ザイオン・ウィリアムソンがプレシーズン2戦目で29得点の大暴れ
プレシーズンの2試合を見ただけでこんなことを言うのは時期尚早だと思うが、ザイオン・ウィリアムソンは周囲の期待を大きく上回るルーキーシーズンを送る予感がする。
2019年ドラフト1位指名のウィリアムソンは現地9日、ユナイテッドセンターで行われたシカゴ・ブルズ対ニューオリンズ・ペリカンズのプレシーズンゲームに先発PFとして出場。27分のプレイタイムで13本中12本のフィールドゴールを成功させ、29得点、4リバウンド、4アシストをマークする支配的なパフォーマンスを見せた。
▼ウィリアムソンのプロ2戦目
ウィリアムソンがリムを攻める度に、敵地にもかかわらず観客席からは歓声。新人選手がこれだけ注目を浴びるのはいつ以来だろう?
希代の身体能力と爆発力を持ちながら、それでいて暴走することなく、ボディーバランスも抜群。そのサイズとパワーに似つかわしくないほど、ボールハンドルやパスセンスといったスキルレベルも高い。5年後にどんな怪物になっているのか将来が楽しみすぎる逸材だ。
なおこの日のウィリアムソンは第3Qでベンチにチェックアウト。その時点でブルズが20点リードを保持していたが、そこからペリカンズはベンチユニットが41-18で第4Qアウトスコアし、大逆転勝利を手にした。
敗れたブルズは、ザック・ラビーンが28得点を記録している。
ボックススコア:「NBA」