プレイオフ スパーズ サンダー 第1戦

Published on 5月 1st, 2016 | by Tunaパスタ

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【SAS-OKC第1戦】レナードとオルドリッジで63得点、スパーズが32点差の圧勝

現地30日にAT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ対オクラホマシティー・サンダーのウェスタンカンファレンス・セミファイナル第1戦は、今季チーム最多の39アシストとFG成功率60%を記録したスパーズがサンダーを破壊。124-92で32点差の圧勝と、最高の形でシリーズ初戦を制した。

▼第2ラウンド最初の得点はレナードのダンク!

この日の対決は、スパーズが序盤から攻守両方で完全にゲームを支配する。カワイ・レナードの豪快なワンハンドダンクで試合をスタートすると、ピック&ロールを軸にしたツーマンゲームでオープンショットを量産する一方で、ロングレンジやファーストブレイクからも高確率でスコア。第1Qに13アシストから22本中18本のフィールドゴールを成功させ、1ピリオドにおけるプレーオフ球団記録タイの43得点を獲得し、23点リードを奪った。

▼P&Rからダンカンのカウントワンスロー

第2Qは開始早々にサンダーが2連続でスリーポイントシューターにファウルしてしまうというミスを犯し、スパーズはさらにリードを拡大。

▼ディアウのハンドオフからグリーンが4点プレー

https://twitter.com/NBAonTNT/status/726579380558827520

その後も絶好調のレナードとラマーカス・オルドリッジを中心に、第1Qと同じくピック&ロールとポストアップからアタックしてフィールドゴールを積み上げ、73-40の33点差で試合を折り返す。前半はレナード(20得点)とオルドリッジ(25得点)だけでサンダーをアウトスコアする形となった。

▼スパーズ、前半ショットチャート

スパーズ OKC第1戦前半ショットチャート

後半に入ってからもスパーズは攻撃の手を休めることなく、オルドリッジやレナードの活躍で30点リードを維持。第3Q残り2分にスパーズが100点を突破した時点で両チームとも主力をベンチに下げ、早々と決着がついた。

▼ダンカンとパーカーのツーマンゲーム

Q1 Q2 Q3 Q4
OKC 20 20 26 26 92
SAS 43 30 32 19 124
オルドリッジ・オン・ファイア

第1戦でのスパーズは、オルドリッジの実力を最大限に引き出すことに成功した。

オルドリッジは主にピック&ポップからのノーマークジャンプショットを高確率で沈めながら、サージ・イバカがガードについた際には、サイズミスマッチを活かしてポストアップで圧倒。第3Qには今季初のスリー、さらに転倒しながらのサーカスショットを決めるなど、試合を通してどこから打ってもリムに愛され、29分30秒の出場でスパーズ移籍後最多となるフィールドゴール23本中18本(78%)の38得点をマークした。

「ただの1試合にすぎない。彼ら(サンダー)は非常に優秀なチームだ。次の対戦ではもっと良いプレーをしてくるだろう。僕たちは体をぶつけながら、ペイントエリアをふさぎ、彼らにタフショットを打たせ続けるよう努めた。今夜はそれが上手くいったということだ」
– ラマーカス・オルドリッジ

オルドリッジの他は、レナードが21分の出場で13本中10本のFGを成功させて25得点、5アシスト、5リバウンドを記録。ディフェンスではラッセル・ウェストブルックに対して素晴らしい仕事をした。

また、レギュラーシーズンはやや不調続きだったダニー・グリーンは、4点プレーを含む6本中5本のスリーを沈め、18得点、3ブロックをマーク。パーカーが2得点、12アシストを獲得し、スパーズは出場した13選手全員が少なくとも1本のフィールドゴールを決めている。

▼レナード

「ディフェンスがオフェンスに火をつけたと思う。サンダーにタフショットを打たせることで、僕たちはファーストブレイクを仕掛けることができた」
– ダニー・グリーン

敗れたサンダーは、サージ・イバカがチームハイの19得点を記録。スパーズの守備に苦しんだケビン・デュラントとウェストブルックは、合計34本中11本の30得点に終わっている。チーム全体では、ピック&ロールに対するヘルプやローテーション、スリーポイントシューターへのファウル(4回)、トランジションで戻りが遅いなど、とにかく守備面でミスが目立ち、スパーズに大量のオープンショットを与えてしまった。

https://twitter.com/NBAonTNT/status/726565850950557696

初戦は完全なワンサイドゲームとなったが、この先のシリーズでスパーズが今日ほどの高確率でシュートを決めることは恐らくなさそうだし、サンダーがこれほどディフェンスで混乱しつつ、KDとウェストブルックが2人同時に20点以下に抑えられる試合もないだろう。第2戦は現地2日に引き続きAT&Tセンターで行われる。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • ケンタブー

    スプラッシュブラザーズらバックコートコンビの台頭により、ミドルレンジの有用性は疑問視されていましたが、
    このゲームを見るとやはり、勝負を左右する要因に、ミドルの正確性もあるのだろうな、と改めて思わされました。
    1メートル離れて打つだけで1点多く加算されるのは魅力的ですが、こういったコツコツ積み上げるバスケットはスパーズらしくてシビれます。

    Tunaさんも仰られた通り、サンダーのディフェンスはガタガタでしたね(ハイライトしか見ていませんが…)
    ポストからのピック&ポップに毎回同じ形でやられてる印象を受けました。
    ピックからの攻撃にうまく対処してきてからが、本当のセミファイナルになりそうですね、楽しみです。

    • 確かにロング2pは最も効率が悪いショットなんて言われますが、オープンで打てるのならばすごく有効なショットだと思います。特にビッグマンがミドルを決められれば、それだけで相手のペイントエリアDを崩すことができますし。ただガード選手のドリブルプルアップからのタフショットは別ですが…。

      OKCとSASのシリーズは6~7試合の長期戦になりそうですね。

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