ボグダノヴィッチのブザービーターでキングスが大逆転勝利
NBAでは現地27日、ゴールデン1・センターでサクラメント・キングスとロサンゼルス・レイカーズが対戦。2年目ウィングのボグダン・ボグダノヴィッチの超ファインプレイにより、キングスが劇的な勝利を手にした。
キングスは、第4Q残り6分30秒の時点で15点ビハインドとかなり不利な状況に陥っていたが、そこから怒涛のカムバックを展開。25-12のランで一気に接戦に持ち込むと、2点差で迎えた試合最後のポゼッションでは、ボグダノヴィッチが逆転決勝点となるステップバックスリーをタイソン・チャンドラーの上から沈める。
ボグダノヴィッチは試合後、ブザービーターについて、「いつも練習しているショット。ドリブル2回からプルアップ、右にステップバックしてシュート…。誰がディフェンダーだったかも覚えていない。ただ自分のムーブをやっただけ」と反復練習の大切さを説いた。
この日のキングスは、ボグダノヴィッチがチーム最多の23得点、ディアロン・フォックスが15得点/12アシストのダブルダブルでチームを牽引。ボグダノヴィッチはブザービーターの他にも、勝負所でショットを決めまくるクラッチパフォーマンスを見せ、第4Qラスト5分間だけで12得点をあげた。
これでキングスは19勝16敗となり、再びウェスト8位に浮上だ。
▼2017年ドラフトPG対決
今季のキングスはクラッチタイムに強く、NBA.comのデータによると、残り時間5分以下で5点差以内の接戦となった試合でリーグ首位の勝率73.7%(14勝5敗)を記録している。
一方でレブロン・ジェイムスとラジョン・ロンドが不在だったレイカーズは、カイル・クーズマがゲームハイ32得点、ブランドン・イングラムが22得点をマーク。さらにロンゾ・ボールが20得点、12アシスト、9リバウンドとあと一歩でトリプルダブルの大活躍を見せ、エース不在ながらも若手コアが大健闘した。
ボックススコア:「NBA」