ジョージ・カール元HC、「カズンズ嫌い」を改めて表明
NBAのコーチが元教え子に対してここまで嫌悪感を露わにするとか、あまり聞いたことがない。
2013年コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞者のジョージ・カール元HCが先週、「嫌いな選手は誰?」というTwitterでのお題に答えて軽く炎上していた。
そのお題は「10年前に一番嫌いだった選手のファーストネームと、今一番嫌いな選手のラストネームを並べよう」というもの。だが、ジョージ・カールはそのルールを無視して、デマーカス・カズンズのフルネームを挙げた(10年前はカズンズのデビュー前)。
しかもカズンズの名前の後ろには、「信頼できない人間」を意味するSnakeの絵文字。そこまでカズンズのことが嫌いなのだろか?
ジョージ・カールは2015年2月にサクラメント・キングスのヘッドコーチに就任。当時のフランチャイズスターだったカズンズとの関係は、最初から良好ではなかったらしく、就任4~5ヶ月目の2015年オフシーズンにはさっそくカズンズのトレード放出を推していたという。
そのことを知ったカズンズは、ヘビの絵文字を使った意味深なツイートをつぶやいていた。
▼5年前のツイート
その後カールは2015-16シーズンもキングスのHCを務めたが、成績不振を理由に、シーズン終了と同時に契約を2年残したまま解雇。一方のカズンズは、それから1年半後にニューオリンズ・ペリカンズへとトレードされた。
1984年に32歳でNBAヘッドコーチとなったカールは、27シーズンのキャリアでシアトル・スーパーソニックスやミルウォーキー・バックス、デンバー・ナゲッツなど合計で6球団を指揮。通算試合数(1999)と通算勝利数(1175)の両方で、フィル・ジャクソンよりも一つ上の歴代6位にいる。1996年にはソニックスをNBAファイナルに導いた。
カールとカズンズが和解する日は果たして来るのか?
Via Twitter