デイミアン・リラードがキャリア初欠場、連続出場記録が275試合でストップ
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、左足の足底筋膜炎により現地21日に行われたアトランタ・ホークス戦を欠場。2012年10月のNBA公式デビュー戦から続いていたレギュラーシーズン275試合の連続出場記録が途絶えた。
報道によると、リラードは3週間ほど前から踵に痛みを感じていたらしく、現地20日のマイアミ・ヒート戦で怪我が悪化したとのこと。数試合の休養で回復するだろうと本人はみている。
「(キャリア初の欠場について)少しも感情的にはならなかったよ。長引かせるべきものじゃないということは理解しているし、現状よりも問題を悪化させたくないからね。だから今のうちに対処するのが最も懸命だと考えたんだ」
– デイミアン・リラード
▼20日ヒート戦、32得点/9アシスト
リラードの275試合連続出場は、元ブレイザーズのクリフォード・ロビンソン(461試合)に次ぐ球団最長2位記録。現在継続中のレギュラーシーズン連続出場数では、クリッパーズのデアンドレ・ジョーダンとキャブスのトリスタン・トンプソンに続いて3番目に長かった。
▼現役プレーヤーの連続出場記録
試合数 | 出場時間 (キャリア平均) |
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デアンドレ・ジョーダン | 351 | 26.5分 |
トリスタン・トンプソン | 313 | 28.5分 |
デイミアン・リラード | 275 | 36.7分 |
ジェフ・グリーン | 270 | 32.4分 |
上記でデアンドレ・ジョーダン、トリスタン・トンプソン、ジェフ・グリーンは記録継続中。なおグリーンは、セルティックスからグリズリーズにトレード移籍した際のスケジュール関係で、昨季78試合しかプレーしていない。またレイカーズのブランドン・バスは、昨季終了時点でトンプソンに次ぐ3位の連続出場記録を持っていたが、今季開幕6試合目で欠場したため285試合でストップした。
歴代NBAの連続出場記録は、「鉄人」と呼ばれた元レイカーズのA.C.グリーンが持つ1192試合。グリーンはキャリア16シーズンでわずか3試合しか欠場しておらず(通算1278試合出場)、それも怪我が理由ではなく、ヘッドコーチの判断だったという。
Thumbnail via Damian Lillard/Instagram
参考記事:「The Oregonian」