ドノバン・ミッチェルが年間スリー成功数で歴代ルーキー1位に
ユタ・ジャズの勢いが止まらない。
ジャズは現地10日、本拠地のビビント・スマートホーム・アリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとの試合で、1度も相手にリードを譲ることなく119-79で完全勝利。連勝を6に伸ばして今季成績を48勝33敗とし、ウェスト3位のポートランド・トレイルブレイザーズに並んだ。
この日の試合では、ドノバン・ミッチェルが5本中4本のスリーを決めてチーム最多の22得点をマーク。年間通算スリー成功数で186本に到達し、2012-13シーズンのデイミアン・リラードの記録(185本)を抜いて、歴代ルーキーの最多記録を樹立した。
▼ルーキーのシーズン3P成功数ランキング
プレイヤー | 3P | シーズン |
ドノバン・ミッチェル | 186 | 2017-18 |
デイミアン・リラード | 185 | 2012-13 |
ステフィン・カリー | 166 | 2009-10 |
ルディ・フェルナンデス | 159 | 2008-09 |
カイル・クーズマ | 159 | 2017-18 |
今季のミッチェルは78試合で20.5得点を平均している。シーズンの半分以上をプレイした新人が20得点以上を平均するのは、2010-11のブレイク・グリフィン以来7年ぶり。またESPNによると、46勝以上あげたチームでルーキーが得点リーダーとなるのは、1989-90シーズンのデイビッド・ロビンソン(スパーズ)以来初だという。
もしジャズがブレイザーズとのシーズン最終戦に勝利すれば3位シード確定だ。
シーズン最後の試合をものにできなかったウォリアーズは、クレイ・トンプソンが23得点を獲得。スティーブ・カーHCが就任した2014-15以降で40点差での惨敗を喫したのは、この日が初めてとなる。
ウォリアーズは今季ラスト10試合で4勝6敗と失速気味で、カリーの復帰時期も未定。さすがにプレイオフ第1ラウンドで敗退することはなさそうだが、全カンファレンスシリーズをスイープで勝ち上がった昨季とは真逆で、かなり厳しい戦いになりそうだ。ただ第1ラウンドでサンダーとの衝突を避けられそうなのが大きい。
ボックススコア:「NBA」