アヌノビーがシュルーダーをすくい投げして退場、レイカーズvsラプターズ戦で乱闘寸前
現地6日に行われたロサンゼルス・レイカーズ対トロント・ラプターズ戦で、一触即発の場面があった。
引き金となったのは、第1Q終盤でのプレイ。レイカーズのデニス・シュルーダーがラプターズの速攻を阻止しようと、レイアップの態勢に入っていたOG・アヌノビーに覆いかぶさるようにハードファウルする。
ファウルしたシュルーダーは、アヌノビーが倒れないように体を支えていた印象。それに対して、なぜかアヌノビーは、シュルーダーの片足をすくってフロアに転ばせてしまった。
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すると、それを近くで見ていたレイカーズのモントレス・ハレルが激高。殴りかかりそうな剣幕でアヌノビーに詰め寄ろうとするが、すぐに他の選手や審判たちが間に入って止めたため、乱闘には発展せずに済んだ。
ビデオレビューの結果、シュルーダーを転ばせたアヌノビー、そしてラプターズ選手に飛びかかろうとしたハレルが退場処分。
なぜアヌノビーが唐突に“すくい投げ”をしようと思ったのかは謎だが、シュルーダーが倒れるや否や心配するような仕草を見せ、さらにハレルが特攻してきた際もやり返そうとせず、すぐに揉み合いから遠ざかっていた。
なお試合は、レイカーズが110-101でラプターズを撃破。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの欠場が続く中、合計7選手が二桁得点をあげて勝利を手にした。
ボックススコア:「NBA」