カワイ・レナードが1カ月ぶりの復帰で先発出場、LACの勝利に貢献
NBAでは現地11月17日、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが本拠地で行われたデトロイト・ピストンズとの試合でついに戦線復帰した。
10月23日から約4週間ぶりの復帰戦となったこの日のレナード。今シーズン初の先発出場でフィールドゴール8本中2本(スリー3本すべて失敗)から6得点と、シューティング面でブランクの影響がみられたが、その一方で5リバウンド/4アシストをマークするなどチームの96-91での勝利に貢献。+/-では、25分のプレイタイムでゲーム最多の+26点を記録している。
▼序盤にはさっそく得意のミッドレンジ・フェイダウェイ
もともとレナードは、2021年ウェスト準決勝第4戦で前十字靭帯損傷の怪我を負い、翌2021-22シーズンを全休。長期のリハビリの末に、今季開幕には間に合ったが、ベンチから最初の2試合を出場した後に膝に違和感を覚えたらしく再び戦線離脱。4週間の休養期間を経て、ようやくフロアに戻ってきた。
レナードは試合後、記者会見で自身のコンディションについて言及。「皆は1年で終わると思っているようだけど、ACL断裂からの復帰プロセスには2年必要。(完全復活するまで)長期戦になるよ」とコメントした。
「リハビリのプロセスにおいて今はイージーなパート。フロアに立ってプレイできるところまできたからね。でも昨季はそうじゃなかった。僕にできたのは膝の修復とフィジカルの強化のみ。どうしてもフロアに立てないという事実がきつかった。だから、ここに来るまでに一生懸命努力したよ。今後も長い戦いになるだろうけど、僕は戦い続けるしかない」
– カワイ・レナード
勝利したクリッパーズはレナードの他、レジー・ジャクソンがチームハイ23得点、ポール・ジョージとマーカス・モリスがそれぞれ16得点で奮闘。今季成績を、ウェスト9位の9勝7敗とした。
ボックススコア:「NBA」