キングスのバディ・ヒールド、審判も苦笑いのフロップでリーグから警告
ある意味斬新なフロップだった。
NBAは現地5日、試合中にフロッピング行為をしたとして、サクラメント・キングスのバディ・ヒールドに警告を与えたことを発表した。
悪質なフロッピングとみなされたのは、4日に行われたブレイザーズ対キングス戦終盤でのプレイ。3Pラインの外側でブレイザーズのフリースロー待ちをしていたヒールドが、カーメロ・アンソニーとの軽い接触でフロアに崩れ落ちる。
カーメロに肘で小突かれたのは確かだが、もちろんノーコール。すぐ側にいた審判も苦笑いするしかなかった。
パタリとやさしく倒れ込んだヒールドに対して、フロアにいる全員が困惑の視線を向けているところがジワジワくる。
ヒールドがこのやけくそ気味のフロップを演じたのは、ブレイザーズの3点リードで迎えた第4Q残り2.7秒。キングスにはタイムアウトが残っておらず、リラードのフリースローが決まれば、その時点でほぼ負け確定という状況だった。
あの手この手で最後まで勝利を諦めない姿勢は立派だが、さすがにこれはやりすぎだと思う。
参考記事:「NBA」