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ウォリアーズ キャブス 第4戦
2016 6 11

【ファイナル第4戦】ウォリアーズがファイナル3P新記録で接戦に勝利、2連覇に王手

ウォリアーズ, キャブス, ステファン・カリー, ファイナル, 新記録, 第4戦 11

現地10日にクイッケンローンズアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズのNBAファイナル第4戦は、リードチェンジを繰り返す大接戦の末、第4Qを制したウォリアーズが108-97で勝利。シリーズを3勝1敗とし、2年連続となるNBA制覇まであと1勝に迫った。

第1ピリオドは、ハリソン・バーンズが開始2分で8得点のクイックスタートを切ったウォリアーズに対して、キャブスはカイリー・アービングのジャンプショットとトリスタン・トンプソンのリバウンドで応戦。特にT.トンプソンが、第1Qだけで5オフェンスリバウンドを獲得する大活躍を見せ、立ち上がりのシューティングが好調だったウォリアーズに僅差で食い下がる。

▼オフェンスリバウンドからカウント・ワンスロー

その後も前半は、1~2ゴール差を争う接戦が続くが、ウォリアーズの1点リードで迎えた第2Q残り2分から、キャブスが8-2のランでピリオドをクローズ。トリスタン・トンプソンがベースラインのターンアラウンド・ジャンプショットを成功させるなど、イレギュラーなショットも決まり、キャブスはいい流れで試合を折り返した。

後半に入ると、すぐさまキャブスがリードをこの日最大の8点に広げ、このまま主導権を握るかとも思われたが、そこからついにスプラッシュブラザーズが爆発する。

前半と違って、ディフェンスリバウンドをきっちりと確保するようになったウォリアーズは、トランジションからステファン・カリーとクレイ・トンプソンがスリーを立て続けに沈め、一気に点差を縮めると、第3Q終盤はアンダーソン・バレジャオがオフェンスリバウンドを連続でもぎ取るなど、ハッスルプレーでペースを支配。第3Qを29-22で上回り、逆転に成功した。

▼見事なファーストブレイク

#SplashBrothers teaming up on the break. (ABC) #SPLASH #NBAFinals #StrengthInNumbers 🔥🔥🔥 pic.twitter.com/kWvn7rziR5

— Golden State Warriors (@warriors) June 11, 2016

キャブスは、最終ピリオド開始からレブロン・ジェイムスがドライブやプットバックでインサイドを攻め、すぐにリードを奪い返すも、そこからボールや人がほとんど動かない単調なオフェンスパターンに陥ってしまい、第4Q残り10分から残り3分50秒にかけてフィールドゴール成功0本と、スコアが大きく停滞。

その隙にウォリアーズは、カリーやバーンズがスリーを沈めて、残り時間3分で10点差を獲得すると、そのまま最後までリードを守りきり、優勝に王手をかけた。

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 29 21 29 29 108
CLE 28 27 22 20 97

ウォリアーズは、カリーが7本のスリー成功でゲームハイの38得点、6アシストをマーク。第1Qには守備でマークマンを見失うといったケアレスミスもあったが、ロングレンジショットは序盤から調子が良く、キャブスのボールプレッシャーが激しい時には、無理なシュートを打たずにドライブを仕掛け、チームメイトのために得点のチャンスを作った。第4戦になり、ようやくMVPらしいパフォーマンスが見れた気がする。

またカリーと同様に、今季ファイナルでやや精彩を欠いていたクレイ・トンプソンも、この日は4本のスリーを含む14本中7本のフィールドゴールを沈め、25得点を記録。スプラッシュブラザーズが合計で40得点を超えたのは、ファイナルに入ってから今回が初だ。

▼第4戦ハイライト

ウォリアーズはスプラッシュブラザーズの他、バーンズが14得点/8リバウンド、ドレイモンド・グリーンが9得点/12リバウンド/4アシストで勝利に貢献。引き続き攻守で活躍したアンドレ・イグダーラは10得点、7アシスト、6リバウンドをマークした。この日のウォリアーズが成功させた合計17本のスリーは、NBAファイナル新記録となる(これまでの最多記録は、2013年ファイナル第3戦のスパーズで16本)。

敗れたキャブスは、カイリー・アービングがFG成功率50%の34得点で大奮闘。レブロン・ジェイムスは25得点、13リバウンド、9アシストを獲得したが、その一方で7ターンオーバーを出すなど、試合を通してウォリアーズのディフェンスに阻まれ、なかなかいい形でシュートを打てなかった。

他には、脳震盪からの復帰戦でベンチ出場となったケビン・ラブが11得点、J.R.スミスが10得点を記録。序盤にインサイドで大暴れしたトリスタン・トンプソンは、タイロン・ルーHCが終盤の攻防でシューティングを重視したため、クラッチタイムにほとんど出番がなく、最終的に10得点、7リバウンドにとどまっている。

前半のリズムは非常に良かったが、後半になるとアイソレーションが増え、ディフェンスでもスリーポイントラインのカバーが甘くなってしまった。

ハプニング

この日の試合では、第3Qの途中、胸に「Trump Sucks」(トランプは最悪)というメッセージを記した上半身裸の男がコートに乱入。セキュリティにタックルで取り押さえられ、そのままつまみ出されるというハプニングがあった。

また第4Q終盤には、レブロンとドレイモンドが一触即発の場面も…。

これでキャブスは、いよいよ後がなくなった。NBAファイナルの歴史で、1勝3敗から逆転優勝したチームはまだいない。第5戦は、現地13日にオラクルアリーナで行われる。

ボックススコア:「NBA」

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