ジェフ・ティーグがルビオへのタックルで退場処分に
現地2日にビビント・スマート・ホーム・アリーナで行われたユタ・ジャズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、合計で5つのテクニカルファウルと3選手への退場が言い渡されるやや荒れた試合内容となった。
第4Q中盤には、笛が鳴らなかったことに腹を立てたジェフ・ティーグが、ドリブル中のリッキー・ルビオに激しくショルダータックル。このラフプレイが原因で両チームが軽いもみ合いになり、ティーグはフレグラントファウル2をコールされて退場となる。
ティーグがロッカールームに下がった直後、今度はジェイ・クロウダーとトム・シボドーHCが口論となり、2人にダブルテクニカルファウル。クロウダーは、残り時間45秒にも再びテクニカルファウルをコールされ、退場となった。また第2Qには、カール・アンソニー・タウンズが同じく2つのテクニカルファウルで退場処分となっている。
試合後、膝の負傷で離脱中のジミー・バトラーは、1年以上活動していなかったツイッターから「ジェフ、よくやった。なぜルビオは咄嗟に立ち上がる必要があったのか」とティーグのラフプレイを擁護。さらにユーザーから「リッキーは君やシボドー、ティーグよりもずっと“ミネソタ”だよ」という批判コメントを受け取ると、「でもルビオは君が名前を挙げた3人よりも選手やコーチとして劣っているよね…」と返信していた。バトラーはルビオに対して何か個人的な因縁でもあるのか…?
さらにバトラーは、シボドーHCと口論になったクロウダーに対しても、「ジェイ、俺のコーチから離れろよ。お前も揉めたくないはずだ」と煽りツイートを発信している。
これに対してクロウダーは:
https://twitter.com/CJC9BOSS/status/969823360455602176
「俺はツイッターでの喧嘩なんかしない主義なんで、そっちはお前に任せるよ…。ただ俺の電話番号と住所は知ってるよな!後は言わなくてもわかるよな」
– ジェイ・クロウダー
「文句があるなら直接来いよ」と言わんばかりのツイートだが、クロウダーは本気で腹を立てているわけではないし、バトラーにタイマンを挑んでいるわけでもない。2人はマーケット大学でのチームメイトであり、試合後クロウダーはツイッターでのやり取りについて、「あいつは親友」と笑顔で話していた。
「彼(バトラー)は競争者であり、トラッシュトーカーだ。今夜のような試合に出場できなかったのが何よりも悔しかったのだろう。コートに出て、チームメイトたちと一緒に戦いたいと強く思っていたはずだ。奴は僕の親友さ」
– ジェイ・クロウダー
なおこの日の対戦は、ルディ・ゴベアがシーズンハイの26得点、16リバウンド、4ブロックで大活躍した他、ドノバン・ミッチェルが26得点をあげ、ジャズが116-108で勝利。これにより、ウルブズは38勝28敗でウェスト6位に転落し、32勝30敗のジャズは8位のナゲッツまで2ゲーム差に迫った。
ボックススコア:「NBA」