イングラムとミッチェルが40得点超えパフォーマンスで一騎打ち
NBAでは現地16日、スムージー・キング・センターでニューオリンズ・ペリカンズとユタ・ジャズが対戦。オーバータイムに及ぶ死闘の末、ペリカンズが138-132で劇的な勝利を飾り、ジャズの連勝を10で終わらせた。
ウェスト12位に浮上したペリカンズは、ブランドン・イングラムが49得点、8リバウンド、6アシストでキャリアベストなパフォーマンスを披露。対するジャズは、ドノバン・ミッチェルが自己最多タイの46得点をマークと、両チームの若きエースが熾烈な一騎打ちを繰り広げた。
▼デュエル
終始一桁点差を争う大接戦となったこの日の試合は、ペリカンズの1点ビハインドで迎えた第4Q残り0.2秒に、イングラムが逆転のフェイダウェイ・ジャンパーに成功。このショットで決着かと思われたが、ペリカンズは続くジャズのインバウンドプレイでファウルをコールされてしまい、その結果ルディ・ゴベアが2本中1本のフリースローを沈めて、延長戦に突入することとなる。
オーバータイムでのペリカンズは、5点ビハインドに陥ったOT残り2分30秒から11連続得点をあげて大逆転。チームを牽引したイングラムにホームアリーナからMVPコールが送られた。
12月17日の時点では13連敗を喫してどん底にいたペリカンズだが、そこから大きく調子を上げて14試合中10試合に勝利。来週にはザイオン・ウィリアムソンの戦線復帰が予定されており、ここからさらに勢いが増しそうだ。
ボックススコア:「NBA」