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キャブス ペイサーズ トレード
2022 2 8

キャブスがトレードで戦力補強、ルビオとドラフト指名権放出でペイサーズのレバート獲得

キャブス, ペイサーズ 0

NBAでは現地2月5日、クリーブランド・キャバリアーズとインディアナ・ペイサーズの間でトレードが成立。キャブスは戦線離脱中のリッキー・ルビオとドラフト指名権2つを放出し、ペイサーズからガードのキャリス・レバートを獲得する。

トレードの詳細は以下の通り:

  • キャブス獲得:キャリス・レバート、2022年ドラフト2巡目指名権(ヒート経由)
  • ペイサーズ獲得:リッキー・ルビオ、2022年ドラフト1巡目指名権(保護付き)、2022年ドラフト2巡目指名権(ロケッツ経由)、2027年ドラフト2巡目指名権(ジャズ経由)

キャブスは今回のトレードにより、コリン・セクストンやリッキー・ルビオの負傷離脱で手薄となっていたガードデプスを強化することに成功。そのために費やしたアセットは最小限で、ペイサーズに譲渡した自軍の2022年ドラフト1巡目指名権はロッタリー保護(上位14位)付きだ。

レバートは今季39試合で18.7得点、3.8リバウンド、4.4アシストを平均。3ポイントショットとプレイメイクが安定しない部分はあるものの、オンボールでの得点力の高いコンボガードで、さらに守備面で相手のフォワードにスイッチできるサイズもある。

2月4日のブルズ戦では、シーズンハイ42得点をあげる大活躍を見せたばかりだった。

https://twitter.com/NBA/status/1489805883903258626

なお今回のトレードが最初に伝えられたのは、同日に行われたキャブス対ペイサーズ戦のティップオフ約90分前。その頃には、すでにレバートはペイサーズの一員としてキャブスのアリーナ入りしていたが、試合を欠場することとなった。

試合は、キャブスが第3Q終盤の10点ビハインドから逆転勝利。特にケビン・ラブ、セディ・オスマン、ラジョン・ロンドを中心としたセカンドユニットが第4Q開始から19-0のランを展開して一気にゲームをひっくり返した。

The @cavs overcame a 20-point deficit with some excellent play in the 4th quarter, including a 22-3 run and 18 points by Cedi Osman! #LetEmKnow@cediosman: 22 PTS, 5 AST, 4 3PM@kevinlove: 19 PTS, 7 REB, 5 AST, 2 STL pic.twitter.com/z8HWputU5O

— NBA (@NBA) February 7, 2022

今季キャブスは現地2月6日の時点で33勝21敗のイースト4位。まだオールスターブレイク前ながら、すでに昨季の勝ち星(22勝50敗)を大幅に上回っており、平均得失点差ではイースト首位の+4.4を記録している。

7フッターの3選手を先発起用する“ビッグ・ラインアップ”を、ダリアス・ガーランド(オールスター初選出!)が指揮する形で大躍進を遂げたキャブス。今季NBAのサプライズチームの一つであり、レブロン・ジェームズ退団から4年目でようやくチームの新たな“アイデンティティ”を確立させた。

レバートは現在27歳で、キャブスコアとの年齢も近く、契約も来季いっぱいまで続く。センターのジャレット・アレンとはネッツ時代のチームメイトであり、2人のオンコートでの相性は抜群だった。

再建への第一歩

一方で、低迷中のペイサーズは再建に向けて舵を切った。

レバートの放出で、ロッタリー保護付きながらキャブスの今夏ドラフト1巡目指名権を獲得。さらに保持していたヒート経由の2巡目指名権をロケッツ経由にスワップすることで、2022年ドラフト2巡目での指名順位を大きく上げた。今夏キャブスの1巡目は全体20位~25位、ロケッツ経由の2巡目は全体31位~34位あたりに落ち着くだろう。

なおペイサーズが獲得したルビオは、左ひざの前十字靭帯断裂によりすでに残りシーズン全休が確定。しかも契約が今季いっぱいで終了なので、来季以降にチームのキャップスペースを圧迫することもない。

今回のトレードは、両チームにとってウィンウィンだと思う。キャブスは最小限のアセット放出でシーズン終盤戦もしくはプレイオフに向けた戦力補強に成功し、ペイサーズはレバートと決別することでドラフトアセットとキャップスペースの柔軟性を手に入れた。

現地メディアによれば、ペイサーズはここからさらに再建を加速させる見込み。ドマンタス・サボニスやマイルズ・ターナーといった有力選手が今季トレードデッドラインまでに動かされるのかどうかに注目だ。

参考記事:「NBA」

ひざ負傷から復帰のレブロンがトリプルダブル、デイビスも好調のレイカーズがニックスにOTで勝利 デジャンテ・マレーとラメロ・ボールが代替選手としてオールスター初出場決定

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