ジャマール・マレーとSGAが2020年カナダ代表チーム参加を表明
2020年に開催される東京五輪の男子バスケットボールでは、カナダがメダル獲得の有力候補になるかもしれない。
現地26日、 デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが2020年のカナダ代表チームに参加することをTwitterで表明した。
「母国のためにプレイすることは僕にとって常に誇り。だからこの夏はリーダーシップの役割と共にカナダ・バスケットボールにコミットしたいと思う。カナダ代表がオリンピックへの予選を勝ち抜き、世界最高峰のステージで戦うために、僕は自分の役目を果たしたい」
マレーのインターナショナルキャリアとしては、2015年のパンナム・ゲームズにカナダ代表として出場し、16得点を平均。カナダの銀メダル獲得に貢献した。
マレーのツイートから数時間後、今度はオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(SGA)が同じく代表チーム参加を宣言する。
「母国を代表してプレイし続けたい。僕は自分自身とそう約束している。ブラザーのジャマール・マレーが代表入りを表明したように、僕もチームに参加してカナダが東京へと進むために全力を尽くそうと思う」
マレーとSGAはリーグ屈指のスーパースターというわけではないが、どのNBAチームでも先発もしくはシックスマンを務められる実力を持った選手。どちらも将来的にオールスターになれるポテンシャルを秘めた有望な若手ガードだ。
この2人がタッグを組めば、カナダは世界トップクラスのバックコート戦力を有することになる。
今年9月に中国で開催されたFIBAワールドカップ2019に出場したカナダだが、チームUSAと同じくベストメンバーとは程遠いロスターで、NBAからの参加者はコリー・ジョセフとケム・バーチの2選手のみ。1次ラウンドで敗退し、最終順位が21位に終わったため、東京オリンピックへの出場権を得られなかった。
カナダ出身のNBA選手はマレーとSGAの他にも、アンドリュー・ウィギンスやトリスタン・トンプソン、ケリー・オリニク、ドワイト・パウエル、トレイ・ライルズ、RJ・バレットらがいる。もしこの全員が代表チームに参加すれば、面白いロスターになりそうだ。
参考記事:「NBA」