ウォリアーズがOTでスパーズに逆転勝利、シリーズをタイに
スパーズが2勝1敗のリードで迎えたカンファレンス準決勝の第4戦。ウォリアーズが残り時間5分の8点ビハインドから同点に追いつき、オーバータイムの末に勝利。シリーズを2勝2敗のタイに戻した。
前半は完全にスパーズのペースで試合が運ぶも、第3Qにウォリアーズが巻き返し2点差にまで詰め寄る。
第4Qの中盤に入り再びスパーズがリードを広げはじめ、残り4分47秒の時点で点差は8点に。勝利をつかみかけるが、そこから“スパーズらしくない”プレーが相次ぎ、オフェンスがまったく機能しなくなる。
第4Q最後の3分間で、スパーズのフィールドゴールはたったの1本。その間にウォリアーズは、ジャレット・ジャックらが得点を重ね、残り30秒にクレイ・トンプソンのレイアップで同点に追いつき、試合をオーバータイムに持ち込んだ。
オーバータイムに入ると、スパーズのオフェンスはさらに悪化。一方でウォリアーズが13-3のランを展開し、97対87で逆転勝利を収めた。
ウォリアーズは、ハリソン・バーンズがゲームハイの26得点をマークした他、ジャレット・ジャックが24得点で勝利に貢献。第3戦で足首を捻挫したステファン・カリーは、痛み止めの注射を打って出場し、22得点を獲得した。
一方のスパーズは、マヌ・ジノビリが21得点、ティム・ダンカンが19得点をマークするが、チーム全体のフィールドゴール成功率は36%(スリーは26%)と最悪。またフリースローを11本外すなど、完全な勝ち試合を自ら放り投げてしまった感がある。
第5戦は、14日にスパーズのホームで行われる。
Thumbnail:「ESPN – YouTube」