつかみ、ウォリアーズ得意のトランジションオフェンスを牽制すると、第3Q終了時点で試合は62対59のロースコア、そして第4Q残り5分にはキャブスが11点のリードを奪った。

しかしそこからウォリアーズが19-8のランで猛反撃を開始。残り1分20秒にハリソン・バーンズの3点プレーで2点差に詰め寄ると、残り8秒にはステファン・カリーがレイアップを成功させ、試合は再び延長戦へと突入する。

▼カリー、同点のレイアップ

デラベドバ

この日はアービングの代わりにスタメン出場の大役を任されたマシュー・デラベドバ。42分の出場で9得点、5リバウンド、6ターンオーバー、FG成功率30%と、スタッツだけをみればやや物足りない感じだが、試合を通してMVPのカリー相手に素晴らしいディフェンスを披露した。

さらに第4Qからの正念場では、得点やリバウンド、スティールでも大活躍。キャブスの1点ビハインドで迎えたOT残り10秒には、オフェンスリバウンドからのフリースローを2本とも成功させ、決勝点を決めている。

▼デリー、第2戦ハイライト

第2戦のカリーは、FG成功率21.7%(23本中5本)、スリー成功率13.3%(15本中2本)をマーク。15本の3Pアテンプトと12本の3Pミスは、ファイナル史上最多記録となる。

デラベドバはウォリアーズのラストプレーでも、カリーの逆転アテンプトをエアボールさせた。この試合の影のMVPだ。

Q1 Q2 Q3 Q4 OT
CLE 20 27 15 25 8 95
GSW 20 25 14 28 6 93

キング・ジェイムス

第2戦のレブロンは、39得点、16リバウンド、11アシストで、プレーオフキャリア13回目となるトリプルダブルを獲得。第1戦に引き続き、チームを一身に背負う圧倒的なパフォーマンスをみせ、キャブスに球団史上初のファイナル白星をもたらした。

レブロンはファイナル2試合の平均で41.5得点、12リバウンド、8.5アシストを記録。過去に類を見ないレベルの活躍ぶりだ。残りのシリーズでもこのペースを維持できれば、仮にキャブスが優勝を逃しても、レブロンがファイナルMVPに輝く可能性があるかもしれない。

※過去に敗北したチームの選手がFMVPを獲得した例は、1969年レイカーズのジェリー・ウェストのみ(7試合で37.9得点、4.7リバウンド、7.4アシストを平均)

キャブスは他に、ティモフェイ・モズコフが29分の出場で17得点、11リバウンドのダブルダブルをマーク。トリスタン・トンプソンはわずか2得点に終わったものの、7本のオフェンスリバウンドを含む14リバウンドを記録し、勝利に貢献している。

J.R.スミスは13得点を獲得したが、OT残り30秒で6ファウルにより退場。特に終盤はケアレスなファウルを連発し、あと少しで第2戦の敗因になるところだった。

アービングはチームの活躍を病院のベッドから見守っていた様子:

Yessir!! Way to bounce back fellas!!!! Great team win!!!

A photo posted by Kyrie Irving (@kyrieirving) on

トンプソンが奮闘

ウォリアーズは、カリーやドレイモンド・グリーンが精彩を欠く中、クレイ・トンプソンが序盤からチームの得点源となり、ポストシーズンキャリア最多タイとなる34得点を記録している。

ハッピーなウォリアーズファンが少なくとも1人

第2戦では、1人のラッキーなウォリアーズファンがハーフコートチャレンジに成功。景品である新車のBMWを手に入れた。この日のカリーのシューティングタッチは、どうやらこの男性に渡っていたらしい。

 

これでファイナルシリーズはタイとなり、キャブスがホームコートアドバンテージを奪う形となった。第3戦は、現地9日にクリーブランドで行われる。

Image via YouTube/NBA

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • CAVS! GOGO!

    いや〜カイリーが離脱して
    このままスイープの可能性があったところを
    KINGとデラベトバが救ってくれました^_^

    ただ、不安が残るのはブラットのモズコフに対する
    起用方法ですね
    4Qからほとんど使ってなかったのは何故かわからないんですよね
    何はともあれ、GSWのホームで一勝出来たのは良かったです^_^

    • オラクルアリーナで勝利できたのは大きいですね。シリーズの行方が本当にわからなくなってきました。

      モズコフのローテーションについては、スペーシングとマッチアップの問題だと思います。
      キャブスは終盤になると、レブロンのアイソ&ポストアップを一段と増やしてきますが、その時にモズコフとトンプソンが同時に出ていると、ペイントエリアやレーンが埋まってしまい、レブロンがインサイドまで切りこみにくくなってしまうんですよね。

      キャブスのスモールボールは、ボールハンドラ-のレブロンとピック&ロールのビッグマン1人、それを3人のシューターで囲むというのが理想の形です。ここでトンプソンとモズコフのどちらを起用するか?になりますが、恐らくブラッドHCは、モズコフではD.グリーンをセンターに置くウォリアーズの超スモールラインアップにディフェンス面で対応できない、と思ったのかもしれません。トンプソンは機動力の高いビッグマンなので、スイッチが起こった際も、ペリメーターでガード選手のディフェンスがある程度できますからね。

      ただ個人的には、前半のモズコフが絶好調だっただけに、もうちょっとクラッチタイムで起用しても良かったのでは、と思ってしまいます。第2Qにウォリアーズがスモールを展開した際も、イグドーラをマークしつつ、ペイントエリアに陣取って、リムを守っていましたし。

      まあ結果オーライだったので何とも言えませんが…。そういう意味で、ブラッドHCはもう少し高く評価されるべきなのかもしれませんね。

  • くりあたま

    負けたチームのFMVPは無いと思いますよ。あれは黒人差別の黒歴史だし・・・
    キャブスはレブロンは50分39点の大活躍ぶりも点差が全く付いてないこと。後のケアをどうするか
    逆にウォリアーズはカリーがどうやって不調から立ち直るかということと、得意の3ptのチームスタッツが22.9%と大ブレーキ、またまたカーHCの手腕が光るのか? というところでしょうか
    次が楽しみです

    • ジェリー・ウェストのFMVPと黒人差別はあまり関係なかったと思います。優勝した1969年のセルティックスには、ジョン・ハブリチェックという白人のスーパースターがいましたし、その年のファイナルシリーズでも全7試合48分フル出場で、28.3得点、11リバウンド、4.4アシストとFMVPに相応しい活躍をしました。それでもウェストが受賞したのは、それだけ圧倒的だったのかな、と思います(試合を見ていないので何とも言えませんが)。ただ、1969年は初めてFMVP賞を採用した年だったので、選考側も基準がわかっておらず、とりあえずベストプレーヤーに与えとけ、みたいなノリだったのかもしれません。

      確かにFMVPは、ファイナルで最も活躍した選手ではなく、優勝に最も貢献した選手に与えられるアワードという認識が根付いています。しかし、もし今季ファイナルが第7戦に及び、レブロンが平均でトリプルダブル、もしくは40得点以上を記録するという前代未聞の快挙を達成するようなことになれば、2度目の例外が生まれたとしても、異論の声はあまり出ないような気もします。もちろん今のパフォーマンスを維持するのは不可能に近いことですが、レブロンなので何が起こるのかわかりません。

      第3戦からは、ウォリアーズがレブロンを徹底的に抑える戦略に切り替えてくるのか、それとも他のアジャストメントを仕掛けてくるのか、対応が本当に楽しみですね!

  • ふくさん

    すごい!すごい!すごい!試合だった。
    デラベトバのDFは見ていて、
    情熱を感じられていいですね!
    ただ、ブラットがモズコフを4Qからあまり使わなかったのはgame3、4の布石なのでしょうか?
    とにかく、game3,4が楽しみです!

    • 2試合連続でOTの大接戦を見れるなんて最高ですね!

      モズコフを4Qで起用しなかったのは、ウォリアーズのスモールボールに対応するためと、レブロンのアイソレーション効果を最大限にするため、ビッグよりもシューターを入れたかったからだと思います。
      それから、もともと今季のキャブスは、第4Qにモズコフを引っ込めて、クラッチタイムはトンプソンでフィニッシュするという形が多かったですね。

      第3戦以降はウォリアーズがどんな修正を加えてくるのか注目ですね。

  • コービーさん

    レブロンすごすぎ…..
    この一言です。

  • ハルヒマ

    レブロンすご・・・
    関係ないですが、コービー全盛期にレブロンとのファイナルが見たかった

    • コービーvs. レブロンは見たかったですね。

  • AI

    デラベドバとシャンパートのディフェンスは素晴らしいね
    なによりもあの気迫はバスケットファンではなくても惹きつけられるものがあると思う。

    BSで全試合放送している今、是非多くの人にNBAを見てほしい

    ファウルトラブルはあったけれどモズコフは終始安定しているし
    トンプソンがいるとキャブスの攻撃は点が入るまで終わらない気がしてくる
    といってもレブロンのワンマンチームに限りなく近いのが事実
    出場時間の異常さ。課せられる仕事の多さ。主力の怪我、重圧、リーダーシップ。
    その中であの圧倒的なパフォーマンスはもう訳が分からない。まさしく彼がキングだ
    ウォリアーズは波に乗れませんね。
    特に私の好きなリビングストンらのファストブレイクが全く見れなくて残念です。

  • 首はきついですね…。しかもこの時期とは!!お大事になさってください。

    デラベドバはキャブスファンから愛されまくってますね。もし今季開幕前に、「デリーがファイナルの試合に40分超えのスタメン出場して、勝利をもたらすキープレーヤーになるだろう」なんて言われても、絶対に信じられなかったと思います笑

    確かにレブロンは今後のスタミナ面が少し心配ですね。今のところ超人的な活躍を続けていますが、やるべき仕事があまりにも多すぎて、疲労が尋常ではないはずですし。

    第3戦はカーHCのアジャストメントが本当に楽しみです。

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