絶好調のヒートが12連勝達成
1月中盤から好調を維持しているマイアミ・ヒートが、現地8日に行われたミルウォーキー・バックス戦に106-88で快勝。連勝記録を、ウォリアーズと並んで今季リーグ最長となる12勝に更新した。
ヒート快進撃の原動力となっているのは、ゴラン・ドラギッチとディオン・ウェイターズのセブンイレブン・コンビで、過去12試合の連勝期間中にドラギッチが22.9得点/6.8アシスト/3P成功率56.3%、ウェイターズが20.6得点/4.8アシスト/3P成功率50.0%を平均。その間にヒートは、オフェンシブレーティングでリーグ8位(110.8)、ディフェンシブレーティングでリーグ1位タイ(100.0)と極めて優秀な数字を残している。
NBAによると、ヒートの12連勝は、勝率5割以下のチームとして歴代最長記録だという(2位は96-97のフェニックス・サンズ)。
▼12連勝ハイライト
オフシーズンに長年のフランチャイズエースを失い、シーズン中もジャスティス・ウィンズロウやジョシュ・リチャードソンら有望な若手が負傷離脱。今季半分を終えた時点で11勝30敗のイースト14位と、このままドラフト上位指名組確定かと思われたが、2月9日の時点でイースト8位のピストンズから2ゲーム差の10位と大きく順位を上げている。
「連勝記録の話はしない。それよりも、選手たちが力を合わせてチームとしてのアイデンティティを形成し、彼らがチームのカルチャーやお互いを受け入れ、執念を持って守備に取り組んでいるということに、より大きな意味がある」
– エリック・スポールストラ
ボックススコア:「NBA」