クリス・ポール、クリッパーズに残留決定か
米ESPNがリーグ情報筋から得た情報によると、クリス・ポールはロサンゼルス・クリッパーズと再契約を結ぶ見通しだ。7月1日の午前0:01からFA交渉が解禁となるわけだが、すでにポールの代理人は他のチームに対して、交渉を試みる必要はないと告げたという。
※追記- 7月2日: 米現地時間1日、クリス・ポール本人がTwitterを通してクリッパーズとの再契約を発表した。
クリッパーズの本拠地ステイプルズ・センターには、さっそくポール残留を祝うビルボードが掲げられた。
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ドック・リバースのクリッパーズHC就任も影響したのか。一時はドワイト・ハワードとコンビを組んでホークスあたりに移籍するのではとの噂もあったが、これでクリッパーズのファンたちはようやく胸を撫で下ろすことができそうだ。
注目のFA
今年のフリーエージェントは、ポール、ハワード以外にも注目の選手がたくさんいる。
- デビッド・ウェスト – ペイサーズは絶対に抑えておきたいところ。
- ブランドン・ジェニングス – トップPGの実力がある上に、まだ23歳と非常に若い。本人はもっとスポットライトのあたるチームに移籍したそうだが、恐らくバックスは彼を逃さないよう努めるはず。
- ジョシュ・スミス – 今季は17.1得点、7.7リバウンドを平均。FAの目玉選手のひとりなのは間違いないが、自分勝手なプレーも多いため、それなりのリスクもある。
- モンテ・エリス – 得点力が高く、ほぼどのチームでも第2、第3オプションになれる実力がある。
- アンドレ・イグドラ – 彼のプレースタイルは、やはりナゲッツが一番合っているか?ディフェンス力も非常に高い。
- O.J.マヨ – 今シーズンは後半に調子がガタ落ちしたが、基本的にコンスタントなスコアラー。
- ネイト・ロビンソン – 今季プレイオフでは、デリック・ローズの穴を見事に埋める大活躍をみせた。ゾーンに入ったら、止まらなくなるタイプのプレーヤーだ。
- マヌ・ジノビリ – 一応フリーエージェントだが、スパーズ以外のチームにいくとは思えない。思いたくない。
- アンドリュー・バイナム – トップセンターになる素質は十分にあるが、やはり怪我のリスクが高すぎる。フィラデルフィアはドラフト日のトレードでナーレンズ・ノエルを獲得したため、バイナムと再契約する必要性が薄くなった。
- J.R.スミス – 今季のシックスマン賞を獲得。レギュラーシーズンは絶好調だったが、プレイオフに入りやや調子が落ちた。ジノビリと同じく、ベンチ出場で試合の流れを一変させることのできるプレーヤーだ。
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ソース:「ESPN」