イースト決勝第3戦でレブロンが見せた神業パス
現地19日にクイックン・ローンズ・アリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ボストン・セルティックスのカンファレンスファイナル第3戦は、レブロン・ジェイムスが27得点/12アシストをマークする大活躍でキャブスを116-86での大勝利へと導いた。
第3戦でのレブロンは、序盤から気迫溢れる守備を見せてチームのムードを高めつつ、オフェンスでは12本中8本のFGを成功させて効率良く点を獲得。そしてプレイメイキングがひときわ光っていた。
レブロンがこの日に記録した12アシストは、多くがオープンスリーやダンクといったノーマークのショットにつながった。中でも特に度肝を抜かれたのは、中盤で見せた2本のパスだ。
1つ目は、レーンでダブルチームを引き付けてからの絶妙なバウンスパス:
もう一つは、カットから空中で体勢を変え、ウィークサイドのJRに放ったクロスコートパス:
フルスピードからジャンプした状態で逆サイドのチームメイトに的確なパスを出せるなんて人間業とは思えない。試合後、セルティックスのブラッド・スティーブンスHCは、「左に攻めながらあのようなパスを出せるのは、このリーグでたった1人しかいない」とレブロンのコートビジョンを称賛した。
これでイースト決勝のシリーズは、ホームチームがそれぞれ勝利をあげて、セルティックスリードの2勝1敗。第4戦は現地21日にクリーブランドで行われる。
ボックススコア:「NBA」