TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ルカ・ドンチッチ 46得点
2021 2 14

ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

ルカ・ドンチッチ 0

両チーム合計で270点を超えるハイスコアゲームとなった現地12日のダラス・マーベリックス対ニューオリンズ・ペリカンズ戦。ルカ・ドンチッチのキャリアベストなパフォーマンスにより、マブスが143-130でペリカンズを破った。

この日のドンチッチは、30本中17本のフィールドゴールを成功させて46得点をマーク。プレイオフも含め、ドンチッチの自己最多得点記録だ。

今季開幕からずっとスリーポイントショットに苦戦してきたドンチッチだが、この試合では8本中5本に成功と絶好調。たった1日でシーズン3P成功率が30.9%から32.3%に上昇している。

さらにキャリアハイ46得点に加え、12アシスト、8リバウンドを獲得。ドリブルでミスマッチを攻めまくってペリカンズ守備を切り崩しつつ、ヘルプやトラップが来れば的確にパスをさばくなど、完全にゲームを支配していた。

なおドンチッチは同日の試合で、キャリア通算4000得点を突破。ESPNによると、過去40年間でマイケル・ジョーダンとシャキール・オニールに次ぐ3番目の早さだという。

https://twitter.com/espn/status/1360410297350062084

ルカの成長

今季のドンチッチはスリーこそスランプ気味なものの、大ブレイクした昨季から着実に進化している。特に「ミドルレンジゲーム」の成長が目覚ましい。

昨季までのドンチッチは、ペイントエリアとスリーが主な得点源であり、ミドルレンジはあくまで最終手段としていた印象。

実際にドンチッチのFGアテンプトの分布を見てみると、2019-20シーズンは:

  • スリー39%(521FGA)
  • リム33%(377FGA)
  • ミドルレンジ28%(333FGA)

とジェイムス・ハーデンを筆頭とする「リムorスリー」重視のショットセレクションだった。

だが今季のドンチッチは、ポストアップからのフェイダウェイや、ドライブからのプルアップショットなど、いろいろな角度からミドルレンジを打ちまくっており、得点源が大きくシフトしている。

「Cleaning the Glass」にデータによると、ドンチッチの2020-21シーズンのショット分布は:

  • ミドルレンジ43%(226FGA)
  • スリー31%(182FGA)
  • リム26%(137FGA)

しかも今季ドンチッチのミドルレンジショット成功率は49%と、極めて高水準。ケビン・デュラント(50%)やデマー・デローザン(49%)、カワイ・レナード(48%)らミドルレンジのスペシャリストと比較しても、アテンプト数と成功率の両方で遜色ない数字だ。

ドンチッチのミドルレンジゲームの進化は、昨季と今季のショットチャートを比較すれば一目瞭然:

▼2019-20

▼2020-21

昨季と比べて、2Pのショットレンジが外へと広がっている。

同日のペリカンズ戦でも、ドンチッチはミドルレンジからディフェンスを翻弄。例えば、ブレーキ力(減速力)を活かしたドライブからのステップバック・ロングツー:

During the offseason Luka must have looked at his Stepback Three-Point Percentage and was like

Hmm…. what if I just did this like 10 feet closer? pic.twitter.com/hFQMwwtARo

— Nick Angstadt (@NickVanExit) February 13, 2021

さらに後半には、ダーク・ノビツキーのロゴから片足フェイダウェイを決めた:

https://twitter.com/espn/status/1360418739997429762

同日はドンチッチの他、クリスタプス・ポルジンギスが8本のスリーを沈めて36得点の大活躍。連勝を4に伸ばしたマブスは今季成績を13勝14敗とし、ウェスト9位に浮上している。

一方で敗れたペリカンズは、ザイオン・ウィリアムソンが15本中14本成功から36得点で大暴れ。ショットミスしたのはスリー1本だけで、インサイドでは14本中14本のパーフェクトと、完全にアンストッパブルだった。

ペリカンズはザイオンの他、ブランドン・イングラムが30得点を記録している。

ボックススコア:「NBA」

カリーがキャリア17回目の二桁スリー成功、40得点でチームを勝利に牽引 今季一の珍プレイ?ピリオド終了間際のハーフコートショットをゴールテンディングしてしまう

Related Posts

ドンチッチ 罰金

ブログ

ルカ・ドンチッチ、審判への不適切なジェスチャーで3万5000ドルの罰金処分に

ドンチッチ ハーフコートショット

Video

【ハイライト】ドンチッチ、マスコットに負けじとミラクルショットを一発で決める

ドンチッチ 60得点

ブログ

ドンチッチがNBA史上初の60-20-10トリプルダブル、マブスの得点記録も更新

12月23日 2022

ブログ

12月23日に合計5選手が40得点オーバーの大活躍、4選手がインターナショナル勢

特集

  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    2021年9月27日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    2021年11月15日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • NBA選手26人に聞きました、「本当はレブロンのことどう思ってる?」- ESPN調べ
    NBA選手26人に聞きました、「本当はレブロンのことどう思ってる?」- ESPN調べ
  • センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
    センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • もしも各NBAチームが地元の選手だけで構成されていたら…?
    もしも各NBAチームが地元の選手だけで構成されていたら…?
  • 【ミニドキュメンタリー】半年のトレーニングで人生初ダンクを決めた170cmのバスケ少年
    【ミニドキュメンタリー】半年のトレーニングで人生初ダンクを決めた170cmのバスケ少年
  • 2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
    2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
  • 【動画】14歳の米バスケ少年がバケモノ過ぎてつらい!!セブンス・ウッズ選手
    【動画】14歳の米バスケ少年がバケモノ過ぎてつらい!!セブンス・ウッズ選手
  • ESPNが選ぶ、2010年代NBAで最も心に残った試合ランキングTop8
    ESPNが選ぶ、2010年代NBAで最も心に残った試合ランキングTop8
  • 【地図で見る】最もNBA選手を輩出したバスケのメッカはどこだ?
    【地図で見る】最もNBA選手を輩出したバスケのメッカはどこだ?

ランダム

  • ラマーカス・オルドリッジ スパーズを選んだ決め手ラマーカス・オルドリッジ、スパーズを選んだ決め手は「アイミ・ウドカとのフライト」
  • ニコラ・ヨキッチ トリプルダブル 35得点ニコラ・ヨキッチが史上2人目の快挙、ノーミスでの30得点トリプルダブル達成
  • マブス 5連勝マブスがロケッツを破り5連勝、ドンチッチはシーズン平均30得点突破
  • ボバン・マリヤノヴィッチ リムボバン・マリヤノヴィッチ、パワフルすぎてリムを曲げてしまう
  • ジョエル・エンビード 怪我の状況ジョエル・エンビード 右足の回復プロセスにブレーキか

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes