プレイオフ ウォリアーズ サンダー 第6戦

Published on 5月 29th, 2016 | by Tunaパスタ

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【GSW-OKC第6戦】ウォリアーズが正念場で大逆転、シリーズ決着は第7戦へ

現地28日にチェサピーク・エナジー・アリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対オクラホマシティー・サンダーのWCファイナル第6戦は、第4Qの正念場で8本のスリーを決めたウォリアーズが108-101でサンダーを撃破。1勝3敗の崖っぷちから2連勝でシーズンをイーブンに戻し、決着をホームでの第7戦に持ち込んだ。

ウェスタンカンファレンスファイナルが第7戦に突入するのは、2002年のLAL対SACシリーズ以来14年ぶりとなる。

この日は、最初のピリオドを23-20で上回ったサンダーが試合序盤の主導権を掌握。第2Qにはラッセル・ウェストブルックのアシストから得点を重ね、ピリオド開始7分弱で18-8のランを仕掛けて13点リードを奪った。早くもピンチに陥ったウォリアーズだが、クレイ・トンプソンの連続スリーで息を吹き返すと、第1Qを無得点に抑えられたステファン・カリーもシュートを沈め始め、何とか53-48の5点差まで巻き返して前半を終える。

▼今季プレーオフのベストダンク!

後半に入ってからもトンプソンの好調は続き、第3Q開始から2ポゼッション連続でスリーを決め、ウォリアーズが逆転に成功する。対するサンダーは、パニックに陥ることなく、インサイドを攻めてすぐに再逆転すると、その後も攻守でリバウンドを制して、試合の流れをコントロール。第3Q終盤にはカリーに11連続得点を許してしまうが、それでもリードを譲ることなく、逆に点差を8点に広げて、ピリオドを締めくくった。

トンプソン、GSWのシーズン救う

アウェイゲームの残り時間12分で8点ビハインド。流れは完全にサンダーにあり、このままホームチームの逃げ切りで終わりそうな雰囲気だったが、そこからウォリアーズはトンプソンのギアがさらに一段階上がり、大逆転劇を演じる。

第4Qのトンプソンはクイックリリースからのタフショットを次から次へと放ち、6本中5本のスリーを成功させて試合をテイクオーバー。同点で迎えた残り時間1分35秒には、アンドレ・イグダーラのスティールからトランジションでスリーを沈め、ウォリアーズに3点リードを与えた。

▼トンプソン、スリー11本

第6戦でのトンプソンは、最終的に11本のスリー成功でゲームハイの41得点をマーク。プレーオフにおける1試合の3P成功数で歴代最多記録を樹立した。負けたらシーズン終了のアウェイ戦で、これほどの勝負強さを発揮できるのは本当に凄い…。

「少なくとも(スリーを)13本は決めるべきだったね。序盤にオープンショットを何本かミスしてしまった」
– クレイ・トンプソン

▼試合後にはGSWのオーナーもクレイにお辞儀

この日のクレイのパフォーマンスには、ダーク・ノビツキーも大絶賛。

「素晴らしい試合だ。クレイは驚異的だった」

正念場で逆転されたサンダーは、焦りからか完全にリズムを失い、ラスト1分30秒でターンオーバーを連発。ウォリアーズはポゼッションを維持して時間を削ると、カリーが残り16秒に、アイソレーションのドライブからとどめの1発となるバンクショットをねじ込み、勝負を決めた。

▼カリーの決勝ショット

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 20 28 27 33 108
OKC 23 30 30 18 101

王者の意地を見せつけたウォリアーズは、トンプソンの他、カリーが29得点、10リバウンド、9アシストを記録。ドレイモンド・グリーンが14得点、12リバウンド、6アシスト、3スティール、アンドレ・イグダーラが8得点、7リバウンド、3スティールをあげている。

グリーンは第4Q残り6分で5つ目のファウルを取られてしまったが、それ以降もアグレッシブさを失うことなく最後まで貢献。イグダーラは、正念場でサンダーのダブルエース相手に完璧な守備をみせ、逆転のきっかけを作った。

▼第6戦ハイライト

サンダーは、デュラントが29得点、ウェストブルックが28得点/11アシスト/9リバウンドを記録するも、合計でフィールドゴール成功率34%(58本中20本)とショットが安定しなかった。特に2人とも正念場でエクスキューションに苦戦し、デュラントは第4QがFG7本中6本失敗の4得点。ウェストブルックは試合ラスト2分間だけで、サイドラインからのパスミスも含め4本のターンオーバーを出している。

チーム全体では、ペイントエリア得点で52-18とウォリアーズを大きく上回ったが、スリー成功数が21本中わずか3本(ウォリアーズは44本中21本)。試合終盤はボールの動きが完全に止まって、1on1のヒーローボールに頼るようになり、タフショットやターンオーバーを連発してしまった。

Wikipediaによると、NBAプレーオフのシリーズ第7戦は、これまでに行われた124試合中100試合(80.6%)でホームチームが勝利を収めている。

「(第7戦は)僕たちの人生で最もハードな試合になるだろう。今日の試合よりもずっと難しいはずだ。だがゲームプランを守り、今日のようにプレーすれば大丈夫だろう」
– ドレイモンド・グリーン

ファイナル進出をかけたウォリアーズとサンダーの最終戦は、現地30日にオラクルアリーナで行われる。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • SW

    やっぱりGSW最高のチームですね。このまま必ずやってくれるでしょう。ファイナルではキャブスをスイープして欲しいです(笑)

    • できればファイナルはスイープではなく接戦が見たいです笑 ウォリアーズは逆境に強いですね。さすがはシーズン73勝を達成したチームです

  • とりまる

    このシリーズのMVPは、GSWが勝てばトンプソンで決まりでしょう。よくここまで頼れる存在になったな、という感じがします。今季RSカリーの影に隠れていましたが、実力を見せつけましたね…

    • シリーズのMVPはトンプソンですね。負けたらシーズン終了の大事な試合で、これだけ躊躇なくショットを打てて、40点をスコア出来るハートの大きさは、まさにスタープレーヤーだと思います。ディフェンスもすごく良かったです。

  • othello

    うーん…OKCのクラッチ弱さが再発してしまいましたね。
    クレイの勝ち越しスリーの後でしたか、デュラントのタフなトランジションスリーには思わず「馬鹿!!!」って叫んでました(笑)
    1分少し残っていましたがそこで勝負が決まってましたね。
    4Qまで保たせるには中盤戦で繋いでくれる控えが必要なんですが、そこがGSとの違いなんでしょうかね…まあまだ負けは決まってないんですけどね!笑

    • サンダーは正念場で悪い癖が出てしまいましたね。終盤は時間を消費することに気を取られ過ぎ、ショットクロック14秒まで何もしないで無駄にドリブルするみたいなポゼッションが多かった気がします。クラッチタイムは、ラスとKD以外ボールに触っていないような…。ただチームとしては、シリーズを通してOKCがGSWをアウトプレーしていた印象です。

  • 通りすがりのGSWファン

    次から次にタフショットが決まるクレイの姿には戦慄を感じました。やっぱり彼も乗ると止めることができない選手であることを再認識しました。こんな崖っぷちの状況でプレーオフ新記録を樹立するなんて、オールスター3Pコンテスト優勝、3P成功数シーズン歴代3位の実力は伊達じゃないですね。

  • masayann

    ここにきてスプラッシュブラザーズが大爆発しましたね!!特にクレイはプレイオフ新記録!!そしておそらく1シーズンのプレイオフスリーポイント成功数も単独二位になったはず!!あとオールスター前夜祭のスリーポイントコンテストでもカリーと並んで最多得点だった気がします!それにしてもすスプラッシュブラザーズの二人が持っている記録はすべて異次元レベルですね、、、そしてこのシリーズは第七戦目へ、、、

  • 手に汗握る凄い試合でした。
    クレイの活躍も驚異的でしたが、それ以上に終盤のイグダラのKD・ラスへのディフェンスには痺れました!去年のFMVPは伊達じゃない……!

  • YusukeIndia

    NBA見ててこんなに興奮したの初めてです…鳥肌が止まりませんでした…
    第2Qで点差が離れ始めた段階で完全にウォリアーズの負け試合かと思いきや、トンプソンの活躍で何とか食らいつき、けど4Qで残り5分で7点差とかの段階では、やっぱ無理かも、とか思わされたのに… 勝っちゃうとは!!!!!! ホンマ凄い! 感動しまくり!
    スプラッシュブラザーズの活躍が凄いのはもちろんですが、最後のイグダラのディフェンスは凄かった!
    あと、リスク覚悟で最後にスモールラインアップ引いて来たコーチカーの戦略も凄かった!
    あー、第7戦は死闘でしょうな!!!!!!

  • ぶう

    普段はカリーの陰に隠れながらも、黙々と仕事をこなしカリーが不調の時はゲームを支配しチームを救う。クレイはカリーにとってもこれ以上ない最高の相棒でしょうね笑

    GSWには第7戦も勢いそのままにシリーズを制してもらって昨季ファイナルのリマッチをしてほしいですね!笑

  • PANTA

    GAME6は今季ベストバウトの1つになったと思います!

    後半のスリー攻勢にインサイドで対抗するOKC。特にアダムスのいる時間帯は段違いでした。
    終盤はイグダラのDFが素晴らしかったですね!ラス、KD相手にドライブを封じてタフショットを打たせ、TOを出させる。理想的なDFだったと思います。

    そして何と言ってもクレイ!POに入ってレベルアップしまくってますね!1st,CSFでステフのいない状況を戦った経験が大きかったですね。
    ステフに並び立つプレーヤーになってくれました!PO通算でもステフの後につけましたし…

    GAME3,4に対して見違える復活を遂げた5,6戦目でしたが、7戦目はOKCも死に物狂いでしょうし、油断は出来ません。全部出し切って勝ってもらいたいです!

  • 36s

    かんぜんにOKCが勝つ流れから
    トンプソンが根こそぎもっていきましたね!!
    最高に熱い試合だったと思います。

  • お茶

    カリーのスリーで同点!イグドラのKDへの完璧なディフェンス!トンプソンのスリー!そしてカリーで止め!
    判官贔屓でOKCを応援していましたが、この流れには痺れました
    カッコいい

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