タウンズがウルブズ史上2人目の通算1万得点、20歳のエドワーズもスリーで球団新記録
ミネソタ・ティンバーウルブズが現地15日、敵地ボール・アリーナで行われたデンバー・ナゲッツ戦に124-107で圧勝。今季成績をウェスト9位の13勝15敗とした。
ウルブズがナゲッツから白星を挙げるのは、14年ぶりにプレイオフ進出を決めた2018年4月11日以来となる。
この日の試合では、カール・アンソニー・タウンズが18本中12本のFG成功から32得点で活躍。キャリア得点で1万8点目を記録し、ケビン・ガーネット(19201点)に次いで通算1万得点超えを達成したウルブズ史上2人目の選手となった。
タウンズは試合後、レジェンドのKGに次ぐ球団史上2人目の快挙を達成できたことについて、「とても光栄。みんなのおかげ」とコメントした。
「光栄に思う。たくさんの犠牲やみんなの協力があってこそ、この1万点の大台に到達できた。ただこれが僕のゴールではない。“ウルブズ”でいる間にもっと多くのことを達成できると思っている」
▼ウルブズの通算得点Top5
- ケビン・ガーネット:19201点
- カール・アンソニー・タウンズ:10008点
- アンドリュー・ウィギンス:8710点
- サム・ミッチェル:7161点
- ケビン・ラブ:6989点
また2015年ドラフト組の選手が通算1万得点に到達したのはタウンズが1人目。同期では、サンズのデビン・ブッカーが9883点であと一歩のところに迫っている。
3Pで球団新記録
この日のウルブズはタウンズの他、2年目のアンソニー・エドワーズが14本中10本のスリー成功からゲーム最多の38得点をマーク。1試合のスリー成功数でフランチャイズ新記録を樹立した。
エドワーズはNBA史上最年少でのスリー10本成功達成者となった。
今季のウルブズは、シーズン約3分の1を終えた時点で負け越しているものの、決して昨季までのようなドアマットチームではない。特にディアンジェロ・ラッセルがフロアにいる時間帯では+10.4点(100ポゼッションあたり)で大きく相手をアウトスコアしており、ラッセルが出場した23試合では13勝10敗で勝ち越している。
敗れたナゲッツ(14勝14敗)は、ニコラ・ヨキッチが27得点、11アシスト、10リバウンドをマークし、今季6回目のトリプルダブルを記録した。
ボックススコア:「NBA」