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NBA 勝率
2020 5 12

歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

NBA 0

NBAは今年で設立74年目。Basketball Referenceのデータによると、これまでに合計で4489人の選手が少なくとも1試合をプレイしている。この中で、最も勝利の割合が高かった選手は誰なのか?

以下は、歴代NBA選手のレギュラーシーズンキャリア通算勝率トップ10(2020年5月現在)。ランキングの対象となる条件は、250試合以上に出場していること。なので1~3年だけ強豪チームに所属してキャリアを終えたような選手は入っていない。

10位:サム・ジョーンズ

  • 所属チーム:ボストン・セルティックス
  • 通算勝率:71.89%(624勝244敗)

「Mr.クラッチ」と呼ばれたガード選手で、1950~60年代セルティックスの一員。ビル・ラッセルらと共に合計10回のリーグ制覇を達成した。

9位:ティム・ダンカン

  • 所属チーム:サンアントニオ・スパーズ
  • 通算勝率:71.91% (1001勝391敗)

MVP2回にファイナルMVP3回。歴代屈指のビッグマンであり、1997年のNBAデビューから19シーズン連続でスパーズをプレイオフへと導いたレジェンドだ。

カリーム・アブドゥル・ジャバーとロバート・パリッシュに次いで、レギュラーシーズン通算1000勝に到達した史上3人目の選手でもある。

8位:マヌ・ジノビリ

  • 所属チーム:サンアントニオ・スパーズ
  • 通算勝率:72.09%(762勝295敗)

アルゼンチン出身のガード選手で、ダンカンと共にスパーズを4回の優勝に牽引。オールスター級の実力がありながら、NBAキャリアの大部分でリザーブを務めた。歴代最高のシックスマンの一人とも言われている。

もう一人のスパーズ・ビッグスリーであるトニーパーカーは、通算勝率が71.13%で歴代12位。スパーズでのキャリア17年だけなら71.95%(892勝362敗)で、ちょうどダンカンとジノビリの間で9位になるが、ホーネッツでの1シーズン(30勝26敗)で通算勝率が下がってしまい、トップ10から外れることとなった。

7位:トム・ヘインソーン

  • 所属チーム:ボストン・セルティックス
  • 通算勝率:72.63% (475勝179敗)

ヘインソーンも1950~60年代セルティックス王朝のメンバー。9年のキャリアで8回の優勝を達成している。

6位:ダニー・グリーン

  • 所属チーム:スパーズ、ラプターズ、レイカーズなど
  • 通算勝率:72.69% (495勝186敗)

キャブス所属だったプロ1年目はシーズン終盤にウェイブされて終わったが、その後は3&Dプレイヤーとして頭角を現し、2014年スパーズと2019年ラプターズの優勝に主要メンバーの一人として貢献。特にスパーズのチャンピオンシップランでは攻守で欠かせない存在だった。

またグリーンは、カレッジ時代にノースカロライナ大の一員としてNCAAトーナメント制覇を達成。NBAとNCAAでそれぞれ優勝したノースカロライナ大学出身の選手は、グリーンの他にジェイムズ・ウォージーとマイケル・ジョーダンしかいない。

5位:マイケル・クーパー

  • 所属チーム:ロサンゼルス・レイカーズ
  • 通算勝率:72.85% (636勝237敗)

80年代の「Showtime」レイカーズでシックスマンを務めたディフェンスのスペシャリスト。1987年のDPOY受賞やキャリア通算8回のオール・ディフェンシブ・チーム選出など守備のアワードを多数獲得し、レイカーズの5度の優勝に大貢献した。

4位:K.C.ジョーンズ

  • 所属チーム:ボストン・セルティックス
  • 通算勝率:73.08% (494勝182敗)

1950~60年代セルティックスのメンバー。ダニー・グリーンやマイケル・クーパーと同じく究極のロールプレイヤー的な選手であり、特に守備力が高かった。

ジョーンズは個人のアワードには縁がなかったものの、1958年のNBAデビューから8年連続でリーグ制覇達成。またNBA、NCAA、オリンピックの3つで優勝したバスケ史上7人のうちの1人でもある。

3位:ラリー・バード

  • 所属チーム:ボストン・セルティックス
  • 通算勝率:73.58% (660勝237敗)

NBA史を代表するレジェンドの一人。3度のMVPに2度のファイナルMVP、10度のオールNBAチーム選出など数々のアワードを受賞し、80年代セルティックスを3回の優勝に導いている。

他のトップ10の選手たちを見ると、優勝候補チームでキャリアをスタートしたケースがほとんどだが、バードの場合は少し違う。

バードが入団する前のセルティックスは、2年連続でプレイオフ進出を逃していたロッタリーチーム。バードは1年目から21.3得点、10.4リバウンドのダブルダブルを平均して1980年の新人王を受賞。1979-80シーズンのセルティックスは前年の29勝53敗から61勝21敗へと大躍進を遂げ、プレイオフではカンファレンスファイナルまで駒を進めた。

2位:マジック・ジョンソン

  • 所属チーム:ロサンゼルス・レイカーズ
  • 通算勝率:73.95% (670勝236敗)

「Showtime」レイカーズを引っ張った史上屈指のポイントガードであり、ラリー・バードの最大のライバル。NBAが1980年代に大人気のプロスポーツへと進化できたのは、マジックとバードのおかげと言っても過言ではないと思う。

バードと同じ1979年ドラフトでNBA入りしたマジックは、新人王こそ逃したものの、1年目からオールスターに選出。さらにプレイオフではアシストとスティールでリーグ首位の数字を記録してレイカーズの優勝に大貢献し、20歳のルーキーシーズンにしてファイナルMVPを受賞するという前代未聞の伝説を作り上げた(2020年現在でも他に達成者なし)。

マジックはキャリア13シーズンでMVPとファイナルMVPを3回ずつ受賞し、合計10回のオールNBAチームに選出。キャリア平均アシスト数で歴代1位の11.19アシストを記録している。

1位:カワイ・レナード

  • 所属チーム:スパーズ、ラプターズ、クリッパーズ
  • 通算勝率:75.29% (390勝128敗)

カワイ・レナードは2011年ドラフト15位指名のフォワード。ドラフト時の評価は、サイズと身体能力に恵まれているものの、スキル面ではまだまだ粗削りで、オンボールでの得点力が弱点。選手のタイプとしては、チームのエースではなく、オールラウンドなロールプレイヤー的な印象だった。

だがキャリアを通して、ボールハンドルやジャンプショットなどのオフェンススキルが急激に進化。今では、リーグ最高峰の“ツーウェイ・プレイヤー”と呼ばれるまでに成長している。

レナードはキャリア9年目の28歳にして、すでにファイナルMVPとDPOYを2回ずつ受賞。特にラプターズを優勝に導いた2019年のプレイオフランが驚異的で、1ポストシーズンにおける通算得点で歴代3位となる732得点を獲得。76ersとのイースト準決勝第7戦では、ブザービーターでシリーズ・ウイニングショットを決めた。

※   ※   ※

NBA通算勝率トップ10はセルティックス、レイカーズ、スパーズに所属した選手が独占。カワイ・レナードとダニー・グリーン以外の8選手は、生涯一球団を貫いた。

昨季終了時では、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが通算勝率73.35%(391勝142敗)で歴代4位だったが、スプラッシュブラザーズ不在だった2019-20シーズン(10勝33敗)により大幅に転落した。

ちなみに、歴代ワーストの勝率は“ザ・プロセス”再建期真っただ中の76ersでプレイしたホリス・トンプソンで、通算53勝212敗の勝率2割となっている。

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