TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ティム・ダンカン トラッシュトーク
2020 6 14

ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る

ケビン・ガーネット, ティム・ダンカン, トラッシュトーク 0

2020年のバスケットボール殿堂入りが決まっている元NBAスーパースターのケビン・ガーネット。歴代屈指のオールラウンド・ビッグマンとしてリーグ制覇やMVP受賞など数々の功績を残しただけでなく、誰もが「最強のトラッシュトーカー」として認めたレジェンドだ。

ガーネットの“口撃”の犠牲となった選手は数知れず。ジョアキム・ノアやスティーブン・アダムスといったタフさで知られるビッグマンたちさえも、若手時代には軽いトラウマを植え付けられた経験があるらしい。

そんなガーネットでも、現役の頃にトラッシュトークで敵わなかった相手が2人いるという。1人は、1990年代を代表するポイントガードのゲイリー・ペイトン。そしてもう一人は、同世代で最大のライバルの一人だったティム・ダンカンだ。

ティム・ダンカンのプレイスタイルと言えば、常に冷静で、どんな場面でも黙々と仕事をこなしていた印象。トラッシュトークとは無縁な選手だったイメージさえある。

ガーネットによると、ダンカンのトラッシュトークは、攻撃的な言葉遣いで相手を威嚇したり罵ったりするものではなかったという。そもそもセンテンスですらなく、落ち着いた口調ながら的確に相手をいらだたせるフレーズをぼそっと呟いてくるらしい。

https://twitter.com/SLAMonline/status/1246236814026964992

以下、今年2月のオールスターブレイク中に公開された「ALL THE SMOKE」ポッドキャストのエピソードより:

「信じられないかもしれないが、ティム・ダンカンのトラッシュトークが手強かった。ティミーはあまり喋る選手じゃないので、トラッシュトークをするイメージがないと思われがちかもね。彼奴はセンテンスではなく、フレーズで攻めてくる。例えば、『I got you』(やったぜ)とか、『Almost』(惜しいな)とか。一番イラつかされたのが、体をポンポンと叩きながらの『Nice Try』(頑張ったね)だったな」

「奴のトラッシュトークは、ギャングスタみたいに威嚇したり、過激な言葉を投げつけたりはしない。ゆったりした口調で攻めてくるんだ」

「トラッシュトークはアート」だとKGは語る。トラッシュトークだけなら誰にでもできるが、同時にプレイで相手を圧倒する実力が伴っていなければ無意味だ。ダンカンだからこそ、「Nice Try」というシンプルなフレーズに破壊力が生じる。

またガーネットによると、ダンカンはトラッシュトークに対する守備力がとにかく高いとのこと。トラッシュトークは相手のペースを乱すためのツールだが、ダンカンの場合はどれだけ言葉で挑発しても何の反応も示してくれないらしい。

「ティミーにはトラッシュトークが通用しない。それが最高にムカついたところだな。奴をトラッシュトークで揺さぶろうとしてエネルギーを費やしても、何の成果もな得られない。ただ自分のプレイ、自分のやるべきことを見失ってしまうだけだ」

「どんな形でトラッシュトークを仕掛けても、俺の求めるリアクションは絶対に返ってこない。肩をぶつけたりしても反応なし。ふとスコアボードを見上げると、ティミーは20-20-15みたいなスタッツを記録している。そこで俺は思ったね、『こいつにトラッシュトークしても無駄だ』」

▼ダンカンとKGのNBA初対決

なおガーネットいわく、ゲイリー・ペイトンのトラッシュトークは、タイプ的にダンカンとは真逆だったという。プレイ中のペイトンは絶えず喋り続けて、フロアを支配しようとしていたそうだ。

例えば、ペイトンが得意のポストアップを展開しているときなどは、マッチアップした選手を言葉で挑発しつつ、フロアにいるチームメイトに的確な指示を出す。同時に敵ベンチやヘッドコーチ、審判、コートサイドのファンにもトークを仕掛けていたという。

ガーネットはペイトンを「コントロール・フリーク」と表現した。

ダンカンのトラッシュトーク耐性

「ダンカンにはトラッシュトークが通用しない」

ガーネットの他にも、ロン・アーテスト(=メッタ・ワールド・ピース)やドレイモンド・グリーンら世代を代表するタフプレイヤーたちが、ダンカンのトラッシュトーク耐性について証言している:

・ワールドピース(※ ESPNより )

「一度ケビン・ガーネットがダンカンにしつこくトラッシュトークしていたのを覚えている。でもダンカンは何もしなかったな。リアクションさえしなかった。その代わりに無言でガーネットを叩きのめして、それからチャンピョンシップを勝ち取った。わかるよな?これぞギャングスタだ。感情をむき出しにしたり、相手の上からダンクを叩きこんだり、雄叫びを上げて威勢を張ったり、そんなことは誰にでもできる。だけどダンカンは…、あの男はピンプだ」

・ドレイモンド・グリーン(※ SIより )

「ティミーにトラッシュトークを仕掛けても、彼はいつものダンカン・フェイスでこっちを見つめてくるだけ。『えっ、俺に言ってるの?』と言わんばかりの表情でね」

ソース:「ALL THE SMOKE」

ラマーカス・オルドリッジが右肩手術で残りシーズン全休へ サクラメント・キングス、Twitterでレイカーズファンを釣りまくる

Related Posts

ケビン・ガーネット レイ・アレン

ブログ

ケビン・ガーネット、「ビッグスリー+ロンド」の集合写真からレイ・アレンを消してしまう

ケビン・ガーネット 永久欠番

ブログ

セルティックスがケビン・ガーネットの背番号「5」を2022年3月13日の試合で永久欠番化へ

ティム・ダンカン 殿堂入りスピーチ

ブログ

殿堂入りのティム・ダンカン、式典スピーチで恩師ポポビッチに感謝「バスケよりも大切なことを教わった」

カーメロ・アンソニー ダンカン

ブログ

カーメロ・アンソニーが通算得点でダンカン超え、歴代14位に浮上

特集

  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • 【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    2021年12月2日
  • ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    2021年2月14日
  • ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    2021年11月20日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日

NEW

  • ウォリアーズ ファイナル進出 2022ゴールデンステイト・ウォリアーズが3年ぶり11回目のNBAファイナル進出
  • 2021-22 オールNBAチーム2021-22オールNBAチーム:1stチームは5選手全員が27歳以下
  • ドレイモンド・グリーン フリースロー【ハイライト】ドレイモンド・グリーン、フリースローで奇跡の珍プレイ
  • マブス ウォリアーズ 第4戦【ウェスト決勝第4戦】崖っぷちのマブスがホームでウォリアーズに快勝、スウィープ敗退を回避
  • ウォリアーズ マブス 第3戦 2022ウォリアーズが3年ぶりのファイナル進出に王手、マブスはドンチッチが再び40点ゲームも敗北
  • 2021-22 オール・ディフェンシブ・チーム2021-22NBAオール・ディフェンシブ・チーム:ブリッジズやジャクソンJr.ら若手が初選出
  • ウォリアーズ マブス 第2戦【ウェスト決勝第2戦】ウォリアーズが後半17点ビハインドからマブスに大逆転、シリーズ2勝0敗
  • セルティックス ヒート 第2戦 2022スマート&ホーフォード復帰のセルティックスが第2戦でヒートに圧勝、シリーズ1勝1敗に
  • ウォリーアズ マブス 第1戦【2022ウェスト決勝】ドンチッチを封じ込めたウォリアーズがマブスとの第1戦に圧勝
  • オール・ルーキー・チーム 2021-222021-22シーズンのオール・ルーキー・チーム発表、トップ5位指名中4人が1stチーム入り

ポピュラー

  • 2021-22オールNBAチーム:1stチームは5選手全員が27歳以下
    2021-22オールNBAチーム:1stチームは5選手全員が27歳以下
  • 【ハイライト】ドレイモンド・グリーン、フリースローで奇跡の珍プレイ
    【ハイライト】ドレイモンド・グリーン、フリースローで奇跡の珍プレイ
  • 【ウェスト決勝第4戦】崖っぷちのマブスがホームでウォリアーズに快勝、スウィープ敗退を回避
    【ウェスト決勝第4戦】崖っぷちのマブスがホームでウォリアーズに快勝、スウィープ敗退を回避
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • 2020-21オールNBAチーム:1stチームの5人中3人がヨーロッパ出身選手
    2020-21オールNBAチーム:1stチームの5人中3人がヨーロッパ出身選手
  • ウォリアーズが3年ぶりのファイナル進出に王手、マブスはドンチッチが再び40点ゲームも敗北
    ウォリアーズが3年ぶりのファイナル進出に王手、マブスはドンチッチが再び40点ゲームも敗北
  • ジミー・バトラー、チーム練習復帰で大暴れ
    ジミー・バトラー、チーム練習復帰で大暴れ
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る
    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • オーランド・マジックに18年ぶりの幸運、2022年NBAドラフト1位指名権獲得
    オーランド・マジックに18年ぶりの幸運、2022年NBAドラフト1位指名権獲得

ランダム

  • ウォリアーズ 60勝ウォリアーズが3シーズン連続で60勝到達
  • セルティックス ウィザーズ 第6戦【BOS-WAS第6戦】ウォールが残り3.5秒に逆転決勝スリー!!
  • ジェイソン・テイタム 46得点セルティックスのジェイソン・テイタム、負けたら終わりの第6戦で46得点の躍動
  • デイミアン・リラード 初欠場デイミアン・リラードがキャリア初欠場、連続出場記録が275試合でストップ
  • 2017オールスター リザーブ2017NBAオールスターゲームのリザーブが決定

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2022
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes