ウェストブルックがキングス戦で決勝ブザービーター
ラッセル・ウェストブルックがブザービータースリーで再びチームを救った。
107-107の同点で迎えた現地22日サクラメント・キングス対オクラホマシティ・サンダー戦の第4Q残り1秒、ダブルスクリーンでフリーになったウェストブルックは、ポール・ジョージからのインバウンドパスをトップ・オブ・ザ・キーで受け取り、ややバランスを崩しながら瞬時にスリーをリリース。この日は5本すべてのスリーに失敗と、シューティングが不調気味だったウェストブルックだが、さすがの勝負強さで終了のブザーと同時に決勝弾を見事成功させた。
この日のサンダーは、第1Qだけで44得点、14アシストを記録する好スタートを切るも、キングスに第2~第3Qを69-41でアウトスコアされ、最終ピリオド開始直後で7点ビハインドに陥った。下位チーム相手にオールスターブレイク明けの初戦から危うく大逆転負けを喫するところだったが、第4Qは守備を固めてキングスのピリオド得点を17点に抑えて乗り切った。
シーズン34勝26敗となったサンダーは、ウェストブルックが17得点、15リバウンド、11アシストのトリプルダブル、ポール・ジョージが26得点、8アシストをマーク。何とか勝利を手に出来たものの、ゲーム中盤での守備の崩壊ぶりはやはり気になるところだ。今季序盤はリーグトップクラスのディフェンス力を見せていたサンダーだが、アンドレ・ロバーソン不在時は守備効率が大きく低下しており、ロバーソンが1月27日に負傷離脱して以降は、11試合中10試合で相手チームに100点以上を許している。
ボックススコア:「NBA」