アメリカのNBAブロガー22人が選ぶ、2013-14NBAパワーランキング
2013年オフシーズンFAもそろそろ締めくくりを迎えようとしている。30日にピストンズがブランドン・ジェニングスの獲得を発表したが、恐らくこれがシーズン前最後のメジャーな移籍となるだろう(あと目ぼしいのは、グレッグ・オデンくらいか…)。
来季に向けての各チームの青写真が出そろったところで、早速アメリカのNBAブロガーたちは2013-14シーズンの順位予想を議論し始めている。
以下は、米スポーツメディア「SB Nation」のNBAライター22人が投票で選んだ来季のパワーランキングだ。右の項目は、昨レギュラーシーズンの順位。
※このランキングはブランドン・ジェニングスのトレード以前に作成されたものです
| ランキング | チーム | 昨季の順位 |
| 1 | ヒート | 1 |
| 2 | サンダー | 2 |
| 3 | スパーズ | 3 |
| 4 | ペイサーズ | 8 |
| 5 | クリッパーズ | 5 |
| 6 | ブルズ | 11 |
| 7 | ロケッツ | 13 |
| 8 | ネッツ | 9 |
| 9 | グリズリーズ | 6 |
| 10 | ウォリアーズ | 10 |
| 11 | ニックス | 7 |
| 12 | ウルブズ | 22 |
| 13 | ナゲッツ | 4 |
| 14 | ホークス | 14 |
| 15 | ブレイザーズ | 21 |
| 16 | ペリカンズ | 26 |
| 17 | ウィザーズ | 24 |
| 18 | キャブス | 28 |
| 19 | マブス | 17 |
| 20 | レイカーズ | 12 |
| 21 | ピストンズ | 23 |
| 22 | ラプターズ | 20 |
| 23 | バックス | 18 |
| 24 | キングス | 25 |
| 25 | ジャズ | 15 |
| 26 | セルティックス | 16 |
| 27 | ボブキャッツ | 29 |
| 28 | マジック | 30 |
| 29 | サンズ | 27 |
| 30 | シクサーズ | 19 |
2連覇中の王者マイアミ・ヒートが予想通りのトップ。なんとブロガー22人全員が、満場一致でヒートを1位に投票するという結果となった。
ヒートは昨季のプレイオフで弱点がやや露呈してしまった感がある。このオフシーズンは、これといった補強が今のところできておらず、ドウェイン・ウェイドの怪我の状態も不安要素の一つだ。
とはいえ、優勝チームのメンバーはほぼそのまま残るわけで、何よりもレブロン・ジェームズがいる。誰かがプレイオフで実際にヒートを負かすまで、この評価は変わらないだろう。
イーストでは他に、インディアナ・ペイサーズとシカゴ・ブルズが上位に食い込んでいる。ペイサーズは昨季プレイオフでの躍進、ブルズはデリック・ローズの復帰などが理由で、昨年よりも大幅に評価が上がった。ブルズに関しては、もう少し上でもいいような気もするが、とりあえずローズの復帰ぶりを様子見といったところか。
ウェストでは、ドワイト・ハワードを獲得したヒューストン・ロケッツが評価を高めた。反対に、ハワードを失ったレイカーズは、コービーの怪我も相まって、評価はがた落ち。ほとんどのブロガーが、プレイオフ進出は難しいだろうとみている。
そしてダントツの最下位に選ばれたのは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ。まあそもそも、それがシクサーズの狙いなのかもしれない。来季は捨ててドラフトロッタリーの当選確立を高め、来年にアンドリュー・ウィギンズ獲得でフランチャイズ復活、というパターンもありえるわけだ。
▼レブロン以来の素材と噂のアンドリュー・ウィギンズ。まるでビンス・カーターとTマックを掛け合わせたようなアスリートだ。来年のドラフト1位指名間違いなしか
ちなみに来年のドラフトは、レブロンやウェイド、カーメロ・アンソニーを出した2003年以来の大豊作になるだろうと予想されている。
来季はどうなると思いますか?
Thumbnail by wallyg via Flickr
ソース:「sbnation.com」



