デリック・ローズ、キャブスと1年契約へ
現地24日、2011年MVPのデリック・ローズがクリーブランド・キャバリアーズに加入することに合意した。
契約内容は公表されていないが、ESPNによれば1年/210万ドルのベテランミニマムサラリーになる模様。ローズは24日の夜にキャブス新GMのコービー・アルトマンと会い、25日に正式に契約を結ぶ予定だとされている。
▼レブロンもローズ加入を歓迎
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ライバルのウォリアーズが主力(カリー/KD/イグダーラ/リビングストン)との再契約に加え、ニック・ヤングやオムリ・カスピをFAで獲得と、連覇に向けて着々と準備を進める中、今夏のキャブスはカイル・コーバーの残留、ホセ・カルデロンとジェフ・グリーンの加入が決まったくらいでほとんどロスターを強化できていなかった。それどころか、最近になってカイリー・アービングがトレードを望んでいるという噂が飛び出し、チームの今後がやや不透明になりつつあった。
昨季のローズは2011-12シーズン以降で自己ベストとなる18.0得点を平均。レブロンをシューターで囲む陣形が最大の武器の一つであるキャブスのシステムに、スリーが特に苦手なローズ(キャリア3P成功率29.8%)が上手くフィットできるかどうかは疑問だが、キャップスペースにまったく余裕のないキャブスにとって、ローズクラスのガードをミニマムで獲得できたのは大きい。セカンドユニットの得点源/プレイメーカーを立派に務められるはずだし、もしアービングのトレードが実現することになれば、さらに重要な役割を任されるようになるだろう。
▼Dローズ、2016-17ハイライト
参考記事:「ESPN」