ダラス・マーベリックスが127-59の68点差でホーネッツに圧勝
NBAではほぼ前例のないレベルのワンサイドゲームだ。
現地13日、ダラス・マーベリックスとシャーロット・ホーネッツがスペクトラム・センターでプレシーズンマッチを対戦。マブスが127-59のダブルスコアでホーネッツを撃破し、今季プレシーズン成績を3勝0敗とした。
第1Q終了時で7点差だったこの日の試合は、マブスが第2Q開始から12連続得点をあげて完全に主導権を掌握。第2Q以降の3ピリオドを103-42で上回り、第4Q残り1分にはリードを最大で70点に広げている。
▼第2序盤にチームを勢い付けたジョシュ・グリーンの豪快なダンク
プレシーズンゲームのためNBA公式記録には残らないが、この試合でマブスが達成した68点差での勝利は、1991年12月17日に148-80でマイアミ・ヒートを下したクリーブランド・キャバリアーズと並んで、歴代最大得点差での勝利となる。
この日のマブスは、ティム・ハーダウェイJr.がゲームハイの20得点をマークした他、クリスタプス・ポルジンギスがFG10本中7本成功の17得点、ルカ・ドンチッチが10得点/8アシストで活躍。3ポイントショットやファストブレイク得点で大きくホーネッツを上回った。
今オフのマブスは、ルカ・ドンチッチとマックスでの延長契約、ティム・ハーダウェイJr./ボバン・マリヤノヴィッチと再契約した他、レジー・ブロックとスターリング・ブラウンをFAで獲得。昨季のコアを維持しつつ、シューティングの強化に成功した。
今季のウェスタンカンファレンスでは、カワイ・レナード(クリッパーズ)やジャマール・マレー(ナゲッツ)ら、トップチームの主力がレギュラーシーズンの大半を欠場する見込み。もしクリスタプス・ポルジンギスが2020年バブルでのパフォーマンスを取り戻せるなら、マブスはカンファレンス上位シードを狙えるチームになるかもしれない。
ボックススコア:「NBA」