カワイ・レナードがクリッパーズと4年1億7630万ドルで再契約
ロサンゼルス・クリッパーズが現地8月12日、オプション破棄でFAとなっていたフランチャイズスターのカワイ・レナードと再契約を結んだことを正式に発表した。
チームから契約内容の詳細は公表されていないが、ESPNによると、レナードの新契約は4年/1億7630万ドルのマックス。契約最終年の2024-25シーズンがプレイヤーオプションだという。
レナードが今夏にプレイヤーオプションを破棄した時点で、クリッパーズとの再契約は確実視されていたが、4年の長期契約を選んだのは正直驚き。
もしレナードが今夏に1+1の2年契約(2年目がプレイヤーオプション)を結び、来夏に再びオプション破棄でFAとなっていれば、バード権利がフルで適用されるため、5年/2億5000万ドルに近いスーパーマックス契約も可能となっていた。
なおクリッパーズは、昨年12月にポール・ジョージと4年/1億9000万ドルの延長契約を結んだ。これで少なくとも2023-24シーズンいっぱいまでレナード&ジョージのスターデュオ体制を維持できる。
昨季のレナードは、レギュラーシーズン52試合の出場で24.8得点、6.5リバウンド、5.2アシスト(キャリアハイ)を平均し、2021オールNBAファースト・チームに選出。プレイオフでは11試合で30.4得点、7.7リバウンド、4.4アシスト、2.1スティール、FG成功率57.3%を平均と快進撃を見せていたが、ユタ・ジャズとのウェスト準決勝第4戦で右ひざを故障して戦線離脱することとなった。
▼レナードのキャリアハイライト
レナードは、7月半ばに右ひざ前十字靭帯の部分断裂を修復する手術を受けた。復帰時期は未定で、今季レギュラーシーズンの大部分を欠場する可能性もある。
今オフのクリッパーズはレナードの他、ニコラス・バトゥーム、レジー・ジャクソンの2選手とも再契約。昨季コアメンバーの維持に成功し、さらにジャスティス・ウィンズロウをFAで獲得した。
参考記事:「ESPN」