ロンゾ・ボールとJJ・レディックがスリー対決
こちらは、現地3日に行われたニューオリンズ・ペリカンズのトレーニングキャンプからのワンシーン。
アンソニー・デイビスのトレードでレイカーズからペリカンズへと移籍したロンゾ・ボールが、同じく今夏FAでチームに加入した大ベテランシューターのJJ・レディックにスリーポイントショットで勝負を挑んだ。
▼チーム練習後の3P対決
https://twitter.com/PelicansNBA/status/1179858208384569344
2人の対決は、やはりレディックの勝利に終わった模様。それにしてもレディックのジャンプショットは美しい…。
またこの動画を見る限りでは、ロンゾのシュートフォームが以前と比べて良くなっている印象。シュートを放つ際に頭の左側にボールを振る変な癖が消えた。練習でのシュートなので、実戦でどれだけ改善されるかは分からないが、フォロースルーや足のスタンスも安定してきた気がする。
今夏のペリカンズは、長年フランチャイズの顔を務めたアンソニー・デイビスをレイカーズへとトレード放出。完全に新たなチームへと生まれ変わった。リーグを代表するスーパースターはいないものの、ロスターの層が厚い。
オールスター級の万能ガードであるドリュー・ホリデーを筆頭に、2019年ドラフト1位の超大型新人ザイオン・ウィリアムソン、レイカーズの若手コアだったロンゾ・ボールとブランドン・イングラム、リーグトップクラスのシューターであるJJ・レディック。トレードでユタ・ジャズからビッグマンのデリック・フェイバーズを獲得した他、ベンチにはイートワン・ムーアやジョシュ・ハート、ジャリル・オカフォーがいる。
▼2019-20ペリカンズのデプスチャート
- PG:ロンゾ・ボール、フランク・ジャクソン
- SG:ドリュー・ホリデー、JJ・レディック、ニッケル・アレキサンダー・ウォーカー(新人)、イートワン・ムーア
- SF:ブランドン・イングラム、ジョシュ・ハート
- PF:ザイオン・ウィリアムソン、デリック・フェイバーズ
- C:ジャリル・オカフォー、ジャクソン・ヘイズ(新人)
センターポジションが手薄な気がするが、本来PFのデリック・フェイバーズが先発センターを務める可能性は高そう。
恐らくスタメンはロンゾ、ホリデー、イングラム、ザイオン、フェイバーズあたりか?その場合シューティングとフロアスペースがやや不安だが、機動力やサイズ、守備力でそれをカバーできるラインアップになれるはずだ。またハーフコートオフェンスのバランスを考えると、ロンゾ/レディック/ホリデー/のスリーガードに、ザイオンとフェイバーズのフロントコート。ザイオンがセンターで、イングラムが4番に入るスモールラインアップもポテンシャルが高い。
▼ロンゾとザイオンのアリウープ
https://twitter.com/PelicansNBA/status/1179477279581376512
今季のペリカンズは注目したいチームの一つだ。
ペリカンズロスター:「NBA」