ジョエル・エンビードが76ersと4年1億9600万ドルのスーパーマックスで延長契約
現地17日、フィラデルフィア・76ersがフランチャイズスターのジョエル・エンビードと延長契約を結んだことを正式に発表。エンビードも自身のTwitterから、ファンたちへのメッセージと共に契約の締結を報告した。
「フィラデルフィアは最高の場所だ!NBA王者のタイトルをホームにもたらすための努力を続け、最終的にここで引退できるのを楽しみにしている」
– ジョエル・エンビード
ESPNによると、エンビードの延長契約の内容は4年/1億9600万ドルのスーパーマックス。2023-24シーズンから新契約がスタートし、最終年となる2026-27シーズンはプレイヤーオプションとのことだ。エンビードは今の契約が2年/6500万ドル残っており、今後6年間で2億6100万ドル(約286億円)という巨額のサラリーを手にすることとなる。
2020-21シーズンのエンビードは、51試合で28.5得点、10.6リバウンドのダブルダブルを平均し、オールNBAセカンドチームとオールディフェンシブ・セカンドチームにそれぞれ選出(MVP投票では2位)。プレイオフでは、第1ラウンドの途中で軽度の右ひざ半月板損傷と診断されながらも怪我をおしてフロアに立ち続け、11試合で平均28.1得点/10.5リバウンドを記録した。
エンビードは76ersとの延長契約について、「フィリーでキャリアを終えたいと思っている。だから今回の契約はその夢を実現させるチャンスだ。このチームにいられることに感謝している」と喜びを語っている。
▼2月19日のシカゴ・ブルズ戦ではキャリア初の50点ゲーム達成
なお今オフのNBAではエンビードの他にも、ステフィン・カリーとケビン・デュラントのスーパースター2人が同じく4年でそれぞれのチームと延長契約を締結。契約金は、カリーが4年/2億1500万ドル、デュラントが4年/1億9800万ドルとされている。
参考記事:「NBA」