カーメロ・アンソニーがブレイザーズデビュー戦で先発出場
NBAでは現地19日、ニューオリンズ・ペリカンズとポートランド・トレイルブレイザーズがスムージー・キング・センターで対戦。元オールスターのカーメロ・アンソニーがNBAにカムバックした。
同日にブレイザーズと正式に契約を結んだばかりのアンソニーは、約1年ぶりの公式戦に先発パワーフォワードとして出場。試合開始1分にフレアスクリーンからのキャッチ&シュートからスリーポイントショットを沈め、ブレイザーズとしての初得点をあげる。
▼新たな背番号は「00」
その後もブロックショットからチームのトランジションに繋げたり、得意のミドルレンジ・プルアップを決めたりと好スタートを切るも、第2Q以降はやや失速し、最終的にフィールドゴール14本中4本成功。24分の出場で10得点にとどまり、さらにチーム最多となる5ターンオーバーと5ファウルを出してしまった。
数字的にはあまり良い結果を残せなかったアンソニーだが、1年のブランクがあったことを考えると、オフェンスのフロー自体はそれほど悪くなかった印象。試合後には、「コートに戻って来れて、自分の居場所に戻って来れて最高の気分だった」とようやく復帰できた喜びを語っていた。
▼アンソニーの復帰戦
同日の試合は、第3Qを35-25で上回ったペリカンズが115-104で快勝。ドリュー・ホリデーが22得点/10アシスト、ブランドン・イングラムが21得点、JJ・レディックが18得点でチームを引っ張った。
これでペリカンズは今季初の連勝をあげ、シーズン5勝目(9敗)を獲得。開幕2勝8敗と最悪のスタートだったが、ここ4試合中3試合に勝利して調子を上げている。
▼ホリデー!!
一方で5勝10敗のウェスト14位に転落したブレイザーズはアンソニーの他、CJ・マッカラムが22得点、ハッサン・ホワイトサイドが14得点/14リバウンドのダブルダブルを記録。この日はエースのデイミアン・リラードが腰の不調で欠場した。
ボックススコア:「NBA」