NBA史上9人目、カイリー・アービングが「50-40-90」クラブのメンバー入り
ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、2020-21レギュラーシーズン最終日に奇跡を起こした。
現地5月15日の時点で、シーズンスリー成功率が39.7%だった今季のアービング。16日のクリーブランド・キャバリアーズ戦で3本中3本のスリーを沈めたことにより、ギリギリで40%を上回ることに成功する。
これで今季アービングのシューティングスプリットは、FG50.6%、スリー40.2%、フリースロー92.2%となり、自身のキャリアで初めて「50-40-90」を達成。もし同日の試合でスリーを1本でもミスしていたなら、実現できていなかった。
「50-40-90」は、歴代でもほんの一握りの選手しか到達していないシューターの聖域。アービングが史上9人目の達成者となる。
▼50-40-90クラブ
- スティーブ・ナッシュ(4回)
- ラリー・バード(2回)
- ステフィン・カリー
- ケビン・デュラント
- レジー・ミラー
- ダーク・ノビツキー
- マーク・プライス
- マルコム・ブログドン
- カイリー・アービング
この9人中3人(アービング、デュラント、ナッシュ)が現ネッツのメンバーだ。
なお今季のアービングは平均26.9得点を記録。シーズン25得点以上を平均しながら50-40-90を達成したのはアービングの他、NBA史上でラリー・バード(1986-87、1987-88)、ケビン・デュラント(2012-13)、ステフィン・カリー(2015-16)の3選手しかいない。
参考記事:「NBA」