トニー・アレン、ペリカンズと1年契約へ
リーグ屈指のウィングディフェンダーとして知られるトニー・アレンが、メンフィス・グリズリーズを離れ、ニューオリンズ・ペリカンズへと移籍することとなった。
The VerticalのShams Charania記者によると、今オフにFAとなっていたアレンは現地11日にペリカンズと契約合意。契約内容は、1年/230万ドルのベテランミニマムになる見込みだという。
ザック・ランドルフと共に、長年にわたってグリズリーズの泥臭くて闘志溢れる「Grit & Grind」スタイルを体現してきたアレンは、メンフィスでの7シーズンで8.6得点、3.2リバウンド、1.4スティールを平均し、その間に6度のオールディフェンシブチームに選出(1stチーム3回)。とにかく1on1の守備に強く、全盛期にはあのコービー・ブライアントに「最もタフなディフェンダー」と言わしめたほどだ。
▼アレンのロックダウンD
これで、2008年ボストン・セルティックスの優勝メンバーで現役を続けている残りの2人ともが、ペリカンズでプレイすることとなった(もう一人はラジョン・ロンド)。来季のペリカンズは、ソロモン・ヒルの長期離脱も決まっており、ウィングのシューティング力が致命的に不足しているが、35歳ながらもオールディフェンシブ2ndチームに選ばれたアレンの加入により、昨季リーグ9位を記録した守備力がさらに強化されるだろう。
参考記事:「Yahoo Sports」