ニックスのR.フェルトン、拳銃の不法所持で逮捕
ニューヨーク・ニックスの散々なシーズンにさらなる追い討ち…。
ニューヨーク市警察は25日、銃器の不法所持などの罪でポイントガードのレイモンド・フェルトンを逮捕したと発表した。複数のメディアが報じている。
報道によると、フェルトンは未登録のベルギー製自動拳銃「FN Five-seveN(ファイブセブン)」を銃弾が装填された状態で保管していた疑い。現在別居中の妻アリアーヌ・レイモンド=フェルトンさん(ラストネームがレイモンド=フェルトン)が問題の拳銃を警察に提出し、相談したことで事件が発覚。フェルトンは自ら警察署に出頭し、事情聴取に応じた。
警察の発表によると、フェルトンはこれまでに4回、最近では2月14日に、妻と口論になった際に拳銃を振り回していたとされている。
事件の報道後、何者かがいたずらで「FN Five-seveN」のWikipediaページを改ざんしたため、「拳銃の主な使用者(User)」の欄には 米シークレットサービスやSWATチームらと並び、フェルトンの名前が一時記載されていた(現在は修正済み)。
フェルトンは、第二級、第三級および第四級の銃違法所持の罪で起訴される見通し。もしすべての罪で有罪判決を受ければ、最大で23年の禁固刑が課される可能性があるという(第二級で15年、第三級で7年、第四級で1年)。
今のところニックスは事件に関するコメントを控えている。ネッツのデロン・ウィリアムスはフェルトン逮捕について、「僕は26州で銃のライセンスを持っているが、ニューヨーク市には絶対に拳銃を持ちこまない。そんな馬鹿な真似はしない」とコメントした。
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参考記事:「Yahoo!Sports」