ナーレンズ・ノエル、クオリファイングオファーでマブス残留へ
今夏に大型契約を狙っていたセンターのナーレンズ・ノエルだが、FA解禁から約2ヵ月経っても納得のいくオファーを得られなかったため、来年に再び勝負をかけることに決めたようだ。
ESPNによると、制限付きFAのノエルはマブスが提示していた1年/410万ドルのクオリファイングオファーにサインしたとのこと。報道によれば、マブスは7月1日に4年/7000万ドルの契約をオファーしていたらしいが、ノエルがマックスサラリーを要求したため、すぐにそのオファーを取り下げたという。結果的に、来季年棒にして約1300万ドルのペイカットとなってしまったが、これでノエルは2018年夏に無制限FAとなる。
▼2016-17シーズンハイライト
2016-17シーズンのノエルは、マブス移籍後の22試合で8.5得点、6.8リバウンドを平均。本人が希望したとされるマックス契約に見合うような結果はまだ残せていないが、次のシーズンで大躍進して株を上げられれば、来夏FAで大型契約を獲得できるようになるかもしれない。
なお来夏は、デマーカス・カズンズ、ブルック・ロペス、デアンドレ・ジョーダン(オプション)、ラマーカス・オルドリッジ(オプション)、ユスフ・ヌルキッチ(制限付き)、エネス・カンター(オプション)ら優秀なビッグマンたちがフリーエージェントとなるので、2017-18シーズンはノエルにとってポテンシャルを証明するための勝負の年となる。
参考記事:「ESPN」