カワイ・レナード、12月9日のサンズ戦で復帰か?
ついにサンアントニオ・スパーズのカワイ・レナードが、今週中にカムバックするかもしれない。
チームからの正式な発表はまだだが、『San Antonio Express-News』のJabari Young記者がリーグ関係者から得たという情報によると、レナードは現地7日に復帰に向けた最終ワークアウトに参加した模様。チームは8日にレナードのコンディションを再評価し、もし何も問題がなく、レナード自身もプレイできると感じれば、現地9日に行われるフェニックス・サンズとのロードゲームでシーズンデビューを飾る予定だという。
先月末に復帰したばかりのトニー・パーカーによれば、レナードは数週間前から、パーカーやティム・ダンカン、マット・ボナーらと一緒に5対5のワークアウトを行っていたらしく、その時点でレナードの仕上がりは良好だったとのこと。
レナードが開幕から離脱していた今季スパーズは、ラマーカス・オルドリッジが移籍後最多となる22.6得点を平均してオフェンスを牽引してきた。エースの復帰にあたり、一つの大きな課題は、ボールタッチの回数が減ると予想されるオルドリッジが今のリズムを維持できるかどうかだが、本人はコーチングスタッフに信頼を置いて前向きに考えているようだ。
「僕たちの目標は優勝。そこに到達するには、チームの全員が良い状態で、自分らしいプレイをしなければならない。僕自身も、レナードが戻ってきてからも高いレベルでプレイし続けたいね。彼が自分らしくプレイしてくれれば、それだけでチームはずっと良くなる」
「そして僕自身も自分らしいプレイを続けるつもりだ。ポップ(グレッグ・ポポビッチHC)やコーチングスタッフが上手くやってくれると思っている。もちろん僕はコーチングスタッフの一人ではないし、そのことについては考えないようにしている。ただ過去にもチームは解決策を見いだしてきた。マイアミのビッグスリーもそうだし、ゴールデンステイトも同じ。2~3人の支配的な選手が共存するのは難しいことじゃない。だからレナードが戻ってくることで、僕はイージーショットのチャンスが増えるだろうし、それは彼にとっても同じだと思う。上手く機能するはずだ」
– ラマーカス・オルドリッジ
参考記事:「San Antonio Express-News」