プレイオフ ウォリアーズ キャブス 第1戦

Published on 6月 3rd, 2016 | by Tunaパスタ

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【NBAファイナル第1戦】ベンチユニットの大活躍でウォリアーズが圧勝

現地6月2日にオラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズの2016NBAファイナル第1戦は、ショーン・リビングストンやリアンドロ・バルボサらウォリアーズのロールプレーヤーが大活躍。ウォリアーズが104-89で快勝し、シリーズの先手を取った。

この日のウォリアーズは、ステファン・カリーとクレイ・トンプソンがフィールドゴール合計27本中8本の20得点と精彩を欠いていたが、第2Qと第4Qの序盤にベンチユニットが奮闘して主導権を掌握する。

4点リードで迎えた第2Qには、バルボサを先頭に15-5のランを展開して、ピリオド中盤で14点リードを獲得。対するキャブスは、カイリー・アービングの連続得点で追い上げを図るも、なかなか差を縮められず、52-43の9点差で前半を終えた。

▼バルボサのコーナースリー

後半に入ると大きく流れが変わり、タフショットが決まり始めたキャブスが猛反撃。スプラッシュブラザーズのピック&ロールに対してトラップを仕掛けつつ、第3Q開始から10分間でウォリアーズを25-15でアウトスコアし、ピリオド残り2分で逆転に成功する。

▼カーHCは怒り爆発

「破壊行為は怒りの感情を和らげてくれる。プレーヤーではなく、クリップボードに怒りをぶつけるようにしたんだ」
– スティーブ・カー

試合はこのまま接戦にもつれ込むかと思われたが、そこからウォリアーズはセカンドユニットが再びステップアップし、第3Q残り2分から第4Q残り6分にかけて24-8のランを仕掛け、完全にゲームをテイクオーバー。特にリビングストンがミドルレンジショットを沈めまくり、この間に10得点をあげている。

20点ビハインドに陥ったキャブスは、リチャード・ジェファーソンの3点プレーやレブロン・ジェイムスとJ.R.スミスのスリーにより、残り時間3分で11点差に追い上げたが、ウォリアーズはその直後にカリーとトンプソンが続けてスリーに成功。間もなく、両チームとも主力をベンチに下げ、昨季ファイナルのリマッチ第1戦はホームチームの圧勝に終わった。

Q1 Q2 Q3 Q4
CLE 24 19 25 21 89
GSW 28 24 22 30 104

ウォリアーズは、リビングストンがFG10本中8本成功でチームハイの20得点、イグダーラが12得点/7リバウンド/6アシスト、バルボサが11得点と、ロールプレーヤーたちが大爆発。ベンチ得点でキャブスを45-10で上回っている。

またドレイモンド・グリーンが16得点、11リバウンド、6アシスト、4スティールでオールラウンドに活躍。序盤からカットやドライブでインサイドを積極的に攻めたハリソン・バーンズが13得点、アンドリュー・ボガットが10得点をあげ、合計7選手が二桁得点を獲得する非常にバランスの取れたオフェンスを展開した。

▼ファイナル第1戦ハイライト

昨年に続いてファイナル初戦を落とすこととなったキャブスは、アービングが26得点、レブロンが23得点/12リバウンド/9アシスト、ケビン・ラブが17得点/13リバウンドを記録。さらにトリスタン・トンプソンが10得点/12リバウンドをマークしたが、他の選手は全員が3得点以下に終わっている。

オフェンスリバウンドは取れていたものの、ボールが動かないアイソレーションやポストアップのポゼッションが多く、その際にウィークサイドでのプレーヤームーブメントもほとんどなし。ウォリアーズはキャブスのアイソに対して絶妙な間合いでヘルプを送りながら、ペリメーターへのローテーションやクローズアウトでもきっちりと仕事をこなしたため、イースタンカンファレンスシリーズで活躍したJ.R.スミスやチャニング・フライはロングレンジを綺麗に打てる機会があまりなかった。

またキャブスは、ディフェンスでのコミュニケーション不足がやや目立った印象。特に、トランジションでのクロスマッチやスイッチの際に混乱して、マークマンを見失い、何度もウォリアーズにオープンショットを許してしまった。

▼コートを横切るクレイを全員で追いかけるキャブスD…

カリーとトンプソンが不調の試合で快勝を収められたのは、ウォリアーズにとって大きい。ファイナル第2戦は、現地5日に引き続きオラクルアリーナで行われる。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • MJ32

    これまで要所要所で楔を打ち込むような存在だったリビングストンがついにやりましたね。まあ元々は過去のチームでエース級の存在だったので、実力は間違いないわけですが。
    個人的にはバルボサのヤバい感じが大好きなので、彼の活躍が嬉しいです。ちょっと出来すぎでした?イグオダーラのレブロンに対するディフェンスも相当エグかったですね。幾ら去年もやっているとはいえ、現役最高プレイヤー相手を弄ぶかのように。イグオダーラ、グリーン、リビングストンに交互にマッチアップされたら、流石のレブロンもキツイ。
    カイリーはそこそこ目立っていましたが、完全に私の直感なんですが、彼にはある程度やらせておこう、それよりもレブロンにモンスターダンク等の気持ち良いプレイをさせないようにしよう、という戦略のように見えました。ラブも似たような感じかなと。17得点13リバウンドって結構な活躍のはずなのに、特に印象に残っていません。
    正直、OKCでもSAでも今日のCLEには楽勝だったのではないかと、それくらいレベルが違う…。

    • マブスマン

      リビングストンエース級でしたかね。個人的にはDリーグ上がりで色んなチームを回っていたイメージだったので、その点で彼の活躍は嬉しかったですね!
      バルボサは今日の試合やばかったですね〜 サンズいたときみたいでした!2人ともウォーリアーズのバスケットにすごくフィットしていますよね!

    • リビングストンのミドルレンジとイグダーラのDは安定感がさすがですね。バルボサも無茶苦茶なショットを何本か決めていました。少し出来すぎだったかも笑

      バルボサとリビングストンがこの先も同じような数字を残せるとは考えにくいですが、リビングストンは今季レギュラーシーズンのキャブス戦2試合でも、合計FG11本中10本、6アシストとやりたい放題だったので、キャブスは何とか対策を練らないとですね。ただキャブスには、リビングストンとサイズでマッチアップできるガード選手がいないので、どうするのかな?

      キャブスは、まだスイッチが完全に入っていないといった感じでしょうか。イースタンカンファレンスシリーズは楽勝でしたが、ファイナルになっていきなり対戦相手の質が上がりましたからね。ディフェンスでは基礎的なミスが多く、オフェンスでは昨季ファイナルの状態に戻ってしまったかのようにボールやプレーヤーの動きが少なかった印象です。
      ラブのポストアップを多用していましたが、ファイナル初戦でそこに頼るのか!?と思ってしまいました。ウルブズ時代のラブはめちゃくちゃ優秀なローポストプレーヤーでしたが、キャブス移籍後はそれを軸に攻めるような試合がほとんどなかったので。

      第2戦はキャブスがギアを上げてくると思いますが…。とりあえず第6~7戦に及ぶ白熱したシリーズを期待したいです。

  • masayann

    正直予想外の展開でした。個人的にはGSWのゲームにするには110~120点ぐらい取らないと、、、と思っていました。そしてこの第一戦でそれをするにはスプラッシュブラザーズが活躍しなければいけないと思っていました。それがまさかベンチメンバーが試合を決めるとは、、、キャブスからすると試合時間残り3分ぐらいのところでステフ&クレイに決められたのは特にクレイのスリーは素人目線で考えると「なんでそこでクレイにがらあきでスリー打たすんだよ!」と思ってしまうんですがどうなんでしょうか?

    • スプラッシュブラザーズが絶不調の試合で15点差の快勝を収めたというのは確かに驚きですね。ただキャブスはカリー&クレイに注意を向け過ぎて、ウォリアーズにイージーショットを与えすぎてしまったような印象もあります。

      クレイの最後のスリーは、ウォリアーズの強さがとても良く表れていた気がします。クロスマッチですね。ウォリアーズが守備でスイッチしまくるので、キャブスはショットミスからのトランジションディフェンスの際に、元々のマークマンに付くべきか、それとも1番近くにいる選手を守るべきか、誰が誰をガードすべきなのか混乱していたように見えました。

  • YusukeIndia

    Upありがとうございます!
    さぁ!大興奮のファイナル始まりましたね!
    朝からビール片手にKLのスポーツバーで観戦、で、ウォリアーズ勝って最高に幸せでした(^ ^)
    しかし試合内容はとっても意外でしたね! CLEのはBIG3が活躍、かたやGSWは兄弟が不発。なのにこの点差結果でのGSW勝利とは… やっぱウォリアーズの層の厚さはハンパないですね!
    リヴィングストン、バルボザも素晴らしかったですが、なかでもイグダラのDは超一級品ですね。OKC戦でのラス、KDに引き続き今回のレブロンへのチェック、脱帽でした。 なのに控えスタートとは?? 今更ながらにやっぱ73勝チームなんだな…と
    ですが当選CLEも修正して来るでしょうし、2戦以降も目が離せないですね! ホンマ日本もっと盛り上がって欲しい!

    • 確かに予想外の試合内容でした。

      ・レブロンがあとアシスト1本でトリプルダブル
      ・ラブが17得点/13リバウンド、カイリーが26得点
      ・キャブスのフリースロー数がウォリアーズの2倍
      ・スプラッシュブラザーズが合計20得点
      ・キャブスとウォリアーズの3P成功率が同じ

      これだけを見るとキャブスの圧勝に終わったように思いますが、反対に15点差の快勝を収められたというのは、層の厚さですね。

  • お茶

    スプラッシュブラザーズが沈黙した試合でこれは厳しい
    狙って二人を止めていて他が空いたともいえますけど
    やはり、サンダーのスイッチディフェンスに比べるとキャブスにはやや穴があるように思えます
    いつものウォリアーズになったいました
    ラブとアービングが当たり出せばキャブスにもチャンスはあると思います!面白いファイナルをみたい!

  • PANTA

    待ち望んだファイナルがついに始まりました!
    GAME1から波乱だらけでワクワクが止まりません!!

    この試合はリビングストン、バルボサ、イグダラのベンチBIG3がキャブスを翻弄、得点表もおかしなことになってましたね。笑 総合力で戦ってほしいと思っていましたがこんなことになるとは思いませんでした。

    GSWのDFが良かったのと対照的にキャブスのDFはボロボロでしたが、必ず立て直してくるハズなのでステフ、クレイにも調子を上げていってもらいたいです。

    そしてレブロンがこのまま黙っているはずがありません。去年あれだけ暴れまわった怪物が今年はどう出るのかも見ものですね。

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