コービーのシーズン終了、アキレス腱断裂で手術
プレイオフを目前に控えたこのタイミングでスター選手が怪我でいなくなるのは非常に残念…。
12日の対ウォーリアーズ戦で左足を負傷し途中退場したコービー・ブライアント。MRIでアキレス腱断裂と診断され、今季の残り試合欠場が決定的となった。
34歳という年齢にもかかわらず、今季のコービーの平均出場時間は38.6分。最近の7試合にいたっては、平均45.7分プレイしている。溜まりに溜まった疲労も、今回の怪我に少しは影響したのかもしれない。
試合終了から数時間後、コービーはFacebookページからファンに向けてメッセージを発信。「本当に馬鹿げている。今までに何百万回もやってきたひとつのプレイで、これまでのトレーニングや犠牲がすべて無駄になってしまった」と怪我に対する失望感をあらわにした。
どうしてこんなことになったんだ!?意味が分からない。35歳でこの怪我から復帰して、以前と同じプレーをしろっていうのか!?一体どうすればそんなことができるんだ!?
このメッセージは午前3時ごろに送信されたものだ。さすがのコービーも今回の怪我にはそうとう参ったとみえる。それもそのはず。アキレス腱断裂は選手生命にかかわる怪我で、特に彼の年齢を考えると、そこからの手術・リハビリは至難の業だ。
だが翌日にはすっかり気持ちを入れ替えた様子で、手術に入る直前の写真をFacebookに共有した:
レイカーズのトレーナーによると、コービー復帰のタイムテーブルは約6~9ヶ月。来季の開幕戦あたりに間に合うことをチームは期待している。
これで現在8位のレイカーズは、プレイオフ進出をかけた残り2試合を大黒柱抜きで戦わなければならない大苦境に陥った。しかも相手は、西の強豪チームのスパーズとロケッツ。9位のジャズに1ゲーム差をつけているが、タイブレークはジャズが持っているため少しも油断できない。
14日の対スパーズ戦でナッシュが復帰するかどうかは今のところ未定。レイカーズのプレイオフ進出は、ハワードとガソルがチームを引っ張れるかどうかにかかっている。
Thumbnal:「ESPN – YouTube」