プレイオフ キャブス ホークス 第2戦

Published on 5月 23rd, 2015 | by Tunaパスタ

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【ECF第2戦】レブロンの大活躍でアービング不在のキャブスがホークスに圧勝

現地22日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対アトランタ・ホークスのイースタンカンファレンスファイナルの第2戦は、レブロン・ジェイムスが圧巻のゲームメイクでチームを牽引。カイリー・アービングの不在をもろともせず、キャブスが第3Q終了までに18点リードを奪ってホークスを叩きのめし、敵地で2連勝を収めた。

この日のキャブスは、第2Q終盤にレブロンの絶妙なキックアウトパスやクロスコートパスからスリーを連発。このオフェンスパターンが機能し始めると、キャブスは止められなくなる。5点リードで迎えた第3Qでも、レブロンがホークスのディフェンスを引きつけ、ワイドオープンのシューターにアシストを出すという形で得点を積み重ね、主導権を完全に掌握した。

▼抜群のコートビジョン
(via goran_dragic

Q1 Q2 Q3 Q4
CLE 26 28 30 10 94
ATL 21 28 17 16 82

レブロンは第2戦で30得点、11アシスト、9リバウンドを記録。プレーオフ通算74回目の30得点ゲームを達成し、ジェリー・ウェストと並んで歴代4位タイとなった。プレーオフでレブロンよりも多くの30得点ゲームを達成した選手は、マイケル・ジョーダン(109回)、コービー・ブライアント(88回)、カリーム・アブドゥル=ジャバー(75回)のみ。

▼レブロン・ジェイムス、第2戦ハイライト

ロールプレーヤーがステップアップ

第1戦では、J.R.スミスが28得点で勝利に大貢献。アービング抜きで迎えた第2戦は、イマン・シャンパートがステップアップし、レブロンのパスから6本中4本のスリーを成功させて16得点を挙げた。

他にも、トリスタン・トンプソンが17リバウンド、ジェイムス・ジョーンズがスリー3本を含む9得点を獲得。キャブスはスリー成功数12対6、リバウンド数47対39でホークスを圧倒した。

ホークスのオフェンス

2試合連続で90点以下に抑えられる結果となったホークス。特に第3Qの調子が悪く、第1戦は16点、第2戦でも17点にとどまり、ここでキャブスに流れを奪われるパターンが続いている。

この日は、ベンチ出場のデニス・シュローダーがチームハイの13得点を記録。スターター5人は合計で46得点しか挙げていない。第1戦でFG成功率27.3%の13得点だったポール・ミルサップは、第2戦でも精彩を欠き、フィールドゴール8本中2本成功の4得点に終わった。

カンファレンスファイナル2試合でのホークスのスリーポイント成功数は、49本中わずか10本(キャブスは56本中22本)。さらにミドルレンジシュートの成功率も、シリーズ合計で30本中10本の33.3%というスランプに陥っている。

怪我

ホークスは、前の試合で左膝を負傷したデマーレ・キャロルが怪我をおして第2戦にスターター出場したものの、やはり本調子からは程遠かった。34分間でフィールドゴール6本中2本の6得点に終わり、レブロンとのマッチアップにも苦しんだ。

また試合後半には、カイル・コーバーが右足を捻挫して途中退場。さらにアル・ホーフォードも第4Q開始直後に膝を痛め、スタッフに肩を借りながら一時ベンチに下がるアクシデントがあった(その後まもなく復帰)。

一方のキャブスは、両足を負傷中のアービングが欠場。第3戦への出場も今のところ未定だ。

これでホークスは、0勝2敗で敵地入りという最悪の展開に。これまでに0-2のビハインドから逆転した例は、268プレーオフシリーズ中16回だけだ。現地24日に行われる第3戦は、ホークスにとってマストウィンゲームとなる。

Image via YouTube/NBA

参考記事:「ESPN

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • Accel

    CLEはアービングが抜けても良いバスケットができてますね。ビッグ3半ば崩壊状態でもスミス、デラベトバ、トンプソンら他の選手が良いパフォーマンスをしてくれてますし、何よりレブロンというオールラウンダーの存在は本当に大きいですよね。

    反対にATLはホームコートアドバンテージが消滅した上に強みのスリーが全く決まらず、後の試合に引きずりそうな敗戦をしてしまって本当に最悪の展開になってしまったんじゃないでしょうか。
    アービングのことを考えるとCLEはスイープを狙いたいところですかね。

    • キャブスは調子いいですね。ラブの離脱はオフェンス面で大きなマイナスですが、反対にディフェンスは良くなったような…。問題は、レブロンが今の調子をずっと維持できるかどうか。レブロンがダメなときは、他の選手も全く機能しなくなりますからね。ラブやアービングがいれば、その負担を肩代わりできるのですが。
      個人的に、アービングにはしばらく休んでもらいたいです。やはり心配ですね。

      ホークスはジャンプショットがまったく決まりませんね。コーバーも全休が決定したようで、持ち直しの望みは薄そうです。レギュラーシーズンにあれだけのクオリティバスケをみせてくれたチームが、こんな形で終わるのは残念で仕方がありません。

  • あすた

    トリスタン・トンプソンがとにかく躍動している印象です。
    レブロンを始め、アービング、JRスミス、時々シャンパートと、
    個人技を押し出したワンマンプレイを繰り出す選手が多い中、
    単発になりがちな攻撃をリバウンドによってしっかりとつなげています。
    ディフェンスでもフィジカルに競り負けることはあっても、
    ここぞの場面ではブロックで相手の流れを切り、
    やはり相手にオフェンスリバウンドを与えないプレイを本当によく目にします。

    シーズン開始時のベストメンバーがレブロン以外全員いないという状況になっていますが、どうにも満身創痍とは程遠い熱のこもったプレイをしているように見えますね。このままキングが優勝まで持っていけるのか期待しています。

    • トンプソンは攻守両方で本当に大きな存在ですね。キャブスは彼のオフェンスリバウンドに何度も救われている印象です。後半の辛い時間帯にオフェンスリバウンドを取られると、精神的ダメージがデカいんですよね…。
      それからキャブスがスモールボールを展開する際は、唯一のリムプロテクターとして大活躍です。ピック&ロールも上手いし、キャブスにはぴったりのビッグマンですね。

  • アン

    シリーズ前は、スターVSチームプレイなんて言われてましたが、ホークスのオフェンスはパスも回らないし華麗なチームプレイとは程遠いように感じます。

    レブロンは結局ヒート時代とあまり変わらず戦術レブロン状態になっていて、そのスタイルでスパーズに大敗しましたが、同じチームプレイ重視のスパーズとホークスといえど、やはりタレントの差、HCの差は大きいようですね。。。

    スパーズはよく考えればスターのような選手たちが華麗なチームプレイをするんですから、やはりスター不在のホークスとは差がありますね。。。

    • ホークスのオフェンスはそれほど悪くないと思うんですよ。ただ、オープンショットが全然決まらないです。まずそこが機能しないと、上手くインサイドアウトなオフェンスが展開できないんですよね。
      そのせいで、ティーグはキャブスからレイジョン・ロンド並みの扱いを受けていますし。深く守って、スクリーンもすべてアンダーでかわして、とりあえず外からバンバン打たせとけ、みたいな。ナイス戦略と言えばそうですが。コーバーが不調だったのも痛いですね。ただ、ラブがいなくなってからのキャブスのディフェンス力の高さに少し驚きです。

      確かにスパーズとホークスはスタイルこそ似ているものの、スパーズには殿堂入りクラスの選手2人と歴代最高のPFが1人ずっといたので、完全に真似するのは難しいですね。やはりホークスには、すべてのセットプレーが機能しなかった場合に、個人技で流れを引き寄せられる選手がいないような気がします。

      個人的には、ホークスにもう少し頑張ってほしいですね。スーパースターが優勝チームの絶対条件ではない、ということを証明してほしいというか…。

  • toma

    MIA時代にも思ったのですが、レブロンのキックアウトをシューターが決められるか否かで、大きく試合が変わりますね。

    レブロンのドライブに連動してカットしてくるウェイドの代わりが居ないとはいえ、
    マークを引きつけて固定砲台にパスを飛ばすというやり方はCLEでも変わらない。
    あとはそれが決まるか否かに大きく左右される。

    だとすれば普通は「ジャンプショットチームは優勝出来ない」となりそうなものですが、
    MIA時代には強烈なチームディフェンスが、そして今季はここまで日替わりで決めてくれるシューターと、
    落ちたシュートを拾ってくれるビッグマンが居る。

    ATLとしてはレブロン自身にミドルレンジ以上の距離でシュートを打ってもらうことが一番良いのかもしれませんが、
    その距離を今後高確率で決めてくる可能性は決して低くないので、困ったものです。

    逆にCLEの不安要素は、レブロンからのパスを受けたシューターがいつまで決め続けてくれるのか、ですかね。。

    • 今のキャブスのオフェンスは、シンプルというか単調ですね。レブロンのアイソからポストアップもしくはキックアウト→オフェンスリバウンドみたいな。すごくレトロです。
      ヒート時代はもっとダイナミックだった気がします。レブロン自身もベースラインカットやピンダウンスクリーンを仕掛けたりと、オフボールで動いていました。
      もしアービングやラブが100%なら、もう少し違うオフェンスができたとは思いますが。

      確かにキャブスの弱点は、外のスポットアップが決まらなくなった時ですね。

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