weekly report サンデーレポート vol41

Published on 11月 23rd, 2015 | by Tunaパスタ

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【サンデーレポート Vol.41】11月16日~22日:ウォリアーズ or シクサーズ?

NBA2015-16シーズン第4週の気になるトピックやハイライト動画をざっとまとめました。サンデーレポートは毎週日曜日にアップします。


【Vol.41】2015-16第4週 – 11月16日~22日


順位表(現地11月21日):

  ウェスト イースト
1 GSW 14-0 CLE 10-3
2 SAS 10-3 MIA 8-4
3 DAL 9-4 CHI 8-4
4 PHX 7-5 IND 8-5
5 OKC 7-6 ATL 9-6
6 UTA 6-6 WAS 6-4
7 LAC 6-6 BOS 7-5
8 MEM 7-7 NYK 8-6
9 DEN 6-7 TOR 8-6
10 MIN 5-8 DET 7-6
11 HOU 5-9 CHA 7-6
12 POR 5-9 ORL 6-7
13 SAC 5-9 MIL 5-8
14 LAL 2-10 BKN 2-11
15 NOP 2-11 PHI 0-14

トピック:

・ウォリアーズはいつ負けるんだ?

今週行われたクリッパーズ戦とブルズ戦のバック・トゥ・バック2試合を僅差で制し、開幕から14連勝無敗を達成したゴールデンステイト・ウォリアーズ。今季は得点、フィールドゴール数、FG成功率、3P成功率、3P成功数、アシスト数でリーグ1位を記録し、平均得失点差が+14.5点と別次元の強さでNBAを席巻している。

特に恐ろしいのは、第4Qのクラッチタイムに登場するカリー/トンプソン/イグダーラ/バーンズ/グリーンのスモールボールラインアップだ。

この5人の組み合わせは今季11試合で合計54分プレーしており、FG成功率63.7%(91本中58本)、3P成功率62.8%(43本中27本)で186点を記録。その一方で、相手のFG成功率を39.4%(104本中41本)に抑え、失点が112点しかない。つまり、1分間にFG1本以上(2分間にスリー1本)のペースでシュートを決めながら、54分間で対戦相手を186-112の74点差でアウトスコアしているのだ。これはもう恐ろしいなんてレベルじゃない。

最強スモールラインアップの軸となっているのが、ステファン・カリーとドレイモンド・グリーンによるピック&ロール。この攻撃パターンには、どのチームも今のところ防御策をまったく見いだせていない状態だ。

例えば、ピック&ロールでグリーンのディフェンダーがカリーにスイッチしてしまうと、アイソレーションでミスマッチを突かれて好き放題やられてしまう。ペリメーターの1 on 1でカリーをガードできるビッグマンなんてほとんどいない(アンソニー・デイビス?)。カリーのマークマンが上手くスクリーンをかわせればいいのだが、もしアンダーしたり、少しでももたついてしまうと、クイックリリースから高確率のスリーを食らうことになる。

▼ケース1

▼ケース2

また、カリーを3Pラインの外でトラップしたとしても、すぐにグリーンにボールが渡り、4on3の状況が生まれる。こうなるとディフェンスはパニックだ。ヘルプがクローズアウトに飛んで来れば、グリーンはドライブからレイアップ、もしくはウィングやコーナーでフリーのシューターにパス。もしヘルプが来なければ、グリーンがそのままスリーを打てばいい(今季グリーンの3P成功率は42.3%)。

▼ケース3

このピック&ロールに対してキャブスやクリッパーズが用いたのは、カリーをトラップしてから、グリーンに迅速なヘルプディフェンスを送り、イグダーラにコーナースリーを打たせて、外れるのを祈るという戦略だが、試合結果を見る限りあまり効果的ではない。イグダーラは大事な場面でちゃんとシュートを決めてくる選手なのだ。

スイッチでミスマッチを作らないため、ビッグマンではなくウィング選手にグリーンをマークさせるチームもあるが、そうなればバーンズもしくはイグダーラをスクリーナーに使うだけ。ウォリアーズは、どんな戦略に対しても柔軟なカウンターを持っており、とにかく隙がない。

このスモールボールはどうすれば止められる?

▼グリーンのスクリーン

・シクサーズはいつ勝てるんだ?

ウォリアーズのまさに対極の位置に存在するのがフィラデルフィア・76ersだ。

現地21日のマイアミ・ヒート戦では後半開始直後で最大17点差を奪い、第4Q中盤でも87-77の10点リードと勝利まであとわずかだったが、そこからラスト7分でフィールドゴール成功1本と見事にメルトダウン(しかもその1本はすでに勝負が決した残り3秒で)。19-4のランで一気に逆転され、今季開幕から14連敗を喫した。

シクサーズは昨季も歴代ワースト2位記録となる開幕17連敗でシーズンをスタート(ワーストは2009年のネッツで開幕18連敗)。二季連続で0勝11敗以上を記録したチームは史上初めてだ。さらに今季は平均得失点差が-14.1点で昨季(-9.0)よりも悪い。

またシクサーズは昨季の3月25日から1度も勝利を上げておらず、通算で24連敗中となってる。

シクサーズの初勝利とウォリアーズの初敗北、どちらが先にくるだろうか…?それぞれの今後5試合のスケジュールは以下の通り:

ウォリアーズ シクサーズ
@DEN @MIN
LAL @BOS
@PHX @HOU
SAC @MEM
@UTA LAL

動画:

1.J.Willの40歳誕生日記念

2.コービーとダークがすごく楽しそう

3.ナーレンズ・ノエル

4.ポール・ジョージ、34得点

5.それでも笛は鳴らない

h/t jonathanlaniado

6.J.Rとラブのハンドシェイク

7.キングスのベビーレース

8.カリーのドリブル練習風景

・今週の一枚: TDとADの過去4シーズン比較

ダンカンとデイビス 過去4シーズン比較

via Reddit

36~39歳のダンカンと19歳~22歳のデイビスのスタッツ。

Thumbnail via YouTube/NBA

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About the Author

いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • big ticket

    duncanのスタッツww

    • 30代後半に突入してからの3~4シーズンで26試合しか欠場していないのはさすがです!あと2~3年はいけるような…

  • 綿

    GSWは暴力的な強さですねw
    ただ私が思うに、FTの確率をウォリアーズと同程度まで上げるのが、対策としては手っ取り早い策じゃないかと思ってます。簡単では無いですが、カリーを止めるよりは難しく無いですよね。
    実際、接戦になったクリッパーズ戦に関しては、FT成功率が並んでいたら連勝が危うかったかもという印象です。

    • 36s

      あの試合は惜しかったですよね。
      「レディックがいたら」だとか「FTが入れば」といいたくなる。
      ただ、CP3とグリフィン絶好調で勝てないのはGSWの強さが強調された感じがあります。みんな連勝止めるのはクリッパーズと思ってましたし。

      接戦だったブルズ戦にしろ5人揃った4Qは突き放されてるんですよねー。
      年明けのSUSに期待しといてください!!

    • 確かにFTは大切ですね。ただクリッパーズはジョーダンがいるので厳しそうです。せめて60%で決められるようになれば面白いのですが…。ウォリアーズが相手の場合は、クラッチタイムにジョーダンを入れない方が得策かもしれませんね。

  • 36s

    あのクリッパーズ戦を見ると勝てる気がしないんですよね。とにかく5人揃うとヤバイ!!ファウルトラブルしかないんですかねぇ。控えも充実してますけど。
    SUS戦はレナードに期待するしかないなぁ。
    そもそもトンプソン、グリーンあたりが2~5番まで守れてるのがおかしいんですけどね笑

    • ウォリアーズのスモールボールはオフェンスだけでなく、ディフェンスが最高に強いのが厄介ですよね。特にヘルプやダブルチームに隙がありません。昨季ファイナルのキャブスのように高さで攻めようとしても、ローポストにボールを回すことすら困難です。

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